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『X運用×kindle出版』~副業物語 3年半の総集編~

はじめに

2020年5月にアカウントを開設し1年間ずっと情報収集や何気ない無益なことを呟いていたアカウントでした。

アカウント開設から1年後の2021年5月。
当時のフォロワー数はたったの180名ほど。
私は、ここからTwitterの運用を本格的に始めました。

月日は流れ、2022年2月。約9ヶ月の運用でひとつ目標にしていた「5,000フォロワー」を達成しました。

その後もコツコツと努力を重ね、2024年12月22日、ついに10,000フォロワーを達成することができました。

応援していただいたみなさん、お祝いのコメントをいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

一部公開
一部公開

この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

いったん区切りとして、自分の歩んできた過去を振り返りながら、

「これからX(SNS)を頑張りたい人」
「X(旧Twitter)が伸び悩んでいる人」
「フォロワー数は増えてきたけどその先が見えない」

このような方に向けて、少しでもお役に立てればと思い、この記事を書かせていただきました。

自分がこれまでに経験してきたことを惜しみなくシェアしたいと思います。

また、この記事は、「まだまだ道半ばだよ!」といった自分に対する戒めとしての意味も込めて書きました。お時間許す限り、ぜひお付き合いくださいませ。


ちなみですが、ご存じの通り、私はここまで爆速で行動してきましたが、爆速で伸ばしてきたわけではありません。

「たった1年で10,000フォロワー達成」とか言ってみたかったんですけど、9ヶ月で5,000名、3年半(厳密には3年7か月)で10,000フォロワーなのでごく普通でしょう...…。

あまりインパクトはありません。

なかには3か月で5,000フォロワーとか、半年で1万フォロワーを爆速で達成される方もおられるので、その方たちに比べるとペースはかなり遅い方かと思います。

2021年5月から運用を開始し、約3年半ほどで10,000フォロワーなので、どちらかと言えば比較的現実味があり、参考にしやすいんじゃないかなと個人的には思っています。

何か一つでもSNS運用のヒントになれれば嬉しいです。それでは本編へ参りましょう。

X(旧Twitter)を始めるまでの物語

現在私は、妻と長女・次女の4人家族で超ど田舎に住んでいます。電車は1時間に1本走るほどで、車がないとかなり不便なところで暮らしています。私は医療従事者として勤務しており、妻はずっとパートです。会社からいただいている夫婦の収入は手取り400万円ほどという、ごくごく一般的な家庭です。

話を少し遡ります。
6年前、私は25歳で結婚し、その翌年(5年前)に娘(長女)が生まれました。

娘が生まれる1.2ヶ月ほど前から不安が強くなってきました。その不安の正体は、「ちゃんとこの子を育て上げられるのだろうか……」といった教育面や経済面に対する不安です。

当時の私はまだ25歳(社会人3年目)であったため、「知識不足」や「経験不足」は否めない状態です。「自分の子どもが生まれてくる……」と認識し出してからは、猛烈に不安だったのです。

不安とは裏腹に、親としての自覚が少しずつ生まれてきたのもまた事実です。「不安」の多さと「自覚」の強さは比例関係にありました。

「自分は何も教えられない...…」
「このままで大丈夫なのか...…」
「これから親になるっていうのに...…」

不安と戦う毎日でした。何をすればよいのだろうか。不安な日々を過ごしていたある日、こんな言葉を目にしました。

「成功者は例外なく読書家である」

そのときは、特に成功者に興味はなく、憧れていたわけでもありません。「成功者ってどんな人のこと?」「成功者って何? お金持っている人のこと?」こんなレベルです。

しかし、「とりあえず成功者の真似をしてみよう」と思ったのもまた事実。「これなら私でもできるかな……」そう思ったのです。だからまずは、「本」を読むことにしました。

本を読むことなら誰でもできます。休日のダラダラした時間や友達と遊ぶ機会を少しずつ減らし、その浮いた時間で毎日少しずつ本を読みました。

読書をしているとあることに気づくんですね。

「あれ? 毎日こんなに本を読んでいるのに現実は何も変わらない...…」

当たり前ですよね。当然、読むだけでは何も変わりませんから(笑)
そこで私は動きます。

「何か変えよう。そうだ、これをノートにまとめてみよう」

レベルⅠがレベルⅡに変わった瞬間です(笑)

そうしてA4のノートを使い、見開き1ページで本の要約をするようになりました。

こんな感じです。

こんな感じで1冊読み終えると、本書の重要な部分や琴線に触れた言葉などをノートにまとめていきました。これまで要約してきたノートの数は全部で7冊にのぼります。

見開き30ページのノート×7冊なので単純計算で「210冊」ということになります。

振り返るとすごい数でした。ちょっとこの数字は誇れるかもしれません(笑)

今見返してもよくこんなこと毎日よく続けていたなと思います。
しかし、これが後々の図解に活きることになります。

本をまとめることで、本全体を「俯瞰する力」、書籍の重要なポイントを「要約する力」が身についてきました。

しかし、まあ現状は何一つ変わりません。これだけの実績を出してきた私ですが、じつはどこまでもコンフォートゾーンから抜け出せない人間なのです(笑)

ただ、失敗が怖いんだけですよね。

今思えば、現状が変わらないのは当然の話だと思っています。

なぜなら、自分の能力を社会に還元していなかったからです。
「年収は社会への貢献度」というコトバもありますが、自分がやっていることを自分の中だけに留めているだけなんですね。

読書然り、読んだ本をノートに書き写すこと然り、それを表に出さないから誰にも貢献できていなかったのです。インプットだけでは稼げるはずがないんです。

「なにか変えないと現状は変わらない...…」

そう思い、Twitter(現在のX)を眺めていると、「書籍」や「要約された内容」を図解している人たちがいました。

「これだ! これならいける!」

「ビビッ」ときました。直感的にこれならやれるかもしれないと思ったのです。

これがアカウントの軸となり、X(旧Twitter)をはじめた理由の1つ目です。


変わらない日常に読書という時間が加わり、少しずつではありますが私の人生は変わっていきました。

本を毎日読んでいると、世間が少しずつ見えてくるようになってきました。

一方で、日本の現状や今後の将来のことを考えることも増えてきて、不安が徐々に強くなっていきました。

・今の仕事をずっと続けることができるのか...…
・もし足を怪我したりして動けなくなったら今の仕事はできないな。
・そもそも永続的に存在する職場なんて存在しないじゃないか。
・今の仕事だけで生涯を終えるのはおもしろくないな……
・将来、年金や退職金なんてもうあてにできない...…

日本の実態が明らかになってくるにつれ、不安が日に日に強くなっていきました。そして、自分の未来が見えてしまったことで人生にワクワクを感じなくなってきました。

さらに、成功者の本ばかり読んでいたため、欲望もまた増えてきました(笑)

・もう少し、良い暮らしがしたいな。
・食費や光熱費をケチらず、ストレスなく生活がしたい。
・マイホームも欲しいなぁ。
・「時間」と「お金」に縛られない暮らしがしたい。
などなど

でも、こうも思うわけです。

「今の給料では無理だ……」

当時、社会人4年目のお給料とパートの妻の給料を足しても、とても余裕のある生活なんてできません。正直カツカツでした。お金が理由でよく妻とも喧嘩をしていました。情けない……。

そして、こう思ったのです。

「お金(お給料)が増えるのが少なすぎるし、なにより遅すぎる……」
「今裕福な暮らしがしたいのに、なんで時間もお金も少ないんだよ」
「50代、60代でお金に余裕のある暮らしは求めてない。子どもたちと思い出が作れる20代から40代のこの時期にお金も時間も欲しいんだよ」
「理想の生活を手に入れるのに、何十年も待っていられない...…」

もう、選択肢は一つしかありませんでした。

「自分で稼ごう」

会社員の給料だけに頼らない道に進むことを決断したのです。

X(旧Twitter)開始

月日は流れ。2021年5月(当時27歳)。本格的に”X(Twitter)運用”とやらがはじまります。当時のフォロワー数はたったの180名ほど。

それまでは完全にROM専(見る専用)アカウントだったので、Twitterのことは何ひとつわかっていませんでした。

「リプ」とか「リム」とか「リライト」とか、「何それ?」といった状態です。恥ずかしながら「それどういう意味?」と、当時から仲良くしていただいたけんたろさんによく聞いていたほどです。

「あっ、けんちゃん、出版おめでとう。これからもよろしくね♡」

こうして私の『副業物語』がスタートしました。

X(Twitter)でまず始めたのが”図解”です。

いまでこそ「やまちゃん」といったら図解が頭に浮かぶ方も多いと思いますが、最初はわけもわからずただ見よう見まねで図解をつくっていました。

最初の図解がこちらです。

初めて図解させてもらったのがおでん(@oden_biz)さんの書籍なのですが、まぁヒドすぎます(笑)

あの表紙横の夕焼けなに⁉(笑)
プロフから入るってどういうこと⁉(笑)
「みてみてください」って文章おかしすぎるやろ(笑)
いや第一弾ってそもそもなんやねん‼(笑)
絵文字いらんて(笑)
ほんで時間よ!(笑) 誰が見るねん、そんな時間から(笑)

自分でもめちゃくちゃ突っ込みたくなるそんな図解ツイートです。恥を承知で公開しているので、只今絶賛赤面中でございます……。

このクオリティはホントひどいですね。

なぜこの本が図解のデビュー作なのかと言うと、当時Twitterのことがさっぱりわからなかったので、まずはTwitterの教科書(教材)的なものを読みたかったかったからなのです。

色々探していたら、おでんさんの書籍に出会いました。ただそれだけの理由です(笑)

文章然り、図の配置や構成、見せ方然り、全然ダメですね。正直、話になりません。今思うと、図解を見てくださっている方にも失礼でしたね。ゴメンナサイ。

私は素人が一番やってはいけないことをやっちゃっています。

それは、「オリジナル」です。
「自己流は事故る」というコトバもあるように、素人が自己流でやると必ず失敗します。

オリジナルからスタートすると、必ずと言ってよいほど伸びません。文章には、「起承転結」や「PREP法」「SDS法」などの型が存在するように、図解にも「型」が存在します。

「型破り」という言葉がありますよね。型破りはいいんです。型なしがダメなんです。

「型」があってこその「型破り」
「基礎」があるからこそ「応用」が効く
「原則」は守ってこそ「例外」がある

これは必ず知っておいてください。

私の失敗から学んでいただきたいのですが、何かをはじめるときは、型・基礎・原則を必ず学んでください。文章でも、デザインでも、マーケティングでも、すべて一緒です。

それを自分のものにしてから「オリジナル」にしていってください。オリジナルとはそういうものです。

なんでも「型」というものがあります。すごく大事なことなので覚えておいてください。これテストに出ます。

私はその「型」を無視して図解をつくっていたので、完全に遠回りをしていました。かなりの時間を無駄にしていたんですね。

1つ目の図解を投稿してから、その後、毎日図解を投稿してきました。その頃は型や基本がわかっていなかったので、とにかく見て学んで、実践して学んでいくしかありませんでした。

量をこなすことで少しずつ「型」がわかってきたのです。3か月後、先程のおでんさんの書籍図解をもう一度投稿したのがこちらです。

ちょっとうまくなりましたよね(笑)
反応も増えました。

これでもまだまだ直すポイントはたくさんありますが、最初の投稿に比べると随分と成長したと思います。こうやって毎日図解を作り続け、毎日ひたすら投稿していきました。

X運用をはじめ、1ヶ月経ったあたりから、どうやらプロフィールやアカウントというものを整えないといけないらしく、アイコンとヘッダーを作りました。

当時のアイコンとヘッダーです

当然自分では作れないので外注しました。

その数か月後には、「やっぱりもっとかわいいアイコンに変えたい!」と欲が出て、当時仲良くさせていただいていたまーるさんにアイコンを作っていただきました。それが今のアイコンです。

最近出版されたしゅうさん(この方も当時から仲良くしていただいている方)の表紙デザインもまーるさんにお願いしたようです。つながりってスゴイ。

しゅうさん、出版おめでとうございます。

その後、2021年6月30日に無事500フォロワーを達成しました。

それ以降もひたすら図解をつくり続け、アホみたいに毎日投稿し続けていました。もうバグッてましたね(笑)

このときが一番頑張っていたかもしれません。当時のタイムスケジュールは、こんな感じです。

朝4:30に起き、6:30まで朝活をします。
それから、子どもを起こし、身支度をはじめます。
7:30~8:00まで再度、作業をし、8:00に出勤。
定時で上がり、18:00~19:00までまた作業。
21:00に就寝。

次の日の投稿が間に合わず、深夜2時に起きて図解を作ったことも何度もあります。クオリティでは勝負できないので、量で勝負しました。

図解投稿を毎日繰り返していると、当然時間を確保しないといけないので、必然的に定時に帰る必要があります。そのおかげで職場では「アイツは早く帰るやつだ」と認識されるようになりました(笑)

一度そういうイメージがつくと、もうすんなり帰ることができます。
副業をガチるならこれくらいはしなければいけないと思っています。
勇気を持って定時で帰ってください。そしてそれを続けてください。

当時の作業時間としては、平日は約3時間、休日は10時間程です。図解を毎日投稿していたので、平日で3本。休日は4本。合計7本を1週間で作り続けていました。当時はコロナ禍ということもあり、ほとんど外出はしていませんでした。休日はずっと家にこもって作業をする。そんな生活でしたね。
タイミングもちょうどよかったのかもしれません(笑)

そんなこんなで、2021年8月中旬、Twitterをはじめて3か月。その努力の甲斐もあり、「1,000フォロワー」を達成しました。(ほんとによくがんばりました)

初めての炎上

順調にみえたかと思われた矢先。2021年10月上旬、私は「炎上」してしまいました……。
きっかけは”図解”です。

「別れたくない妻の条件」といったタイトルで図解をしました。今思えば、炎上のにおいがプンプンするタイトルですよね(笑)。

内容はこんな感じです。

・いつもポジティブ
・悪口や批判を言わない
・尊敬してくれる
・一人の時間をくれる
etc.

といった項目が9つあり、これを縦1枚の図解にしました。そしたらアンチが殺到し、批判の声がこれでもかと言うぐらいに浴びせられました。

「こんな条件ありえないだろ」
「誰がいるんだよこんな女」
「こいつ求めすぎ!」

このようなコメントをいただいたのです。コメント以外にも、批判的な意見を載せた引用RTが拡散されていきました。

それはもうものすごい勢いで拡散されていきました。怖くなって、その図解を消してしまったのです。

そして、プロフィールに過去の投稿した図解もまとめていたのですが、それらにも飛び火してしまいました。

おそらく、コメント全体のごく少数がアンチだったと思うのですが、この時ばかりは世の中全員が敵に見えてしまいました。

Twitterだけに限らず、まったく知らない人に叩かれるという経験自体が、私にとっては初めてだったのです。家に押しかけてくるんじゃないかという謎の恐怖心すらありました。

胸が「ギューッ」と締め付けられる。不安、恐怖、苦しみ…...。
すべてが混ざり合ったあのときの感情は、今でも忘れはしません。

挙句の果てには、こんな気持ちになってしまいました。

「もう、やめよう...…」

毎日何時間も費やしてきたTwitterから少し距離をおきました。このときばかりは相当かなりへこみましたね(意外と豆腐メンタルです)。

家の中はまるでお通夜状態。ずっとテンションダダ下がり。ネガティブオーラが満載でした。そんな状態が2日ほど続き、炎上から3日目、見かねた妻からこんな言葉を言われました。

「あんた。弱いなあ。ちょっと批判されたぐらいでやめるんやったら、最初からやらん方がいんじゃない? SNSを伸ばそうと思ったら批判されることなんて当たり前なんじゃないの?」

慰められるのかと思ったら、妻まで…...(笑)

でも、それがすごく突き刺さったのです。私はそれまで”批判される覚悟”がありませんでした。「どのような発信をしたら”炎上”になるのか」といった勉強もしてこなかったのです。

これは、なるべくしてなった炎上であり、完全に自分のミスでした。決して悪気があって投稿したわけではないのですが、否定的に捉えられてもおかしくない図解だったと、今となっては思っています。

「多くの方に見られている」という意識が薄かったのです。それ以降、ちゃんと「批判」と向き合い、「もっと伝わりやすい発信をしよう」と心がけるようになりました。

炎上をきっかけに発信者として意識が変わった瞬間です。

ただ、燃え上がったが故にかなり多くの方に見ていただけたようで、たった2.3日で1000名の方にフォローしていただけました(炎上ってスゴイ(笑))。

炎上は怖いですが、認知度が一気に上がります(笑)

アンチのおかげでインプレッションが爆上がりします。
この月(2021年10月)の総インプレッションはなんと2200万!

こんな数字見たことがありませんでした(笑)

炎上の「恐怖」と「威力」を実感しました。

炎上以降、発信内容や自分のアカウント設計を見直しました。

2021年10月までずっと図解で伸ばしてきましたが、Twitterの本質である「文章で人と繋がり、文章で価値提供を図ろう」と思い、図解の頻度を下げ、文章に力を入れました。

当然ながら、図解に注ぎこんでいた時間が浮くので、それまでとは比較的ゆっくりと運用することができました。

しかし、まあ伸びません...…。
伸びないどころか、フォロワー数はどんどん減っていきます。何を呟いても伸びません。

2021年10月下旬には2,800名程度まで減りました。

原因はおそらく図解の頻度を下げたことと、炎上による意図しないフォロワーさんが増えたことの反動が大きかったのだと思います。

図解をみたくてフォローしてくれた方もおられたでしょうし、「なんだよ、もう一回問題起こしてくれないのかよ!」と炎上を再度期待してフォローした方も中にはおられたでしょう。

実際、「バズった後はフォローを解除をされることが多い」というのはよく聞く話です。その現象が私にも起こりました。

なので仕方がないと言えばそれまでです。何をしても伸びないのは本当に苦しかったです。皆が伸びてる中、私だけ減り続けているのです。

苦痛で、苦痛で、たまりませんでした。

しかし、それ以降、Twitterの本質である「140文字でまとめる文章」や「リプライ」でのやりとりなど、”文章”と”コミュニケーション”を大事にしていきました。

Twitterは文字を通して、人と人が繋がることができるツールです。

もう一度、自分のアカウント設計やTwitterの運用方法を見直しました。

ついに副業(kindle出版)をスタート

「人生を変えたい」と思いはじめたTwitter。しかし、一向に変わる気配はありません。当時、「誰かが導いてくれるんじゃないか……」そんな、他力本願な期待を抱いていたのだと思います。

10月下旬。なかなか伸びない辛い時期が続く中、こう思ったのです。

「私は今、フォロワーを伸ばすためにTwitterをしている.…..」

完全に目的と手段が逆転していました。フォロワーを伸ばすのは手段であって目的ではありません。当然多いほうが良いに決まっています。

ただ、それはあくまでも手段。

フォロワー数の増加は結果であり、内容が良ければついてくるもの。

私がTwitterを始めた目的は「人生を変えること」だったはずです。それはすなわち、SNSを通して「マネタイズをすること」なのです。

そう思って発信活動をはじめたはずでした。

「なにかを変えなければいけない。新しいことに挑戦しよう」「副業に挑戦したいけど何がある?」

Twitterを続けて5ヶ月。

ようやく収益化に繋げようと動きます。
ちょうどその頃、吉永ゆかさん(@Yuka_produce)という方とすごく仲良くさせてもらっていました。もう今では発信は止まっていて、何をしているのかすらわかりません(先生、お元気ですか? 僕は元気にしてます)

その方に、kindle出版を教わり、1か月間のコンサルを受けました。
コンサル1ヶ月後、生まれて初めてマネタイズをすることができたのです。

感動しました。自分の力で稼いだ1円の重み、自分の口座に振り込まれた瞬間、あのときの感動は一生忘れることはないでしょう。

それ以降、毎月のように本を出版して、1年間で13冊もの本を出版することができました。コンサル料金も半年で回収することができました。

ただ、当時の本はクオリティが低すぎて、13冊中10冊を出版停止にしました。

その理由はコチラの音声にまとめたので、知りたい方は聴いてみて下さい↓

印税も毎月のように増え続け、kindle出版をして8か月ほどで安定して月5万円を稼げるようになりました。

一方のTwitterはと言うと、202年2月に5,000フォロワーに到達しました。この時は、Xとkindle出版の両輪で動いていたので結構大変でした(いや、今の方が大変か)。

5,000名以降の物語

そんなこんなで大台の5,000名を突破したのですが、このときずっと尊敬していた方のVoicyの放送でこんなことを言われていました。

「皆さん、これからどんどんフォロワーが増えてきて、教えられる立場から教える立場に変わる方もおられると思いますが、今の状態でちゃんと教えられますか?」

この言葉を聞いたときに、ドキッとしました。

「たしかにこのままでは、人に教えられない...…」

まるで自分に対して言っているかのようでした。図解を投稿して、ただフォロワー数だけが増えていく。そんな状態だったんですね。

ある程度フォロワー数を気にして運用していましたが、フォロワー数が多いことと、人に教えられることはイコールではなかったのです。

そして、同時にこうも思いました。

「ただフォロワー数が多いだけの万垢にはなりたくない。マネタイズができない万垢なんて恥ずかしすぎる……」

フォロワー数の増加とともに危機感を覚えたのです。

このとき、kindle出版をはじめて数か月が経ち、文章を学ぶ時間も増えていきました。この時からです。なんのマネタイズにもつながらないフォロワー数だけを追い求める発信を辞めたのは……。

それ以降、文章というものをちゃんと勉強しながら、kindle出版と並行して活動を続けてきました。2022年は1年間で2,000名ほど増え、フォロワー数は7,000名になっていました。X運用をはじめて1年目ほどの勢いはありませんが……。

2023年は横展開の時期

順調に印税が伸びてきたと思われましたが、やはり頭打ちはやってきます。
出版しても出版しても印税は増えません。

ここで考えました。

「横展開するか……」

図解をしていたデザイン力を活かして、kindle出版の表紙や商品紹介画像(A+コンテンツ)の販売を始めました。

2023年に制作したデザインの一部をご紹介します。

現在も絶え間なくご依頼をいただいており、その作品のすべてをコチラに残しております。現在200作品以上制作させていただいています。気になる方はぜひご覧ください。

デザインの横展開を図ったことで、印税とデザインの二本柱ができ、副収入は毎月安定して10万円を超えるようになりました。

2023年は5冊を出版し、2023年12月に出版した『デザイン超大全』は1冊で30万円の印税を稼いだ作品になりました。今でもよく売れています。

じつは最近、ななさんからこんな素敵なコメントをいただきました。

タップをすればXのポストにとびます

結構すごい内容が書いてあるので、ご興味のある方は読んでみてください。

2023年はデザインのご依頼をいただくために発信内容はデザインに関するものが多かったように思います。なのでこの年は1,000名ほどしかフォロワー数は増えていません。

2023年12月時点でフォロワー数は8,000名ほどだったと思います。

しかし、この時、こうも思いました。

「フォロワー数と収入はイコールではない」

X運用を始めて半年で3,000フォロワー増えてもマネタイズができなかったのに、2023年は1年でフォロワーは1,000名しか増えませんでしたが、副収入は右肩上がりに増え、本業の収入を超えるまでになったからです。

2023年後半からは、本は書けるようになり、デザインもできるようになったため、本格的に「出版サポート」にも力を入れていきました。2023年のサポート実績はこんな感じです。

【サポート生①】
Xフォロワー2桁→2か月で500フォロワー超
デビュー作:ベストセラー3冠

【サポート生②】
デビュー作:ベストセラー7冠

SNS運用なしでも、ベストセラー3冠&Amazon総合ランキング291位

2023年のサポートは着実に下済みを経験してこれらの実績を積み上げてきました。

フォロワー数は全然伸びませんでしたが、副収入は伸びた1年になりました。

2024年はコラボ出版&チーム結成で副業が加速

書くネタもそろそろ尽きてきたので、「もうひとつ横展開していきたいなぁ」と思っていた2024年の3月、いよいよタッグkindle(コラボ出版)に移行していきました。

Xのインフルエンサーにお声がけして、協業出版という形でkindle本を出版していったのです。2024年も当然ながらすべてベストセラーを獲得しました。

また、各kindle本(コラボ出版)の実績はこのようになりました。

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多い月で印税が13万円を超え、初めて『印税月6桁』というものを味わいました。

また、2024年の5月にまえけんさんにお声がけいただき、シンプリストやまださんと3人で『M.プロデュース』というkindle出版プロデュースチームを結成しました。

チームで活動することで副業がさらに楽しくなり、「チームを勝たせること」が副業をがんばることのモチベーションの1つとなっています。

そして、2024年のXはと言うと、『kindle出版編集者』という肩書をぶら下げ、これまで勉強してきた”文章術”に関する発信軸に切り替えました。

フォロワーも少しずつ増えていき、8月に9,000フォロワーを達成し、いよいよ大台の10,000フォロワーが見えてきました。

この時から、年内万垢を本気で目指してきました。

文章術の発信に加え、もうひとつ発信活動の軸におきたいもの(「自分が一番伝えたいこと」)がありました。それは、

「20代で頑張ってきてよかったこと」です。

・文章術
・20代で頑張ってきてよかったこと

現在は、この2本の軸で発信活動を続けています。

私は現在31歳ですが、20代(25歳)で人生の危機感を感じました。読書を始め、お金の勉強をして、副業を始めることができました。

おそらく、人生の中でも20代後半の5年間の動きがターニングポイントになってくるんじゃないかと思っています。そう思えるように30代も生き抜くつもりです。

20代後半で頑張ってきたから、今の自分があります。それをもっと多くの方に伝えていきたいと思っています。

そして、2024年12月22日18:00、ついに10,000フォロワーに到達しました。応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。


おわりに

25歳で結婚し、子どもを授かり、読書を始めました。そこから私の人生は少しずつ動き始めました。

この記事を執筆している現時点では、私はまだ31歳であり、もしかしたらこの記事を読んでいる方々に比べると若いほうかもしれません。

ここまで積んできた実績が「成功」と言えるかわかりませんが、普通の会社員が副業でこれだけの実績を積むことができたのは、20代にしっかりと下積みをしてきたからだと思っています。これは間違いありません。

X然り、kindle出版然り、伸び悩んだときでも、結果が出なくても、腐らず、あきらめずに、続けてきました。

その結果、ここまで来ることができたのです。

2024年は収入にも余裕ができて、家族にもドンドン還元できるようになりました。子どもが生まれた当時(25歳)、本当にお金がなく、節約や我慢生活が数年の間続きましたが、ようやくその生活に終止符を打つことができました。

副業を頑張ったおかげで2024年は家族の思い出をかなり作ることができました。

また、2023年のことですが、夢だったマイホームも建てることができ、非常に充実した生活を送ることができています。

「お金がなくても幸せになれる」なんて言葉もよく聞きますが、アレはウソです。そのように言っている人は、たいてい幸せそうに見えません。ゴメンナサイ。

少しばかりお金を稼げるようになって、お金で買える幸せはたくさんあることを知りました。

ここまで来るのは大変でしたが、20代で頑張れば30代で、30代で頑張れば40代で、ドンドン楽になっていきます。そして、その先には楽しい人生が待っていることを若者に対して伝えていきたいと思っています。

将来が不安でたまらない20代の方
夢を諦めかけている30代の方
人生まだ折り返しの40代の方

どうか諦めないで欲しい。人生捨てたもんじゃありません。
やったらやった分だけ、めちゃくちゃ楽しい人生が待っています。

一緒に頑張りましょう。
私もまだまだ挑戦していきます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
あなたとまたどこかでお会いできる日を楽しみにしております。

謝辞

最後になりますが、私を一番支え続けてくれた家族に、感謝のコトバを伝えて終わりたいと思います。

【妻へ】
本業・家事・育児の中に「副業」が入ってきたね。24時間という箱が毎日パンパンで、この数年ホントに忙しくなったね。ごめんな。迷惑をかけたこと、負担をかけてしまったこと、たくさんあったけど、あなたの協力なしではここまで来ることは絶対にあり得なかった。本当に感謝しています。これからもぶっとんだ夫(やまちゃん)を支え続けてください。

【子どもたちへ】
私たちのもとに生まれてきてくれて本当にありがとう。君たちと一緒にいる時間はすごく貴重で毎日ホントに幸せです。ちょっと忙しくて相手ができないときもあるけど、その時は許してくれ。すまん。色んな思い出をいっぱい作れるように、そして、君たちが大人になったとき、色んな選択肢を用意できるように、父ちゃんもうちょっとだけお仕事がんばるからね。一緒に成長していこうな。これからよろしく。

裏特典のご案内

ここまでお読みいただいた皆様に、『お悩み相談』を承ります。

・kindle出版に関すること
・X(SNS)運用に関すること

この2点とさせてください。いまあなたが抱えている悩みをぜひ私に相談してみてください。

お願い

この記事の感想をいただけると嬉しいです。私の3年半の活動内容や想いをたくさんの方に知っていただきたいと思っています。ぜひ、下記のポストに引用リポストで感想のシェアをお願いいたします。

また、読み終わりましたら、こちらのnote(記事)に「スキ♡」を押していただけると、大変うれしく思います。

ぜひご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

p.s.
この記事は、2024年12月22日のちょうど10,000名を達成した日です。この日は、深夜の1時に目が覚め、雨音や子どもの鳴き声の影響で全く寝付けませんでした。「あっ、そうだ! これまでの経過を書いて皆さんにお渡ししよう」そう思い、そのまま起床して、深夜2時から朝7時まで5時間ぶっ通しで、この記事を書き続けました。修正に修正を重ね、10,000字の記事を10時間以上かけて書き上げました。少し遅くなりましたが、私からの「クリスマスプレゼント」です。受け取っていただき、本当にありがとうございました。あなたの活躍を心から応援しております。

引き続き、これからも「やまちゃん」をよろしくお願いします♪

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