ワイルドな家に住みたくない?どう?
ある特定の友人たちにはムニャムニャ話しているけど、新事業では、とにかくベトナムの素敵な物件を自力で発掘して借り上げることが必要不可欠だ。
まあ、これだけ、なんだけどこの”これだけ”が中々難しくて魅力的で、奥が深い。
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ホーチミンには、せっかく不動産を持っていても、運用の仕方がわからなかったり、古すぎて貸し出すのに不向きだったり、シンプルにダサすぎて誰も借り手がいない…というようなオーナーが数多く存在する。
このような与件により、安く貸し叩かれてる物件の中には、あれ?意外とここをこうしたらもっと良くなるのでは…?みたいなものも結構あったりする。
例えば、日中は光が殆ど入らずにジメジメした狭いアパートの一室があるとする。エアコンをよく効かせるために窓は小さく、狭い部屋を精一杯高級に見せるために巨大なクイーンベッドが置かれていて、逆に部屋全体は狭く見えてくる。
だけど、実はその背後には外部に面した、南国の建築にありがちな小さなバルコニーがくっついていて(大抵物置になってる)、狭いけれども、なんだか気持ち良さそうだったりする。
このバルコニーへ繋がる壁をちょっと壊してあげるだけで、部屋は明るくて風の吹き抜ける気持ちのいい場所になったりするかもしれない。
エアコンの効きはちょーっと悪くなるかもしれないし、外の音が煩かったりするかもしれないけど、まあ陽の高い日中はみんなほとんど家にいないわけだし。
スチールの背の高い回転窓をつけて、天気の良い日は全部開けて、夜には街の喧騒が聞こえてきて、明るすぎない背の低い照明の下で、333(ベトナムのビール)を飲みながら、意外と涼しい風が吹いているバルコニーで、ゆっくり本を読んだりするのも、悪くないのではないでしょうか。
南国で住処を探すとき。もちろん、エアコンが完備されてて、セキュリティも万全で清潔な住居アパートという選択肢は絶対必要だと思う。
けど、まあ、こんな選択肢があっても、良いのではないでしょうか。
僕はいいと思うんですけど。
どうでしょうか。
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