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【図解1617,1618】「普通」を「多い」に言い換える

【ドーナツ型・グラフ型】「〇〇が普通」という表現は「それを外れると『普通ではない』」という意味合いも裏に含み、「良い・悪い」の価値判断とセットになりやすい。

そのため、意図せず『そうではない(=普通ではない)人』の気持ちを傷つける結果になることがある。

これを「〇〇が多い」に言い換えると、基本的にはただの「数の話」になり、比較的中立的な表現になる。

「普通」はできるだけ「多い」に言い換えたい。


「普通」という言葉の言い換えを考えていて思いついた図解です。

「普通」という言葉の意味は下記の通りで、自分の考えが一般的であることを表現したい時や、相手の意見に賛成する時など、日常でもよく使う表現だと思います。

特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。「今回は普通以上の出来だ」「普通の勤め人」「朝は六時に起きるのが普通だ」「目つきが普通でない」

出典:コトバンク

ただ、上記の当てはまらない場合(普通ではない)のややネガティブなイメージや、私自身が「普通」から外れた人生を送ってきた後ろめたさ(ある種の”普通コンプレックス”)などで、個人的には「普通」という言葉があまり好きではありません。

この言葉自体が良い悪いではなく、個人的な好き嫌いの話です

長いことうまい言い換え表現を思いつかなかったのですが、最近図解のように「○○が多い」という「数の表現」にすると収まりがいいことに気づきました。

「多い・少ない」も多少は「良い・悪い」のニュアンスと重なる部分はありますが、下の図のように「普通」よりはその重なりは少ないように思います。

最近上記の「普通→多い」の言い換えを実践していますが、日常のコミュニケーション上は今のところ支障はありません。

ちょっとした言葉のこだわりではありますが、この方が自分の気分がいいのでこれからも続けていこうと思います。


この図解の応用例

仕事や日常のコミュニケーションでどうも話が食い違う時は、この図解のように「自分と相手の言葉の意味の違い」を意識して確認すると、食い違いの原因に気づきやすくなるでしょう。


●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例


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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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