「第二の挫折ポイント コンプ!」歌ってみた。セルフMixしたい人が読む記事(4)
EQと並んで挫折させてくるのがコンプです。今回は使い方ではなくコンプが何をしているのかを大まかに解説します。
正確な解説が読みたい方はこちら
以下の解説は大雑把で正確性を欠きます。
〇以上の音を△の値下げる。□のタイミングで下げ始め、☆の間下げ続ける。
厳密さを欠きますが繊細に音を小さくするものがコンプです。
フェーダー(ボリュームを調整するツマミ)の場合は、〇以上の時になったらその都度フェーダーを△の値分だけ上下させなければなりません。
下げ始めるタイミング(□)も手動なので遅くなったり早すぎたり微調整が難しく、いつまで下げればいいのか、いつ戻すのかといった☆にあたる微調整も多くなってしまいます。
〇△□☆には名前がある
〇=スレッショルド(THRESHOLD)
△=レシオ(RATIO)
□=アタック(ATTACK)
☆=リリース(RELEASE)
代表的なものはこの4つです。
スレッショルド
たとえば「-4dbを越えたら~」という条件を付けたい場合、スレッショルドを-4dbにします。発生した音が0dbだったとします。つまりオーバーした音の量は4dbです。
レシオ
レシオはこのはみ出した4dbに対してどれだけ音を小さくするかを指定できます。今回はみ出した音を半分の2dbにしたいとします。
言い換えるならば1/2です。レシオに入力する際は2:1と入力します。分母から読むイメージです。
では1/4にしたいときは? レシオを4:1と入力すればOKです。
アタック
アタックは最初はデフォルトのままでOKです。
リリース
リリースは最初はデフォルトのままでOKです。
繊細に音を小さくできるもの=コンプ
この記事で「スレッショルドとレシオを触れば狙った音を小さく出来るらしい」ということが伝われば幸いです。アタックとリリースも重要ですが最初はデフォルトにしておきましょう。
使いどころも現状さっぱりだと思いますが今後解説していきます。
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