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【図解984,985】感じるのは選べないが、「口に出すか」は選べる
【プロセス型】相手に対してネガティブな感情を抱いた時、根本である感情そのものを感じないようにするのは難しい。
しかし、感情を口や態度にできるだけ出さないことで、相手を傷つけないようにすることはできる。
感じることは選べなくても、口に出すかは選べる。口に出す場合も、少なくとも言い方には気を配ろう。
【サイクル型】また、傷つく言葉を投げつけられた相手は反撃をしてくることが多く、その反撃で傷ついた自分もさらに相手に対して反撃をする負の連鎖になる。
心ない言葉は一度口に出したら戦争になる。もし口に出してしまったら、連鎖が大きくなる前にきちんと謝ろう。
感情と行動について考えていた時に思いついた図解です。
ネガティブな感情自体を感じずに済むならそれに越したことはないのですが、自分の余裕などその時々の状況も絡んで来るので、実際にはなかなか難しいものです。
しかし、感じた後に「口に出すかどうか」については基本的には自分で選ぶことができるため、この部分で足を止めて「本当に口に出していいことか?」考えるのが現実的なように思います。
2枚目は、賭博黙示録カイジというマンガで主人公がバイト先のコンビニでお金を盗んだと疑われた際に発した「口に出したら戦争」という言葉を図解にしたものです(実際には他の人が盗んでいて冤罪でしたが、これがきっかけで主人公はバイト先をやめてしまいます)。
「戦争」という言葉はやや極端にしても、お互い感情が高ぶっているとなかなかブレーキを踏みにくいのは事実。
1枚目の図解のようにまず口に出さないことを心がけ、負の循環に入らないようにするのが重要だと感じたのであわせてご紹介しました。
私自身も、noteでは色々エラそうなことを書いていますが、現実ではネガティブな感情を感じることはあります。
ただ、もし感じても図解のように少なくとも「口には出さない」ように気をつけています。
長年連れ添った妻には表情と雰囲気で割と簡単に看破されてしまうことも多いですが汗
また私の場合は「負の感情を感じた自分」に対して「なぜこんなことを考えてしまうんだ……」落ち込んでしまうこともしばしばあります。
自分の気持ちの落ち込みを減らす意味でも「発言や行動に目を向ける」、言い換えれば「自分でコントロールしやすい発言や行動がOKなら良しとする」のはちょうどいい線引きだと考えています。
つい感情に任せて口を開いてしまいそうなときや抱いた感情について自分を責めてしまった時、「口に出すかは自分で選べる」ことをぜひ思い出してくださいね。
この図解のアナロジー(似ている点をもとにして他の事を推測すること)としては「馬鹿なことを考えても、馬鹿な行いをしなければ馬鹿ではない(二宮翁夜話)」などが考えられます
●関連note
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