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今年の新作映画ランキング

ども、山田です。

自分の備忘録として始めたnoteですが、秋ごろから忙しすぎて執筆がかなりおろそかになっていました…
こんなつたないnoteを見て頂けた方、スキを押してくれた方、大変ありがとうございました。
来年も続けていけたらなぁと思います。宜しければお付き合いください。

さて、今年もたくさんの新作映画を観ました。
数えてみたら45作品でした。月間3.75作品ですからほぼ毎週観に行った感じですね。
来年は50作品目指してみますかね。

45作品も観ていればおのずと好み良しあしがあるわけで、個人的なランキングと一言解説で今年を締めたいと思います。

では早速、こんなランキングになりました。


山田氏の2023年新作映画ランキング

1位 バイオレント・ナイト
2位 グランツーリスモ
3位 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
4位 ザ・クリエイター/創造者
5位 翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~
6位 THE FIRST SLAM DUNK
7位 ハンガー・ゲーム0
8位 ゴジラ-1.0
9位 ザ・フラッシュ
10位 グリッドマン・ユニバース

11位 SPY×FAMILY CODE: White
12位 コカイン・ベア
13位 キングダム 運命の炎
14位 ジョン・ウィック:コンセクエンス
15位 オットーという男
16位 ロストフライト
17位 カンダハル 突破せよ
18位 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
19位 RRR
20位 長ぐつをはいた猫と9つの命

21位 オペレーション・フォーチュン
22位 沈黙の艦隊
23位 狎鴎亭スターダム
24位 首
25位 ナポレオン
26位 トランスフォーマー ビースト覚醒
27位 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
28位 クリード 過去の逆襲
29位 ザ・ホエール
30位 リトル・マーメイド

31位 非常宣言
32位 仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル
33位 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
34位 バイオハザード:デスアイランド
35位 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
36位 シン・仮面ライダー
37位 君たちはどう生きるか
38位 MEG2 ザ・モンスターズ
39位 マーベルズ
40位 カード・カウンター

41位 イニシェリン島の精霊
42位 リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ
43位 鬼滅の刃 上弦集結
44位 ファミリア
45位 THE LEGEND & BUTTERFLY



1位~10位 一言?コメント


栄えある1位は、「バイオレント・ナイト」でした。

転生したらサンタになった中世の傭兵とホーム・アローンを観たばっかで戦闘意欲高めな少女が強盗と鉢合わせるという、どんな思考をすればそんな作品思いつくのかわからない新しいダークホームコメディとなっています。
物理的に不可能な時だけサンタの特権使うのとてもズルいんですけどそれで作風が崩れることもなく成り立っているの凄いですよね。


2位は、「グランツーリスモ」です。

これまたデヴィッド・ハーバーが出ています。今年の男優賞総なめです。
シンプルなストーリーの中に苦悩と挫折と先輩からの助言を詰め込んで、再起する起爆剤は主人公のルーティンだったあまーい曲を垂れ流すという暴挙も、デヴィッド・ハーバーならやっちゃうし許されてしまうのです。



3位は、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」です。

中々評判の高い映画だなぁ。くらいの感覚だったんですが、観て度肝を抜かれました。
キレのあるアクション、サスペンスホラー、幽霊怪奇ミステリーてんこ盛りの作品でした。
スタッフロールの最中にすべての伏線を回収するのズルいです。



4位は、「ザ・クリエイター/創造者」です。

ギャレス・エドワーズ監督と言えば、「ローグ・ワン」が有名ですけど構成が「ローグ・ワン」そっくりなんですよ。人間より人間臭いロボットとか、世界の未来の為に犠牲になる主人公とか、姿がはっきり見えないんだけど明らかに”ヤバい”奴がそこにいる演出とか。

このダース・ベイダーはおっかなすぎた

そんなにそっくりな、悪く言えば二番煎じなことばっかりしているのに毎回感動するのなんなんでしょうね。ほかの作品じゃこうならないのに。



5位は、「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」です。

ギャグ映画の続編と思って、キャスティングもこういう人達使ったら面白いよねって感じで正直ナメてました。
今回も終盤に地元著名人バトルを行うんですが、そのオチにぐうの音も出ませんでした。そんな配役、あの人しか無理じゃん!!って。



6位は、「THE FIRST SLAM DUNK」です。

去年公開ですが、観たのは今年なのでこちらで。
前評判は、観客が背景になってたり公開直前で声優を発表したり大丈夫か?って感じでしたがこれまた見たことのない画法と迫力で黙らされました。
特にOPがすごかったですね。グッと引き込まれました。



7位は、「ハンガー・ゲーム0」です。

極悪大統領が極悪大統領になるまでをチャプターで区切りながら描いていくのですが、第3章になったとたんに今まで順調だった歯車が一気に狂い始めるんですよね。
同じ罪を背負っていくつもりだった男女がほんのほころびでバラバラに引き裂かれ刃を向けてしまう様は狂気としかいえない恐ろしさがありました。



8位は、「ゴジラ-1.0」です。

演出脚本(主に人間ドラマ)にはいろいろモノ申したいところですが、とにかくゴジラが素晴らしかったです。
あの熱線だけでご飯3杯はいけますね。



9位は、「ザ・フラッシュ」です。

主人公フラッシュよりもバットマンのマイケル・キートンのダンディ感がすごかったです。
ボディアーマー付けてるだけの初老の人間がクリプトン人に敵うわけないのに、経験とガッツで応戦するわけです。もうやめてー!!って叫びたくなりますよ。
コメディパートはきちんと笑わせてくれるし満腹になる映画でした。
惜しむらくは、最近マルチバースばっかりやってるからそういう意味でもお腹いっぱいになっちゃったことですかね。



10位は、「グリッドマン・ユニバース」です。

「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」の集大成として2作品を足して2でかけたカロリーが天元突破したお祭り映画です。
みんなが観たかったものをこれでもかと見せてくれました。昨日の敵は今日の友です。
ただ、「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」どちらもきちんと見ていないと全く分からないのはちょっと残念ポイントでした。
ですが、ラストの文化祭のシーンは1000点満点です。実にユニバース!!



11位~20位 一言?コメント


11位は、「SPY×FAMILY CODE: White」です。

総集編にならないと良いなと思ったら完全新作でした。
わかりやすいストーリー、キレの良いアクション、顔面崩壊ギャグシーン満載でとても良かったです。
アクションシーンはヨルさん担当だけど、ロイドさんも負けてなかったですね。
ありそうでなかった覆面アクションもとても良かったです。



12位は、「コカイン・ベア」です。

グロいんだけどそんなにグロくなく、犠牲者の1/3はクマが殺したわけでないもののいろんな人体破壊シーンが拝めます。
あと、コカインは食べ物だそうです。良くない。



13位は、「キングダム 運命の炎」です。

アクションが全体的に高水準でしたね。
ただ、ところどころで「マジ」とか現代語が飛び出るたびに首をかしげてしまうのは1作目から変わらなかったです。
エンドロール後のサービスショットはもう一度拝観したいです。笑




14位は、「ジョン・ウィック:コンセクエンス」です。

前作は投げまくってたキアヌが今回はきちんとアクションしてくれます。
車に轢かれるし階段は何回も転がり落ちるし撃たれまくるしもう大変です。
それよりもスコット・アドキンスのデブアクションが未体験で度肝抜かれました。

なんでおめーがキアヌより動けるんだよ…



15位は、「オットーという男」です。

トム・ハンクスとデンゼル・ワシントンの主役作品って、安心して観れるんですよね。
何故かというと、ラヴシーンがほとんどないから。
観る場所、相手を選ばずに観ることが出来る安心感が素晴らしいですね。
ハッピーエンドになると思ったのに最後にズドーンと落としてくるんですが、結局あれはハッピーエンドなんだろうな~。



16位は、「ロストフライト」です。

今回は殺意低めのジェラルド・バトラーでして、ドンパチは緊急対策チームにお任せになります。
対物ライフルを人に撃ってはいけません。はじけ飛びます。笑



17位は、「カンダハル 突破せよ 」です。

またしてもジェラルド・バトラー作品ですが、「ロストフライト」と比べると、生身でヘリコプター撃ち落とすくらいには戦闘力高めですね。
絶体絶命のピンチの時に米国軍の超法規的措置による必要以上の火力で敵軍殲滅するのはずるいなー。



18位は、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」です。

老インディが今できる限りのアクションで頑張ります。
ハッピーエンドになってくれて良かったと思いました。



19位は、「RRR」です。

個人的にはアカデミー賞を席巻したナ―トゥーダンスよりも宮殿突入時とかアクションシーンの方が見ごたえありましたね。


20位は、「長ぐつをはいた猫と9つの命」です。

感情移入しやすい動機、人間では真似できないアクション、どうやっても勝てそうにないヴィラン、とても楽しめる作品でした。



21位~30位 一言?コメント

ここから辛口が増えます。



21位は、「オペレーション・フォーチュン」です。

毎年そうなのですが、中間くらいの順位の作品ってあんまり思い出せないんですよね…


22位は、「沈黙の艦隊」です。

事前にアニメは観ていたのですが、当初から問題になっていたシーンはカットされていましたね。逆にアニメでカットされた戦闘が映像化されていてとても面白かったです。
ただ、続編は配信なんですよね…


23位は、「狎鴎亭スターダム」です。

ファイティン!しないマ・ドンソクが見れる貴重な作品なんですが、マ・ドンソクはやっぱり剛腕ブン回していた方が画になると思うのです。


24位は、「首」です。

北野武監督の戦国時代版「アウトレイジ」を想像して観に行ったらビートたけしの映画だった感じでした。
もっといろんな俳優の首が飛ぶもんかと思ったんですが…


25位は、「ナポレオン」です。

伝記ものとしては史実に沿って進むのですが、故にベッドシーンというか子作りシーン満載でちょっと目を背けてしまいました。
もっと戦争を見せてくれ。



26位は、「トランスフォーマー ビースト覚醒」です。

「ビーストウォーズ」世代の私、吹き替え版を視聴しましたが、声優の何人かが当時の役を引き継いでいるのになんとまぁ台本通りに進むのか…
いやそれが普通なんでしょうけど、この作品だけは是非「声優無法地帯吹き替え」をやって欲しかったです。イボンコー!!




27位は、「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」です。

せっかくジェイコブおじさんが味方になったのにリトルBの人種問題のせいでずーっともやもやしながら見ていました。
ポリコレだがなんだか知りませんが演出捻じ曲げてまでやることですかね?


28位は、「クリード 過去の逆襲」です。

大人の事情はあると思いますがロッキー不在の理由を脚本に落とし込まないのは逃げてるなーと思いました。


29位は、「ザ・ホエール」です。

ブレンダン・フレイザーがアカデミー賞取ってきてカムバックということでとても期待して観に行ったのですが、冒頭から観る人を選ぶ作品でしたね…
ラストシーンは想像を掻き立てられるところですが、冒頭シーンが頭から離れなくて「昇天」したとしか思えませんでした。


30位は、「リトル・マーメイド」です。

ディズニー実写化もポリコレか~と思ってて、最初から期待していなかったのですが、予想を超えるポリコレ感であっけにとられました。
ところで、アニメ版って「パート・オブ・ユア・ワールド」あんなに歌ってましたっけ?


31位~40位 一言?コメント


31位は、「非常宣言」です。

イ・ビョンホン×ソン・ガンホという名優が揃っているのですが、この2人が一緒に行動しないもんでイメージと違ったなぁと思いました。
それにしても韓国映画のサイコパスな犯人ってなんでみんなあんなに目が血走ってるんですかね…



32位は、「仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル」です。

龍騎組の3人がゲスト出演ということで、特にラストの木戸と秋山の掛け合いはとても良かったですね。
逆にそれしか良い所が無かったです。



33位は、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」です。

映像は文句のつけようがなく、ところどころで横スクロールが始まったりとても面白かったです。
ただ、あの星の子、いりました?



34位は、「バイオハザード:デスアイランド」です。

人気キャラ全員集合のお祭り映画なんですが、なんでジルとクリスをペアにさせなかったんでしょう。
別にレオンとジルを組ませても何も会話が進まないと思うんですが…
結果としてクリスとクレアのペアになったけど、それも良いけどさぁ…



35位は、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」です。

これはですね、私の期待値が高すぎました。M:Iだからこそすごいもん見せてくれるんだろうと。
そしたら、偶然たまたま直前で観た映画とロケ地(セット)被ってるし、最大の見せ場シーンがなんかつまんないし、散々でした。



36位は、「シン・仮面ライダー」です。

暗い!!!!!
以上です。



37位は、「君たちはどう生きるか」です。

ジブリ作品って、老若男女見ていられる映画だと思ったのですが、なんかぶっ飛んだ世界観に頭が付いていけませんでした。
こんなに置いていかれることあるんですね。



38位は、「MEG2 ザ・モンスターズ」です。

中国資本が入ることで予算が潤滑になって脚本がズタボロになるのなんなんでしょうか?
深海生物が陸上で適応できるとは到底思えないのですが。



39位は、「マーベルズ」です。

猫可愛かったです。



40位は、「カード・カウンター」です。

ポーカーの話なら全てポーカーで終わらせて欲しかったんですが、肝心の時だけ暴力で終わらせるんですよね。



41位~45位 一言?コメント


41位は、「イニシェリン島の精霊」です。

ずっと置いていかれていました。
「ザ・ホエール」の時もそうですが、賞レースで受賞した作品は全体的に合わないのかもしれません。



42位は、「リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ」です。

敵が悪魔からミュータントになっちゃって、首をかしげてしまいました。
リバイスの映画って、なんかズレるんだよなぁ…



43位は、「鬼滅の刃 上弦集結」です。

TVの先行上映なんで、こんなもんです。



44位は、「ファミリア」です。

日系ブラジル人を多く起用して日系ブラジル人のリアルを描くことには成功していると思うのですが、物語の起点になるナイジェリアのパートが全然ダメ。
あれ見て吉沢亮のファンの皆さん怒らなかったのかな?
最終的に話し合いで解決しないから刺し違えるってのも、それが家族なの?って思ってしまいました。


45位は、「THE LEGEND & BUTTERFLY」です。

濃姫の行動がいつも癪に障りましたね。
どう考えてもそんな心理状態ではないときに致すなと。せっかくの綾瀬はるかがもったいない。
ラストは夢オチです。覚めるけど。なんなのって感じです。



以上、今年の映画ランキングでした。

来年は50作品観てみたいですね。

それでは、良いお年をお迎えください。

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