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【図解1887】いいと思ったところは「重ねて伝えて」OK

【グラフ型】他人に良さを伝える時、「これは他の人がもう言ってるし、あらためて言うまでもないか」とつい自分にブレーキをかけてしまうことがある。

しかし、言われる側に取ってはいいところは何度言われてもうれしいものだし、また重ねて言ってもらうことで「特にいいところ」がわかるというメリットもある。

いいと思ったところは重ねて伝えてOK。


「相手のいいところは遠慮せず、どんどん重ねて伝えていいよね」ということを図解にしたものです。

ちなみにこの「重ねて伝える」は「他の人が以前伝えた」だけでなく「自分が以前にも伝えたけど、改めて良さを感じたのでもう一度伝える」も含みます。

「相手のいいところを伝える」ことはコミュニケーションの向上や相手のモチベーションアップ、自分の"いいところを見つける目"を磨くなど、様々な効用があります。

ただ、実際には「これはいいところだな……でもこれは他の人がもう言ってたし、あらためて言うまでもないか」と自分で自分にブレーキをかけてしまうことも意外とあるように思います。

そういう時、視点を変えて相手(伝えられる側)の立場になってみると、まず褒められるのは単純にうれしいですし、さらに自分の良さの強弱を客観的に知るヒントにもなる、要は「いいところは何度でも伝えてほしい」と感じることが多いです。

ちなみにいいところを見つけて伝える時は「いいところを見つけるぞ!」と力んでがんばって伝えるよりは、日常の中で「あ、これいいな」と感じたことを素直にそのまま伝えるのが、結局は「心のこもった伝え方」にもなるように思います(関連リンク参照)。


私自身も、「あ、これは〇〇さんがもう言っていたな」と自分で自分にブレーキをかけがちなので、「私もそこに一票」くらいの気軽さで良さを重ねて伝えて行きたいと思っています。

みなさんもぜひ、いいと感じたところは重なっても伝えて上げてくださいね。


この図解の応用例(抽象化と転用)

抽象化

同じものでも、「ある」で満足せずに重ねるとさらに意味が高まる


転用

  • 「できるようになった」で満足せず、さらに回数を重ねて精度を高める(スキル全般)

  • 自分が「いいと言われたところ」の場面別(職場、友人、家庭など)の分布を調べ、偏りがあれば「ある場面での良さの他場面への転用」を検討する。たとえば職場での傾聴力を家庭でも発揮する等。ただしそれぞれの場面の自分の中での位置づけも考慮する(いいところ全般)

  • 「ただの石」も組み合わせて重ねるとアートになる(参考:かねきのぶひろさんのnote)

ことわざ化:重ねは見上げのはじめ(何度も重ねていくことが、見上げるほどの高みの第一歩になる)


●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例

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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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