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【図解1833,1834】伝え方を学んでも「内容への敬意」は忘れずに

【マトリックス型】プレゼンや資料作成、文章法などの「伝え方」を学ぶと、自分が受け手の時もつい伝え方ばかりに目が行き、伝え方がイマイチなものはそれだけで拒否反応を示しがち。

でも、その場での自分は「伝え手」でも「フィードバックを依頼された人」でもなくただの「受け手」。もし伝え方がイマイチだと感じても、意識的に内容に集中しよう。

伝え方を学んでも、内容への敬意は忘れずに。


「伝え方を学んだ人の落とし穴」について図解したものです。

プレゼンや資料作成、そして日常のコミュニケーションまで、「伝え方」というのは物事の価値や自分の意図を伝えるのに重要なものです。

なので、伝え方を学ぶことそれ自体はすばらしいことですし、また伝え方を学んでいる方の多くは伝え方について真摯なように思います。

ただ、伝え方を学んだ人は自分が伝え方について常日頃考えて工夫しているからこそ、自分が受け手(プレゼンを受ける側や講義の受講者)になった時も無意識に「伝え手モード」になってしまい、伝え方のアラが気になって内容が頭に入らない、極端な場合には伝え手を軽んじてしまう場合があるように思います。

何を隠そう、私にもそういう時期がありました

しかし、「伝え手」にとって大事なことが「相手に価値や意図を伝え、"伝え手の"目的を達成する」なら、受け手にとって大事なことは「価値を受け取り、"受け手の"目的を達成する」ことです。

そして「価値や意図を受け取る」という切り口で見ると「伝え方を評価する」ことの重要性は低く、ある程度の労力はかかっても内容を受け取ることに集中するほうが自分の目的にかなっていると言えるでしょう。

文章にするとあまりにも当たり前すぎる話ですが、私自身この落とし穴に今でもたまにはまりそうになりますし、また同様の落とし穴にはまっていると思われる人も複数見てきました。

「伝える」という行為は仕事や日常で幅広く行われており、自分が受け手になる機会も数多くあります。

これはつまり、それだけ多くこの「落とし穴」があるということです。

「伝え方を学んでも内容への敬意を忘れない」、ぜひみなさんも心に留めておいてくださいね。

ここでは私の興味に合わせて「伝え方」と書きましたが、同じことは「創作における表現全般」についても当てはまると思うので、ぜひ「ご自身の創作表現」に置き換えて考えてみてください


●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例

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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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