見出し画像

The Beatles から学ぶ人生勝利の力!

The BeatlesのAll You Need Is Loveをご存じですか?

実はこの曲の解釈をめぐって長年論争が起きています。

ジョンレノンは、「この曲を作るのに30分もかからなかったが、歌いこなすのには時間がかかった」と語っています。それはなぜでしょうか?

There‘s nothing you can do that can be done

が基本ベースの歌詞になります。

訳し方は主に

➀できないものは、できない(めちゃくちゃ否定)

②なんでもできる

そしてそのあとの歌詞では

それでも、君らしく、人生のゲームに勝つことができるんだ。

必要なものは愛(だけ)なんだ

と続いていきます。

多くのサイトで、①や②の解釈のどれが正しいのか、またそれはなぜなのかという説明があります。

文法的なことはそのサイトをご覧になってください!

個人的にはそのどちらも正しいと解釈しています。(なんでもできるし、何もできない)

これをダブルミーニングと言ったりします。



さて、どうしてそう思うかです

人生で勝っていくために必要な“愛”とは何でしょうか?

Loveの語源は

「Listen」「Overlook」「Voice」「Excuse」の単語の頭文字をとったという説が有力です。

Listen -聴くこと

Overlook – 大目に見る、見渡す

Voice- 声、意見

Excuse -許す

さて、これらから「相手の“声”を聴き、相手のその声について大きく見渡す」という意味があるのが伺えるかと思います。

これらができるとどのようになるのか、

歌詞に戻ります。

非力さと、何でもできるという歌詞どちらも解釈できると述べました。

そうすると、

「一人ではなんでもできない」「みんなならできる」

「それを可能にするものが“Love”なんだ。」

というメッセージが浮かび上がってくるように思えます。

なんだ、そんなことか!

と思う人もいるかもしれません。

ですが、ジョンレノンがこの曲を歌いこなすのに時間がかかった理由は

「言っていることは理解できるけど真に理解し使いこなすのは難しい」

ということなのではないでしょうか?


相手を理解し、それを受け入れることは、

なんでもいいよ、ということとは違うと思います。

(残念ながら日本では、その風潮が強くなってきていますが。)

相手の“想い”を受け入れ寄り添うことではないかと信じています。

その想いを成し遂げるためのものであれば、反対も賛成も受け入れることができるようにになるのではないでしょうか。

これは、相手に対してもはもちろん、自分に対しても大事です。

Beatlesが教えてくれる、慈愛の力。それを本当の意味で理解できるようになるまで僕自身も精進していこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?