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世界の創造。

世界は事実として与えられているのでなく、われわれが構成する。その構成に際して用いられる記号体系の違いにより、また世界のなかのいかなる要素に注目して構成するかによって、いくつもの世界が現れるが、それらはすべて実在の世界とみなされる。この世界制作は言語記号によってなされるだけでなく、美術や音楽などによってもなされる。芸術は世界解釈の一つの形式にほかならず、その美的体験は世界の構成に変更をもたらすダイナミックな過程である。(ネルソン・グッドマン)

われわれは、日々、世界を創造している。

たぶん、そうである。

ありあまるほどの情報に押し流され、押しつぶされていては、見えるものも見えず、感じることができるものも感じることができない。

世界を創造することは、世界を変革することだ。その主体は、もちろん、自分である。

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