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ライプニッツの不協和音論

すぐれ た 作曲 家 は、 非常 に しばしば 協和音 に 不協和音 を まぜ、 聞き手 が 刺激 さ れ、 いわば 興奮 さ せ られる よう に する。 聞き手 は、 これから 起ころ う と し て いる こと に 不安 を 感ずる ので、 やがて すべて が もと の 秩序 に もどる と、 喜び も それだけ 大きい もの に なる。 それ は ちょうど、 われわれ が 小さな 危険 や 災害 に 面し た 場合、 力 や 幸福 を 感じ たり、 その 危険 や 災害 を 人 に 見せ たり し て 喜び を 感ずる よう な もの で ある。(ライプニッツ)

この言葉には、不協和音に始まり、不協和音に終わるような作品は想定されていない。

ライプニッツは、不協和音は協和音に戻ってくるまでの、経過的なものと考えていた。

料理にかける香辛料はほどほどがいい。かけすぎには注意!!

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