アーガイル ネタバレ感想
ども、山田です。
私、重度のスギ花粉アレルギーでして、止まらない鼻水といつ出るかわからないくしゃみに怯えていまして、毎年3月は映画館から足が遠のきます。
そんな状況でも観ておきたいなと思って完全防備で観てきました。
作品概要
アーガイル
監督 マシュー・ヴォーン(キングスマンシリーズ)
脚本 ジェイソン・フックス
出演 ヘンリー・カヴィル(アーガイル)
ブライス・ダラス・ハワード(エリー/作家 レイチェル/???)
サム・ロックウェル(エイダン・ワイルド/猫アレルギーのスパイ)
ブライアン・クランストン(リッター/ディヴィジョンの長官)
キャサリン・オハラ(ルース/エリーの母)
デュア・リパ(ラグランジ/冒頭の金髪の人)
アリアナ・デボーズ(キーラ/アーガイルの部下のスパイ)
ジョン・シナ(ワイアット/アーガイルの相棒)
サミュエル・L・ジャクソン(ソロモン)
上映時間 139分
あらすじ
スパイ小説「アーガイル」シリーズの著者である愛猫家の小説家エリーは、小説の内容が現実に進行している陰謀に似すぎていたため、命を狙われることになってしまう
※Wikipediaより引用
【感想】痛快娯楽スパイアクション映画
予告を見る限り、書いた推理小説がなぜか本当に起こってしまう摩訶不思議なスパイ映画とのことで、どうせあの猫がなんか特殊な力持ってるSFチックな感じになるんでしょ~とか思っていたんですが、あの猫はまっとうな猫で物語は全く予想外の展開に進んでいくんです。
それは、小説家エリーの正体は記憶を無くした凄腕スパイのレイチェルで、エリーの小説「アーガイル」はレイチェルの実体験によるものだったのです。
エリーとしては精神状態が安定しないので現実のエイダンと妄想のアーガイルがごっちゃになり、エイダンとアーガイルが入れ替わりながらアクションする演出はボコボコにされるエイダンとどんな状況でも顔色一つ変えないアーガイルの描写がハチャメチャに面白かったですね。
音楽もいつも通りアクションとばっちり噛み合っていました。
エリーの過去が明かされてからも物語は二転三転するので2時間の間全く飽きなかったです。
【感想】サム・ロックウェルがカッコ良い
エイダン役のサム・ロックウェルと言えば、「ジョジョ・ラビット」のクレンツェンドルフ大尉や「リチャード・ジュエル」のワトソン弁護士のような皮肉見がある名脇役ってイメージだったんですが、今作はアクション全開で暴れまわるんですよね。でもカッコ良いわけではなくユーモアもいっぱいあるけど…やられ方もなんだかカッコ良いんですよ。
特に終盤、洗脳されたレイチェルと戦うことになり、一発喰らって吹っ飛ばされるんですが、その時のやられ方が逆海老ぞりでのけぞりながら顔が地面にガリガリガリッ!!となるんですが、痛そうだし笑ったけどなんかカッコ良いんですよね。
レイチェルがエリーになってから5年間も見守ってきたという設定も良かったですね。もう満点です。
【感想】ブライス・ダラス・ハワードどうしちゃったの?
ちょっと気になったのが、ブライス・ダラス・ハワードの体型です。
「ジュラシック・ワールド」の時は普通の体系だったはずなのに本作ではかーなーり肉付きの良いボディになっていまして。
普通の小説家って設定でしたが隠せないお尻とサム・ロックウェルより明らかに大きいジーンズにちょっとびっくりしました。
後半は胸元の開いたドレスをずっと着ているんですが、なんか肩幅がっちりだし足はたくましいしどうしたんでしょうか?
彼女も後半はがっつりアクションするんですが、なんか肉弾戦って感じなんですよね。素早く動けなさそうなのでそこは道具でカバーしたり。
役作りなのか不摂生なのかよくわかりませんでした。
エンドロールには「キングスマン」の関連性を想像させるシーンがありましたが、あれはよくわからなかったです。
総じて、91点の評価です。
脚本良し演出良しアクション良しの大満足な映画でした。
しいて言えば、ブライス・ダラス・ハワードがどうしちゃったのかだけ心配でした。
次から次に状況が変わる、ハラハラする作品を久しぶりに見た気がします。
ではまた。