【取材メモ】7月31日 東中野にて
東中野のBARで聞いた話
話者:バーのマスター
高田馬場でおじさんから聞いた話
中学生の頃 親は共働き 祖母と同居
家に帰ると2階にいる祖母の部屋へ行く
祖母にタンスの引き出しから財布を出してお使いを頼まれる
祖母が他界
学校から帰宅 いるはずのない祖母に呼ばれる
2階の祖母の部屋へ行くが誰もいない
なんの気なしにタンスの引き出しを開ける
引き出しには祖母が丸まって詰まっていた
*追記*
マスターはこの話には元ネタがあるのではないかと考えており、元ネタがわかったら教えて欲しいと語っていた。
情報提供を求める意味で8月3日のイベントにて本エピソードを語りで紹介したところ酷似している怪談があると教えてもらった。
それは
2001年3月25日に
『死ぬほど洒落にならない話集めてみない?PART4』
通称:洒落怖に投稿されていた怪談である。
確認したところ中学生が小学生になっている部分を除けば全く同じ話であった。
『これが答えだな、おそらくマスターにこの話をしたおじさんはこの書き込みを見て自身の体験として語ったのだろう』
そう結論づけて報告するがマスターは腑に落ちない様子。
マスターが高田馬場でおじさんから聞いたのは最低でも25年前だという。
年代が合わない、それではそのおじさんが書き込んだのかとも考えたがそう結論づけるには不自然な点がある。
洒落怖への投稿が三人称なのだ。
体験者が書き込んでいるのであれば一人称になることがほとんどだろう。
元ネタがわかったと思ったら余計に深みにハマってしまい、マスターと二人で頭を抱えた。
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