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【みんこず13・図解2138~2142】「早起きは三文の徳」を図解してみよう(11/3図解追加)

みんなでことわざを図解して楽しむ「みんなでことわざ図解」(略称:みんこず)、第13回のお題は「早起きは三文の徳」です。ぜひ挑戦してみてくださいね!(目次の【みんなの図解】を選ぶと追加分へジャンプできます)

なお、今回のお題はあすず✍️枝葉ではなく「幹」を描く人さんにリクエストを頂きました。あすずさん、ありがとうございます!


「みんなでことわざ図解」って何?

「みんなでことわざ図解」とは「お題のことわざを参加者みんなで図解し、それを紹介する」ものです。

以前から「インターネット上に、気軽に図解を練習できる場所があるといいな」と思っていたので、自分でやってみることにしました。

「みんなでことわざ図解」は

  • 手を動かして図解の練習ができる

  • 図解化を通して自分視点でのことわざの理解が深まる

  • 他の人の図解を見てことわざを多面的にとらえられる+図解の表現の参考になる

という"一粒で三度美味しい"ものになっています。

図解に「正解」はありません。自分なりに考えることでことわざの理解も深まるので、ぜひ気軽に参加してみてくださいね!


【今回のお題】早起きは三文の徳

今回のお題は「早起きは三文の徳」です。

早起きは三文の徳
朝早く起きるとなにかしらいい事があるということ。「徳」は「得」と同じ。

出典:故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン「早起きは三文の徳とは

説明文がシンプルなので、その分想像をふくらませる余地が大きいお題です。

朝のひとり時間を有効活用できるのはもちろん、早朝のすがすがしい空気を感じられるのはそれだけでも「いいこと」と言えそうですね。他にも色々と「なにかしらいい事」を考えてみるのも楽しそうです。

ヒントも適宜活用しながら、ぜひ挑戦してみてくださいね!


参加方法

参加する方は「#みんなでことわざ図解」のハッシュタグをつけて図解を投稿してください。本記事の「みんなの図解」でご紹介させていただきます(投稿note内にこのnoteのリンクを貼り付けていただくとより確実です)。

なお、図解を投稿する際は下の1+2の表示をお願いします。

  1. 図解内に出典として上記サイトを表示(下記画像参照)

  2. 投稿するページに出典としてことわざページへのリンクを表示

出典の記入例
出典:故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン「早起きは三文の徳とは」(https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/994.php)

上の文章を図解の下部(1.)と投稿ページ内(2.)に貼り付けてください(図解内での文字サイズは10pt程度の小さい文字でOKです)

今回の投稿期限は10/26(土)です(それ以降でも投稿いただいた図解は適宜ご紹介します)。

図解に慣れるコツは、なんといっても「自分の頭で考えて手を動かす」ことです。図解に”正解”はありません。ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね!


ヒント

早起きは三文の徳
朝早く起きるとなにかしらいい事があるということ。「徳」は「得」と同じ。

この説明文のキーワードは「早起き」と「なにかしらいい事」と言えそうです。

「早起き」をメインにするなら時間の要素があるので時間を1本の線で表す線表・タイムライン型、「なにかしらいい事」をメインにするなら「早起きあり・なし」を表型で比較する、などが相性が良さそうです。

なおヒントはあくまでも考え方の一例で「正解」はないので、発想をふくらませて他の表現にもぜひ挑戦してみてくださいね!


【みんなの図解】(11/3追加)

今回はあんぱんだ | 視える化推進エンジニアさん、こばこ | 悩みを見える化 図解セッションさん、あすず✍️枝葉ではなく「幹」を描く人さんにご参加いただきました。ありがとうございます!(元noteのリンクは記事末)

元の内容は同じでも図解によって「何が重点的に伝わるか」が違うので、ぜひそこも意識しながら見ていってくださいね。

あんぱんだ | 視える化推進エンジニアさん

図解や「時間の家計簿」で行動・思考を視える化し、時間欠乏マインドをカイゼン、ご自身でも朝活関係の図解を投稿されているあんぱんださんは、グラフ型(面グラフ)の図解を投稿してくださいました。

「同じ 3時間でも、体力が充実した朝の 3時間と、体力が減った夜の 3時間では、充実度が違う、という発想が出発点。充実度を、時間×体力の面積で表現しました。」とのこと。

面グラフは折れ線グラフと比べて塗りつぶしの範囲が大きいので、今回の場合だと「1日の中でどこに比重を置いているか」が重点的に伝わりますね。

「朝方、夜型の自由時間」を囲って補足することで「充実度を、時間×体力の面積で表現」というコンセプトがより伝わりやすくなっています。


こばこ | 悩みを見える化する図解セッション

悩み・課題の見える化ができる図解セッションをされているこばこ | 悩みを見える化 図解セッションさんは、グラフ型(折れ線グラフ)の図解を投稿してくださいました。

「早起きしてやりたいことは、まずはヨガ。大体毎日やるようにしているけど、いつもヨガをする時間は日中なので、朝イチにやると気持ちいいだろうなと思っています。
そしてしっかりと朝ごはん。いつも朝はしっかり食べる派です。
そしてほっと一息コーヒーを飲んで、いつもできていない場所の掃除を楽しくやる。

そうすることで、9時には軽やかに仕事を始めることができる。
こんな感じで軽やかに仕事をはじめることができることだけで、早起きした「徳」を感じられそう。」とのこと。

横軸は「時間」、縦軸は「(おそらく)気分」というシンプルな折れ線グラフで、気分の変化が重点的に伝わります。

また折れ線グラフにアイコンがついており、それぞれの時間にすることをより具体的にイメージできること、折れ線の角度に変化が見られ「起きてから仕事までエンジンがかかっていく様子」が伝わるのがすてきですね。


あすず✍️枝葉ではなく「幹」を描く人

「対話&見える化」のサービスを提供されているあすず✍️枝葉ではなく「幹」を描く人さんは、ベン図型とグラフ型の図解を投稿してくださいました。


ご自身が感じている「早起きのいいこと(3つどころじゃない)」を厳選してみたとのことです。

ベン図型は「3つのいいこと」が、グラフ型はエネルギーの変化が重点的に伝わります。

特にベン図の図解、3つの円がことわざの「3文」と重なるイメージがあり、またあすずさんのいつものオレンジ色が太陽・前向きなイメージでこのことわざのメッセージにもとてもフィットしていると感じました。

また、ベン図、グラフともにあすずさんらしいかわいいイラストがイメージを伝わりやすくしているのもGoodですね!


山田太郎

今回は4種類の表現をしてみました。

線表・タイムライン型

横軸に1日の時間を取り、その下に「早起きなし・あり」での活動時間を違いを表現しました。

この表現では「早起きすると元気に活動できる時間が増えること」が重点的に伝わります。

今回のヒントはこの図解と、2つ下の「表型」を念頭に作成しています


グラフ型

横軸に期間、縦軸に人生の充実度をとったグラフ型。

この図解は横軸が「時間」ではなく「期間」になっているのがポイントで、「早起きは1日1日だけでなく、将来的にも大きなメリットを生む」ことが重点的に伝わります。

「1日のメリット」は線表型の図解で表現しているので、グラフ型では時間軸を伸ばしてみました。1つの内容を様々に図解するのはこういう楽しみ方もできますね


表型

「早起きしない・する」の「明日・1年後・10年後」の違いを表で比較したもの。

この表現だと「それぞれの地点での早起きしない・する」の違いが重点的に伝わります(グラフ型は最終的な結果がより前面に出る)。

表だけだと見た目の違いがわかりにくいため、文字サイズとアイコンで視覚的な変化を補いました。


プロセス型

「早起きする」と「いいことが起きる」の因果関係を、2つの間の情報を補いつつ表現したプロセス型。

この表現だと「『早起き』と『いいこと』のつながり」がより重点的に伝わります。

文字メインですが、早起きのメリットを3つ伝えられているという「数のメリット」もあります。


今回描いた4枚の中では、線表型と表型がお気に入りです。



今回のことわざ図解の分布

今回のお題「早起きは三文の徳」の図解は人数、枚数ともにグラフ型が1番多いという結果でした。

ただ、一口にグラフ型と言ってもグラフの種類(面グラフor折れ線グラフ)や、縦軸や横軸の取り方などそれぞれの個性がでていましたね。

あくまでもただの分布であり、どれが「正解」というわけではありません


図解まとめ(再掲)

あんぱんだ | 視える化推進エンジニアさん
こばこ | 悩みを見える化する図解セッションさん


あすず✍️枝葉ではなく「幹」を描く人さん1,2
山田太郎1~4


あとがき

今回は、あすず✍️枝葉ではなく「幹」を描く人さんのリクエストで「早起きは三文の徳」をお題に取り上げました。

今回はリクエストお題のためうまく図解できるかドキドキしていたのですが、なんとか形にすることができました笑

こうしてリクエストいただくと出題者のわたし自身の刺激にもなっていいですね。あすずさん、リクエストありがとうございました。


また、この企画は「みんなで同じお題を図解する」というのが大きな特徴なので、それがより活きるように今回から「それぞれの図解で重点的に伝わる内容」も紹介文に入れてみました。

noteやお仕事などで「このメッセージをどうやって図解しようかな」と考える時の参考にもなると思うので、ぜひそういう視点でも楽しんでみてくださいね。


今回も学びの多いことわざ図解でした。

あんぱんだ | 視える化推進エンジニアさん、こばこ | 悩みを見える化 図解セッションさん、あすず✍️枝葉ではなく「幹」を描く人さんご参加いただきありがとうございました!


関連リンク(11/3追加)

今回ご参加くださった方々のnoteリンクです。それぞれのnoteには図解の背景や裏話なども書かれているので、ぜひ読んでみてくださいね。


図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例
主催者について→詳細プロフィール


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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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