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【1冊コンサル】上野ナツさん

コンサル依頼者

上野ナツさん
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ブラッシュアップ対象本

現状の悩み

【上野ナツさんの悩み】
出版数:6冊出版。
直近の印税:27→30→30→24(仮)
横展開:ほとんど無し(noteを少し)
悩み:
1冊にかける期間が長くなってきて、外れた時のリスクが大きくなって来ている。ホントは月1万の本を100冊書こうと思っていたけど、今や全然方向性が違う。執筆にかけた時間は以下の通り。
初出版→1ヶ月→2ヶ月→2週間→3ヶ月→4ヶ月
印税以外の収益の柱も作りたいと思いつつ、もともとコンテンツを持っているわけではないので、今から作ろうとすると、執筆がさらに遅れる。
新刊もUdemyの動画講義とかはKindle→LINE特典→もっと学びたければ…で違和感なく横展開できそうだが、学習・制作時間が…
コンテンツ販売は諦めて浅見さんを目指した方がいいのか?
3冊続けて失敗するくらいまで書き続けてみるとか?

本の感想、ブラッシュアップ案

全体的な感想

まずテーマ選定が秀逸です。

投資が好きな人は、お金、資産を増やすのが好きな人

入金力が大切
 ↓
副業しよう
 ↓
オススメの副業紹介

この流れがとてもスムーズで、どんどん本に引き込まれます。
投資界隈にはまだまだ『Kindle出版』を知らない人が多い。
出版後1カ月でもKindleランキング3桁キープはすばらしいですね。

表紙、タイトル

タイトル:言うことありません。
SEO対策も完璧。検索ワードがうまくちりばめられていますね。
需要の少ない『Kindle出版』より
✅FIRE
✅新NISA
✅副業
✅投資
をメインにしている点がとてもウマイと感じます。

表紙:自作とは思えないクオリティ。やはり天才。
もしも「時間を買いたい」というのであれば、外注してもいいかも。

肩書

『個人投資家・作家』という肩書はとても良いですね。
後述しますが、横展開はせずにこのまま書籍を出版していくのがナツさんに合っていると思います。詳しくはのちほど…

はじめに

特に言うことありません。
✅権威性
✅本を書いたきっかけ
✅本のテーマ
すべて揃っています。
お手本のような「はじめに」ですね。

個人的に

短期トレードはせず、バイ&ホールドを続けるなら、大きく差が付く理由は入金力です。

にめちゃくちゃ共感しました。
「はじめに」で読者が共感すれば、続きが読みたくなりますよね。

縦書き or 横書き

ナツさんは基本縦書きでOKだと思います。
テーマ、ターゲットによっては横書きもアリですね。

【横書き】
✅連続スクロールが使える
✅SNSやニュースアプリに慣れている人は読みやすい
✅図、画像が入れやすい(横長が作りやすいので)
✅若い人向け

【縦書き】
✅いわゆる『本』のイメージ
✅商業本は縦書きが多い
✅図、画像が入れにくい
✅紙の本を読む習慣がある人向け

ちなみに僕は横書き派。
余談ですが、「横書きなので☆-1」という厳しいレビューを頂いたことも……。
好みなので、難しい所ですね。

やまだへのレビュー

物語調

物語、対話のスタイル、本当に良いです。
ナツさんの強みはここですね。
しばらくこれで数冊いけると思います。
登場人物を少しずつ結び付けて、過去作品の導線を回収するとよりおもしろいですね。
途中の本から読んだファンは、最初の本から読みたくなります。

本の内容

文章、レイアウト、図、ツッコミどころがありません。
ヒーローズジャーニーを意識された、読者の興味を引きやすい構成。

まず1章でXマネタイズ、2章でWEBライターに疲弊。
3、4章でノウハウ、5章で『思い』を綴り、『ゼロからのスタート』を書いているのも共感を得るポイントだと思います。
この本でさらにファン化が進みますね。

ページ数

287Pと、絶妙なページ数だと思います。
多くなりすぎると読者が飽きるし、少ないと印税が減る。
僕は2時間弱で読み切りましたが、1日~数日で読めてちょうどいいと思います。

執筆に4カ月かかったとのことですが、このままでいいと思います。
おそらく、早く書こうとするとクオリティが下がるでしょう。
ですので、今のペースでこのクオリティを維持して出版し続けていけば、印税はさらに上がっていきます。

Amazon商品紹介ページ

とてもうまい商品紹介ですね。
絶妙に『読者特典』で切れているのが、読者の興味をそそります。
これ、皆さんマネできる良いノウハウです。

Amazon 商品紹介ページ

その他のブラッシュアップ案

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