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【図解1557】気づいた共通点は「深掘り」しよう
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【ベン図型】人に会った時、共通点があると話が盛り上がり、関係も近づきやすいもの。
ただし、共通点はお互いが認識してこそ意味がある。共通点に気づいた後、そこでもう一歩踏み込んで自分からそれを話題にし、深掘りすることが大切。
そうしないと「あそこで話しかけていれば……」とかえって後悔が残る結果になる。
共通点に気づいたら一歩踏み込んで深掘りしよう。
自分の飲み会での経験を元に描いた図解です(ちなみに私は下戸です)。
私はとっさに話すのが苦手なので、飲み会の類はプライベートでは興味があるテーマ(図解など)限定、仕事では歓迎会と送別会程度の参加にしています。
その代わり、参加する時はせっかくなのでできるだけ楽しい時間にしたいので、飲み会前に自分の話題(趣味や最近興味のあること)や相手にする質問などを整理しています。
そのおかげで「あ、この人とは興味が似ている!」と気づくこともあるのですが、そこから一歩踏み込んで深掘りするとっさの勇気が出ず、あとで「〇〇さんに△△のこともっと聞きたかったな〜」となることもしばしばでした。
そこで、私はとっさの対応が苦手なので「共通点を見つける→私も△△しているんですよ。◯◯さんは△△のどんなところが好きなんですか?」というようなパターンの自分への刷り込みの意味で図解にしてみました(下の過去図解の応用ですね)。
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一度お互いが共通点を認識すれば自然と会話のキャッチボールも始まるでしょうし、「まずはお互いの共通点に気づく」ことが大事ということで、次の機会に試してみようと思います。
そう考えると、はじめから共通点があることがわかっている図解お茶会(図解をテーマにおしゃべりする会)は気楽ですね
この図解の応用例
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この図解を「気づいただけでは世界は変わらない」と抽象化すると
傍観者の限界(傍観者=気づいたけど動かない人は状況を変えられない)
(図解→事例)気づいたことについて、状況を変えたければ行動をする(この場合の「行動」は直接的なものだけでなく、発信などの他人に動いてもらう働きかけも含む)
(事例→図解)あまり興味を持てない話題の時、抽象化して共通点を探し、「傍観者」から「当事者」に立場を変えられないか試してみる受けっぱなしの健康診断(健康診断 = 現状把握。結果に応じて生活習慣を改善したり医療機関を受診して初めて状況が変わる)
(図解→事例)健康診断の結果を元に生活習慣を改善し、体重など身近な指標で経過を観察する。紹介状が出ているなら受診する
(事例→図解)とっさに話しかけられなかった時、「今の話題が終わったらさっきの共通点の話題を振ってみよう」と自分の行動を予約する(医療機関の受診予約のイメージ)
などにも応用できそうです。
ことわざ化:気づきの種では腹ふくれぬ
●関連note&マガジン
・図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例
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