【図解1009~1011】世界を味わいたければ「散歩」がおすすめ
【グラフ型】早く移動すれば移動するほど、目に見えるものの解像度は下がっていく。
自転車はもちろん、歩く速度でも目に写りはしても「味わう」ほどは見えてはいないもの。
世界を味わいたければゆっくり散歩するのがおすすめ。
【ベン図型】ただゆっくり歩けばいいというものではなく、ゆっくり歩いて「じっくり見る」ことが重要。
ゆっくり歩いてじっくり見ると、「いつもの光景」の中にも発見がある。
自分の移動速度と目に見えるものの解像度(深さ)の関係を図解にしたものです。
現在私は自転車(電動アシスト自転車)で通勤しており、時速15〜20kmくらいのことが多いですが、ほとんど風景のことを覚えていません(通勤経路で見慣れているのもあるでしょうが)。
風景を見たい時はあえてゆっくりこいだり、また本当に目に映るものを味わいたい時は休日にゆっくり歩きながら散歩をしたりします。
グラフの傾きは人それぞれでしょうから、自分なりの「味わいやすい速度」を見つけてみるのも面白いかもしれませんね(ランナーの人とかは早い方が良かったりするのかな?)。
私の場合は普段の歩く速さでも意外と見落としがあり、本当にこの図解のように普段の半分ほどの速さでようやく「味わう」ことができるように感じています。
自分なりの「味わえる早さ」、ぜひ探してみてくださいね。
この図解の応用例
「普段の半分の速度 = 2倍時間をかけた方が味わえる」ということを行動全般に一般化したもの。
「2倍」という数字は感覚的なものです
もちろん正確に時間を測る必要はありませんが、これくらい時間をかけるつもりの方が余白を楽しむ余裕も生まれるように思います。
効率化する=必要な時間ギリギリまで切り詰める、ということなので、効率化すればするほどその行動を味わう余白がなくなるのは考えてみれば当然ですね。
切り詰めて作った時間をまとめて何かを味わう時間にすることはできますが、それはまた別の話
私は健康上の理由でほぼ残業ができないため、業務時間内に仕事が終わるようにタスク管理(集中力の管理含む)や業務のテンプレート化、ショートカットキーの活用などで作業を極力効率化しています(効率化自体が好きというのもありますが)。
ただ、効率化には今回図解にしたような「余白がなくなる = 味わいにくくなる」という側面もあることに気づいたので、今後は「今はスピードを優先する時か、味わう時か」を意識しながら速さを使い分けていこうと思います。
●関連note
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