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カンディンスキーに見えていたもの

球体の上に鋭角三角形があることによって引き起こされる衝撃は、ミケランジェロの《アダムの創造》に描かれた紙とアダムの出会いが生み出す衝撃に匹敵する。(カンディンスキー)

それはいくぶん、幾何学的に還元された物体だったのだろう。

それは世界観ともいえる。

何と奇っ怪なものの見方だろう。

カンディンスキーには、常人には見えなかったものが見えていたというべきだ。


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