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マッドマックス:フュリオサ ネタバレ感想

ども、山田です。

仕事がひと段落しましてのんびりしていたら観たい作品の波がドバっと押し寄せております。
とりあえず話題の作品から行ってみましょう。


マッドマックス:フュリオサ

監督 ジョージ・ミラー(マッドマックスシリーズ)
脚本 ジョージ・ミラー
出演 アニャ・テイラー=ジョイ(フュリオサ)
   クリス・ヘムズワース(ディメンタス)
   トム・バーク(警護隊長ジャック)
   ラッキー・ヒューム(イモ―タン・ジョー)

あらすじ

世界が崩壊した時、若き日のフュリオサは「母なる緑の地」から攫われ、ディメンタス率いる巨大な暴走族のバイカー集団「バイカー・ホード」の手に落ちてしまう。「荒れ果てた地」を駆け抜ける彼らは、イモータン・ジョーが統治するシタデルに辿り着く。ディメンタスとジョーの2人の暴君がシタデルの覇権を巡って対立し争う中、フュリオサは多くの試練を乗り越え、故郷への道を探す事になる。

※Wikipediaより引用


【感想】わかりやすい復讐劇とわかりやすい世界観

前置きですが、マッドマックスシリーズは前作の「怒りのデスロード」しか視聴していません。
で、狂気しかなかった「怒りのデスロード」に比べるとフュリオサがなぜ裏切ったのか丁寧に書かれているし復讐を遂げる物語としてはとてもよく仕上がっていると思います。
…ただ、それをマッドマックスでやる必要はあったのかと思うとクエスチョンです。だって狂気がないんだもん。

一方お楽しみ改造車は今回も振り切ってましたね。
輸送車ウォータンクにディメンタスの乗る3連結バイクに配下が使う空飛ぶバイクと一癖じゃすまない車が満載です。
ウォータンクの後部の鉄球は何に使うのか全く分からなかったけどなるほどそう使うのねと感心してしまいました。


【感想】そんなに悪者に見えないイモ―タン・ジョー

「怒りのデスロード」のボスキャラにしてシタデルの統治者イモ―タン・ジョーですが、水を独占することで民に労働を強制したり子孫繁栄に余念が無かったりやっていることは変わらないんですが、今作はそれよりもひどいヴィランが出てくるので却ってまともにすら見えてしまう不思議です。
結局フュリオサを誘拐したのも母親殺したのもディメンタスでしたからね。イモ―タン・ジョーなにもしてないというね…

そんなディメンタスの侵攻をフュリオサからの情報で迅速に対応して敗走させる手腕はむしろ見事なもんです。

なんでフュリオサはイモ―タン・ジョーをあんなに恨んでたんですかね?よくわからなかったです。
あと、ディメンタスを敗走させるシーンなんですがダイジェストで終わるんですよね…戦争シーンが見たかった。


【感想】ちょっと長く感じた私刑シーン

敗走したディメンタス一味をフュリオサが1人ずつ処刑して最後のディメンタスを追い詰めてから恨みつらみを吐き出しとっちめて私刑するんですけどそれまでスピード感ある展開だったからかものすごい長く感じるんですよね。
逆にサクッと終わらせて欲しかったなと。

実際にラストシーンは怒りのデスロードのカット入れてましたしね。
最後の怒りのデスロード版ウォータンクに乗るときのフュリオサがシャーリーズ・セロンだったらサプライズ的な感じで良かったなぁと思いました。


総じて、80点の作品でした。
なんだかんだで同じ監督が45年かけて同じ世界の作品撮り続けてるの凄いことですし見どころもいっぱいありました。なによりアニャ・テイラー=ジョイが私の推しなんですよ。


ではまた。

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