【ゲートルーラー】正直救いようのないフレンズの紹介【閲覧注意】
※この記事にはゲートルーラーを純粋に楽しんでいる人には不快に感じてしまう表現が含まれている可能性があります。
どうも、ゔ…山田です。
今回は、自分のゲートルーラー人生を振り返った中で「こいつ誰も使ってんの見たことないな」とか「上位互換めちゃくちゃ居ないか?」って思ったカードを環境ごとに2枚ほど紹介していこうと思います。あまり気持ちのいい記事ではないかもしれないのでそれを了承いただける方だけよろしくお願いします。
それでは早速行きましょう。
無料体験デッキ
機械化歩兵大隊”白夜”
白夜、二つ名を「再録王」です。
Lv0で能力も警戒のみな割にHP1という無料デッキのカードらしい性能をしている…のですが、このカードは二つ名に恥じぬ2回の再録を経験したカードです。(1弾、NYゾンビ事変)
というのも、このカードはLvを圧迫しない、初心者はそこそこ使いやすい、属性もミリタリー単だったが故に、1弾では「ハイレアで光らせるため」、ゾンビでは「クレイグの発動条件」のために再録に白羽の矢が立ったのです。ゾンビデッキ発売時点ではもうダルマが環境を取ってるような魔鏡なので、つまりお察しです。
まあ実際は使ってる人もあんま見ないカードなんですけどね。
僕は好きです。使わないけど。
アブソリュート・ベアリア
ベアリアは一般的な盾系イベントの雛形みたいなカードです。
バデ〇ファイトで言うところの「ドラゴン・シールド」系のカードですね。
このカードの注目するポイントは「CNT:これを墓地に置く」です。
このテキストは「強すぎるカードに対してのデメリット」として付くことが多いテキストです。実際CNTで捲れた時に何かしらの能力を使えた方が防御力も上がりますからね。
ではここで、ある1枚のカードをご覧ください
…???と思うでしょう。はい、「CNT:これを墓地に置く」がデメリットテキストだとした時にこのカードはべアリアの完全上位互換です。ご丁寧に属性まで同じです。無料体験デッキのカードだから、と言えば何でも納得すると思ってんですかね。
ちなみにこのべアリアも魔竜召喚、1弾ハイレアと2回の再録をしています。
じゃあ白夜が再録王じゃないじゃんっていうのは無しで…。
1弾&1弾SD
宇宙忍者 銀牙
銀牙くんです。カッコいい見た目でさぞかしレジェンドにふさわしい能力を持っている…のかと思いきやなんとおまけ付きのセット破壊しか出来ない。
いや、まあ成功した時の3ダメージはルーラーの攻撃1回分に相当するから確かに強いんですけど、それにしたって
・相手が桃を使ってる
・そして宇宙アーサーを入れてる
・その宇宙アーサーがセットされている
・このカードをドライブする
・レジェンドなのでほぼ1回しかチャンスはない
と条件で負のロイヤルストレートフラッシュを決めてしまうくらい達成は絶望的です。
ちなみにそんな宇宙アーサーの性能は
これです。まあ確かに弱くはないです。HPライン6の現在の環境にも対応してます。弱くはないんですが…。
現在のCNTインフレによってCNT効果が確定発動じゃない点、デッキポイント()を3消費する点、ナイト系で使おうとすると「通常召喚」な部分が足を引っ張り3コス支払うことになる点(オバロなら1コスだから比較的採用しやすいけど)等を考慮して採用されないケースが多いです。
そうなると銀牙はODでセットを1枚破壊するLv2の5/5/2というだけのカードになります。しかも選ばれたセットカードも即時で使えるのでZAPだったらそのまま銀牙は死にます。
これにレジェンド枠を割けるほど今のゲートルーラーは甘くないです。というか当時のゲートルーラーもそんな甘くないです。みんな侵略大帝とかオーマイガーとか入れてました。
機甲兵 ウルカニウス
ウルカニウス君です。長いので「カニ」って呼んでます。割と話に出しやすいクソカードです。能力は単純に敵ユニット1体に2点です。雑ですね。
ではそんな彼のほぼ上位互換であろうカードをいくつかピックします。
同弾のカード、ヴィクターです。TDが攻撃時に、属性:ロボが消失、ATKが1上がりました。まあこっちも怪しいですが、1弾時点では自身の打点含めてHP6まで取ることが出来たり、残しておくと毎ターン火力が飛んできて厄介なので処理を強要したりと出て仕事が終わるどっかのカニとは違って役割がはっきりしてます。ロボ属性に関しても1弾時点でサポートはさっき紹介した緊急合体しか無く、緊急合体はアプじゃないと使いにくい2コスなためTDのカニとは相性が悪いというほぼ意味のないものとなっていました。
ゲートルーラーには「レア度」での補正もあるらしいので一概に査定崩壊とは言えないですが…そもそもレア度の補正ってなんだよ。
こちらも同弾のヴォルフです。色は違いますが、能力、STKが同じでかつLvも1です。そして属性:魔術師には創生召喚とかいう圧倒的サポートがあります。なんだこの差は。まあカニはヴォルフを一撃で仕留められますがヴォルフはカニを一撃じゃ仕留められないのでカニの勝ちです(?)。
こいつ自体はLv1にしてはそこそこ偉い男だったので使う人は使ったと思いますね。プレリリースの時の無料デッキ強化カードの中にも居ました。
最後に3弾登場のヴァルトロスです。まあインフレパックと名高い3弾のカードなので当たり前ですがスタッツはカニと比べて+1/+2/+0されています。属性も変わらずミリタリー・ロボ、条件がDR2で、なんと即時効果、ターン1無しです。ダメージ受けなきゃ使えないとはいえ、そもそも火力系効果を使いたいのは取りたいユニットを出した後、ゲームとしては中~後半の話になるのでそこは問題にはなりません。更にこっちは即時なので相手の深淵、創生召喚を妨害する等の芸当も可能です。
…まあこのヴァルトロスも他のカードのDRの方が強いからこっちに割きたくないという理由でそこまで採用率高かったワケじゃないんですが。
2弾&2弾SD
竜撃
竜撃、二つ名を「本当に憎しみを生む方」です。
有名な話ですが、このカードが収録された「竜王と共に」は「黄金剣」というカードが1枚しか収録されませんでした。以前に「スターターデッキのカードは2枚以上収録し、デッキを2個買えばレジェンド以外の全てのカードが4枚揃う」と豪語していた後に発売されたスターターがこれで大分ネタにされたのですが、その際の公式()の釈明が「黄金剣は憎しみを生むカードだから」でした。そんな黄金剣は
こんなカードでした。まあ確かに条件こそ竜撃より難しい…と思う方が多いと思います。そこでこのカードと竜撃の間にある決定的な差について説明します。
この二枚は属性:戦技を持っています。そして戦技を持つカードはサポートが多く、3弾以降は特に協力なサポートが増えました。
こういったカードで竜撃と黄金剣を撃った時に生まれる圧倒的な差がその効果を達成する「条件」にあります。黄金剣は「発動条件」にLv3以上のドラゴンが必要なだけで、CNTでのプレイもこういった戦技サポートでの違法プレイもLv3以上のドラゴンは要らないです。それに対して竜撃は、効果の「達成条件」にLv2以上のドラゴンを必要とします。これによって、竜撃はCNTや戦技サポートで撃とうとする際にもLv2以上のドラゴンの存在を必要とします。そもそも条件達成してもどうせタダで撃てることが多いので黄金剣のがよっぽど効果としては強いです。
…といった具合に黄金剣は憎しみを生むどころか、ドンドン使いやすくサポートを増やし、破壊にゲートを組めなくなったルール改正などもあってとても優位な状況にいます。それに対して竜撃は憎しみを生む以前にそもそも認知すらされてるか怪しくなってしまいました。
ではこれは何枚入ってたのかというとなんと1箱に4枚入ってます。
黄金剣を4枚揃えようとしたら竜撃が16枚手に入るわけですね。要らねぇわ
宇宙エルフ・クロエ
宇宙、エルフとなんとなくスタ〇・ウォ〇ズを彷彿とさせるこのカードはターン終了まで2回攻撃を得るODを持っています。
Lv1でHP2を2体取れるならいいじゃんと思う人も多いかもしれませんが、ぶっちゃけるとそんな需要は1弾からありませんでした。
1弾環境は「ダイアクトー」に取られないHP3以上のラインのカードが採用されやすく、このカードの一撃では取れないカードばかりでした。
でもこのカードが出たのは2弾!じゃあ環境も変わってるだろ!と思うかもしれません。確かに環境は変わりました。
こいつらにな!!!!
某noteで約1名の匙加減で体力が5になったと書かれてたお二方が入るデッキである「赤桃アプ」が環境を牛耳りました。そしてクロエは2回攻撃してもこいつらを取ることが出来ません。
まあ一応この赤桃アプにはパワカであるガシャドクロが入ってまして、
そのソウルを2回剥がせるという役割はあるのですが、そこでクロエがODかつ1ターンのみ付与なのが足を引っ張ります。さっき銀牙でもやりましたが
・相手が赤のドライブルーラー
・ガシャを採用している
・ガシャの居るタイミングでクロエをドライブする
・攻撃で破壊するためにクロエが殴ってる間死なない必要がある
・ガシャを守るカードを伏せられていない
…と、また負のRSFを決めてしまいます。しかもクロエも桃のODなので必然的に入るデッキは赤桃アプ。そんならもっとLvとかデッキ枠を他のカードに採用したくなるのでまあ採用されてるのを僕は見たことないです。
もしかしたら採用してる人も居たのかな?
なおオーバーキルになりますが、5弾にはクロエよりATKが1高くLvが1低く、DRで2回攻撃を得られるため発動もしやすくナイト系にも入れられるカードが出るらしいです。
3弾
マース・エレ(星の宝玉)
マース・エレ、二つ名を「エゴの被害者その1」です。
このカードはインフレが進んだ3弾に収録されていながらも悲しみを背負っているカードです。
そもそもゲートルーラー3弾は先ほどの「赤桃アプ」に対するメタを貼るカードが多数登場しました。このマース・エレもその1枚で、
・赤桃アプの破間呼ぶ子ダニーの大量セットに対するセットメタ
・ダルマやギャラック等の大型を一撃で破壊するLv3破壊
を持っています。ちなみにこの系統のセットメタはこの弾に7種類、Lv3破壊能力こと「ジャイアントキリング」はこの名称でないカードも含めて6種類登場しました。
つまりこのマース・エレというカードは☆4でありながら汎用能力が詰まっただけのイベントということです。流石に可哀そうすぎる。
そしてそれだけなら良かったんですが、そもそもこの2つの能力自体が大分使いにくさが際立つ能力でした。
というのも、まずセットメタに関しては3弾で登場したルーラーである、
このオーバーロードにほぼ刺さらないという問題があります。
オーバーロードは3弾どころか今現在も猛威を振るう最強ルーラーなのですが、そもそも相手ターン中にイベントをプレイできないので即時のイベントをセットすることはほぼ無いです。
更に2弾までアプに轢き殺されて全然使えなかった色々なカードを救済してくれる、デッキレベル上限のお陰でデッキを作るのも楽しいと色々な理由で多くの人が使うルーラーとなりました。需要があったワケですね。
じゃあ相対的にセットはしなくなるワケで…はい。
そしてジャイアントキリングに関しても、この3弾で登場したLv4のスペリオルレアを取れないという理由であまり3弾環境では強くありませんでした。
じゃあ赤桃アプに使えばいいじゃんと思うかもしれませんが、その赤桃アプは2.5弾最強デッキ「オバロ深淵」にほぼ駆逐されました。
つまり、このマース・エレは誰にも撃つことのない悲しみを背負ったカードとなったワケです。せめて戦技とか持ってれば良かったんですが…なんだよ禁呪って。聖剣使いの禁呪詠唱か?
ヴルンツヴィークの断頭
ジェイク君の必殺技こと「ヴルンツヴィークの断頭」です。贅沢な名だね。今からお前は「エゴの被害者その2」だ。
能力は敵ユニット1体に2点を2回与える…えー、こいつも3弾の「赤桃アプメタ」の煽りを受けたカードなワケですね。
メタ対象はさっきも登場したガシャです
というかこいつと他2枚くらいしか効果的に使える対象は居ません。
こんなカードが刷られるくらい、某氏がテストプレイで赤桃アプに虐められたってコトですかね…。
先ほどマース・エレで話した通り、赤桃アプは駆逐されたのでこのカードが活躍する機会は全くありませんでした。というか2枚とも揃いも揃ってCNT枠圧迫してんじゃないよ。
ちなみにヴルンツには続きがあって
ガシャの方が進化してHP3になって効果的にソウルを剥げなくなりました。
もうどうしようもないや…。
4弾
ブラックハーピー
1弾のバニラみたいなスタッツに遅れてきたセット割りを持つこのブラックハーピーですが、属性に関しては風を除いてそこそこサポートは良いです。
じゃあ何で名前を挙げたのかと言えばその上で使われないからとしか言えませんね。
早い話、CNTで引かなかったらバニラの下位互換、CNTインフレの中で防御に秀でた効果ではなくあるかも分からないセット破壊、怪異もビーストも死影ももっと別のカードにCNT枠を割きたい等色んな理由で採用が見送られがちです。メジャーな3属性を持ってるのは同弾の属性ルーラー達で色んな属性のデッキを作る際に採用しやすくしようとした結果だと思います。
せめてTDでCNT能力を使えるようになってから出直してくれ。
ガラクシアス・テンペスター!!
クソ長使用条件の必殺技カード、ガラクシアス・テンペスターです。
クソ長条件、アタックフェイズ終了時、相手にトドメを刺す効果、そしてダメージを与える”!”という「!」の使用の仕方…カンのいい方はお気づきでしょうが、完全にバデ〇ファイトの必殺技カードのそれです。
しかし、ガラクシアス・テンペスターはこのガルガンチュアパニッシャーとは比較にならないくらい条件の達成が難しいです。詳細な条件を書いてみますと
・相手がユニットを3体以上展開している
・その3体を全て破壊する
・このカードをセットしている
・装着している
・相手の即時効果でこのカードが破壊されない
・相手のライフを2以下にする
・ナイト系なら1エナジー支払う
・アプ系なら装着して相手が3体展開してそれを破壊できる状況かつライフ2まで追い詰められそうな時までセットされたこのカードを維持し続ける
…等々既に頭が痛くなってくるのですが、その上で
・相手のCNTでこのカードが破壊されない
・CNTでライフ2より多くならない
という運ゲーを経て、
・ガラクシアス・テンペスターのダメージにはCNTメタが無いのでCNT引かれないことを祈る
…最後にまた運ゲーが入ります。そんなことある?
バディフ〇イトの時と違ってダメージを与える時にまた運ゲーが入ることでクソカードテイストを増しているのが個人的に評価高いです。
総じて、こんなん使うくらいなら普通に殴って勝とう、という下らんカードでした。
最後に
ここまで長々とお付き合いありがとうございました。
深夜テンションで書いたので言葉遣いがブレブレだったり文章構成もめちゃくちゃなのでいつもの記事と違ってあんま読みやすいものじゃなかったかと思いますので、ここまで読んでくださった方々にはとても感謝してます。
(ほぼ僕の愚痴みたいなとこあったので…。)
多分すぐに非公開にしちゃうと思うので短いですがお楽しみください。魚拓とか取っといてもいいですよ。では最後に堅めの
ゲートルーラー、GO!
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