一人旅スペイン紀行 ~サッカーと美食の旅~

はじめに

スペイン旅行を決意した理由は、サッカー好きなら誰しもが夢見る**「R・ソシエダの久保選手が出場する試合を観る」ことからでした。今回はバルセロナ、サン・セバスティアン、そしてマドリード**の三都市を巡り、その魅力を存分に味わってきました。

バルセロナ:メッシコールとガウディの街

バルセロナでは、まずカンプ・ノウでのベティス戦を観戦。前半10分に突然始まった**「メッシコール」**に驚きました。これはバルセロナがメッシとの契約を更新しなかったことに対するファンの感情表現で、その熱意には圧倒されました。試合はバルセロナが勝利し、スタジアム全体が歓喜に包まれました。

また、バルセロナではガウディとその弟子たちが手がけた建築物を巡るツアーにも参加しました。この**「トゥリスティックバスツアー」**は事前予約不要で、手軽に市内観光ができるのでおすすめです。

サン・セバスティアン:久保選手のゴールと温かい街の人々

サン・セバスティアンでは、レアレアレーナでのレアル・ソシエダ対レアル・マドリーの試合を観戦しました。久保選手がゴールを決めた瞬間は本当に感動的でした。街を歩いていると**「take」コール**が聞こえ、その人気ぶりを実感しました。

特に印象的だったのは、警察官に声をかけられた際に**「お前今日の試合点決めろよ」と言われたことです。また、小学生の下校時には「take!take!」**と声をかけられるなど、現地の人々の温かさを感じました。

マドリード:フラメンコの情熱とスタジアム巡り

マドリードでは、サンチャゴ・ベルナベウやワンダ・メトロポリターノのスタジアムツアー、そしてラージョ・バジェカーノ対バジャドリードの試合を観戦しました。しかし、最も感動したのはフラメンコショーです。言語の壁を越えて伝わる情熱に心を打たれ、「感動」とはまさにこのことだと思いました。

食事と交流:最高のバル体験

サン・セバスティアンのバルでは、タパスを堪能しました。どれも美味しく、特におすすめです。バルセロナのカンプ・ノウで隣に座っていたおじいちゃんが、試合終了後に握手を求めてきたことも印象に残っています。試合の勝利が、人と人を特別な関係にしてくれました。

スペインの文化と発見

スペインの若者は音楽を爆音で鳴らしながら座ることもありますが、高齢者が乗ってくるとすぐに席を譲る姿には驚きました。彼らの優先席に対する意識の高さに感心しました。

一人旅の楽しさと困難

サッカーの試合を4試合も観られたこと、そして3つのスタジアムツアーに参加できたことは本当に楽しかったです。しかし、現地のレストランに一人で行くのは少し勇気が要り、毎日バルばかり通っていました。

旅を通じて得たもの

今回の旅で、自分の凝り固まった考えに気づきました。一人で旅をすることは成長に繋がると実感しました。ツアーではなく、自分自身で立ち向かうことの大切さを感じました。

これからスペインを旅する人へ

スペイン旅行を計画する際は、事前に行きたい場所をしっかりリサーチすることが大切です。言語の壁も、テクノロジーを駆使すれば何とかなります。勇気を振り絞って、ぜひスペインへ行ってみてください!

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