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【図解1148】「心に素通しする時間」を持つ

20210124心に素通しする時間を持つ

特殊型】言語化はコミュニケーションや自分の思いを形にするのにとても役立つ反面、言葉というフィルターを通すことで失われるものもある。

時には見たものや感じたものを言葉にせず、そのまま心に素通しする時間を持とう。



最近いつも汲々(きゅうきゅう)として余裕がなく、心が休まらなかったのですが、その理由を考えていて思い付いた図解です。

できるだけ景色などに意識的に目を向けるようにはしているのですが、そこで感じたことを良くも悪くも言語化して「頭でしか感じていない」状況が慢性化していたのが原因だったようです。

ここでの言語化は目の前のことの分析も、自分の気持ちの言語化も両方含みます

言語化にはもやもやしていたことがはっきりしたり他の人に伝えやすくなる面などいい面も多いですが、反面「頭」が介在することで失われてしまうものもあるように感じました。

下の図解は考え事をテーマにしたものですが「目の前のものではなく、頭の中にあるもの(今回は「言語化したもの」)だけに意識が向いてしまい、目の前のものを楽しめない」という点で今回の図解と共通点があるように感じました。

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参考:【図解397】考え事か、目の前の景色か


目の前の景色をしっかり見つつ、頭では加工せずただそのまま心に写し込む。

そういう時間があると、人生をより感じやすく、また肩の力を抜いて生きることができるように思いました。


この図解の応用例

今回の図解の考え方は視覚以外の感覚(聴覚、嗅覚、味覚、触覚)にも活用できます。また「余計な手間をかけず、そのままを大事にする」と抽象化すると

・気持ちと口に出す言葉(口に出すことでかえって浅くなることも)
・調味料(使い方が不適切だとせっかくの素材の味を損なってしまうこともある)

などにも応用できそうです。



●関連note


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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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