病院セラピストの現状整理
3月12日に講師をした研修会で「病院と地域の連携」をテーマに講義をしたんだけど、その時に頂いた質問や懇親会でのお話からいろいろ考えることがあってので書いてみたい。
病院セラピストの現状
僕のコラムでたびたび書いているけど、病院のセラピストは2015年の介護保険の改定をそれほど深刻に受け止めていない。
高齢者の地域におけるリハビリテーションの新たな在り方検討会報告書
この報告書でさえ読んでいない。だから「活動と参加」のことも真剣に考えていない。
でも、2016年の診療報酬改定では地域包括ケアもも取り上げられているし、7単位以上のリハビリ制限も現実になる。だけども何の行動もしていない。
しかし、7単位以上の制限がかかると多くの病院は、通所リハ事業所や訪問リハ事業所を新規開設したり、既設の事業所に増員をかけたりすることになると予測している。
そうすると、あっという間に「活動と参加」課題に直面する。
通所や訪問に異動がなるのが嫌だからと言って転職したって同じだ。全国どこも同じ状況なんだからね。
病院セラピストの課題については別の記事にも書いている。
注:このコラムはマガジン「2018年同時改定に向けてリハビリ専門職がすべきこと」に含まれています。200円のお支払いで続きを読むことができますが、マガジンは2000円で販売しています。マガジンにはどんどん記事を追加しますので、単品でご購入するよりはマガジン購入の方がお得です。
働く場所についての考え方
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