初心者ブロガーさんやライターさんに教える時に伝えたいこと④主役は早めに!
こんにちは!
ライター歴10年、デザイン歴半年で副業で趣味をお金にしている副業自由主婦のやまちゃんです!
前回は、「文章をまとめる」ことについてのお話をしていきました。
文章をまとめるとは、文章の流れを意識して、読んでいる人が「文章を読みやすい」と思ってもらえるように文章を話がつながるようにまとめることを指しています。
このまとめることができれば、記事そのものが一本化して「読みやすい」ものになるので読んでもらえやすくなります。
そのお話についてはこちらから。
今回は、文章を短くしてほしいの部分でもお伝えした「主語」の重要性についてお話をしていきたいと思います。
主語と聞くと、国語の印象かもしれませんが、記事やブログなどの文章に関係するものには、”絶対” 必要なものになっているので、文章を書くときには一度は勉強してほしい内容です。
この記事を読んでほしい人
・自分の書いた文章が「読みにくい」と言われた人
・簡潔に書くことに集中しすぎたら「文章が読みにくく」なった人
・文章でよく「主語」が抜けるといわれる人
・書いた文章が意味わからない文章になりがちな人
向けの記事になっております。
この記事を読んでいただければ、主語についての前提から、主語が無くならない文章にするには?、まで説明していきます。
あなたへ質問!
「あなたは、簡潔な文章と言われて『主語』を抜かさずに文章がかけていますか?」
私はこの主語については、新人時代に、先輩から「やまちゃんは主語が抜けているタイプ」と言われるぐらいぬいける人間でした…
人間は、普通に文章を書いていると「主語」について忘れがちになります。
理由は簡単で、「文章を書いている人」が『主語』になってしまうので忘れてしまうのです。
文章における「主語」の重要さ
私は、ついつい記事や文章を書いていると『書いている自分』が、”主語” になってしまって、抜けてしまうタイプでした。
ですが、文章で、”主語” が抜けてしまうと、「誰について」話しているのか画分からなくなるので、読み手が混乱する原因になります。
例えば、漫画などでは、主人公が話しているときには、”吹き出し” という形で文章や文字が出るので、主語がなくても『誰が』言っているのかわかります。
なので、絵をみて話している人はこの人であったり、吹き出しの中の文章で「どのキャラ」が話しているかが分かります。
しかし、文章では、「誰が言っているのか?」が分からなくなる時があります。
例えば、小説であれば、主人公とそのほかのちょいキャラなどの端役の人が話しているのを区別するには『誰が』の主語が入っていないと見わけがつかないこともありますよね?
「○○○○○○○○」と□□は言った。
という一文が入るが、前の文章に誰が話そうとしているか?などが入っています。
なんで、この会話前後の一文が入っているのか?などを考えたことはないと思いますが、この一文が無くなってしまうと、読んでいる人は「一体だれが言ってるのか?」が分からなくなります。
そうならない為にも、会話の後に他の人が話す場合はは一文を入れたり、または会話前にその二人が話し出すなどを入れているんです。
それぐらい文章にとっては「主語」が重要視されています。
でも…文章を書いていると「主語」を忘れるのはなぜ?
そんなに重要な『主語』、なのになぜ書いていると忘れてしまうのでしょうか?
それは、書いている「わたし」が私の視点しか見れていないからです。
一体何を言っているんだ⁉
と思うかもしれませんが、この「書いているわたし」の視点とは、いわば第三者視点に近いものです。
例えるならば、「ナレーション視点」のようなものになります。
私の場合は、文章を書いていると、わたしの視点ではなく、第三者のような俯瞰した視点になっていることがあります。
この俯瞰した視点いわばナレーション視点となると、「主語」が抜けがちになります。
その文章が本当に、”ナレーション” であればいいのですが、ナレーションに見せた、"文章を書いているわたし" 視点の場合、”主語がない文章” になってしまいます。
それが、”主語がない文章” の正体です。
『主語がない文章』とはいったいどういうものでしょう?
主語がない文章とは?
では、主語がない文章とはどういうもの?とおもったあなた。
例えば、
「今日は、朝から帰省のために荷物をまとめて、重くなったので服やお土産など当日まで使わないものはキャリーバック事送って、当日は必要最低限の量だけにしました。」
という文章を書くとします。
この場合、『誰』が全く入っていないので、ブログなどの「あなたを知っているもの」以外では、”読みにくい文章" と呼んでいる人に認識されてしまいます。
この場合はまだ、『帰省をしようとしている誰か』というのが分かるのでいいのですが、それもない場合は、読んでいる人が、”何を言ってるの?" となる文章です。
ですが、このかたち新人ライターさんだと結構やってしまって困りがちです。
もし上の文章を改善するなら、私はこうします。
「今日は、私が実家に帰省するために荷物を朝からまとめました。約5日間戻るので荷物量が多く、持ち運ぶのも面倒だったので、『宅配』にしました。服や日持ちするお土産などはすべて「キャリーバック」に入れて宅急便で送るように手配をしました。」
という形にすることで、「帰省をする私」が荷物を宅配にした。という事実をわかりやすく表示しています。
このように「誰が」「何をしたのか」についてしっかりと表示をすることで「主語が入ってわかりやすい文章」になります。
主語を忘れないようにするには?
上の章で、あなたがなぜ「主語」を忘れるのかについて話をしていきました。
しかし、実際に「主語」を忘れてしまうのをどのように対策をとればいいのか?について悩む初心者ライターさんも多いのが現実…。
私は「主語」を忘れない為にいつも教えていることは『誰の話なのか?』を考えていれば、主語は忘れません。
例えば、上の文章について、普通なら、『「主語」を忘れない為にいつも教えていることは『誰の話なのか?』を考えていれば、主語は忘れません。』という形でも意味は通じます。
ですが、『私は』を入れることによって、『やまちゃん』という人物がそう発言しているということを「読んでいるあなた」に向けて発信をできます。
どういう人が何を言っているのかが、明確であれば文章は簡潔に見えます。
上の例であげた、『漫画の、”誰が発言しているのか” 」を文章でも起こしていることになります。
これには意識を向けてもらうことが一番なので、文章を書いているときに「この言葉は誰が言っているのか?」を考えながら書いてください。
最初は、メモなどに「1行ごとに誰が言っているか?を考える‼」と書いて実践してもいいです。
それくらい主語は重要なのでぜひとも行ってください。
まとめ
今回は、「主語」の重要性についてお話をしていきました。
主語とは「てにをは」がついているもので、「誰」が言っているのか?などを考えるものになります。
文章における主語は、「重要」だが、文章で書いているときに忘れがち…
忘れる理由としては「書いている人が、”ナレーション” なのか、”誰かが発言しているのか" について考えられていないから。
この「主語忘れ」を解消するには、書いているときに『誰が発言しているか』を念頭に置いて書くことである。
いわゆる『誰がはつげんしているのか?』を頭に置きつつ、文章を見てそれが伝わるか?を考える。
この方法が出来れば、あなたが『主語を忘れた読みにくい文章』を書くことが減ります。
最初は、1行ごとに『誰が言っているかかいているか?』をチェックしながら書いてもいいが、基本的に見直しの時にした方が効率的。
時間がない時には効率を求めて良いが、慣れるまでは1行ごとに『この文章は誰が言っているか?』を考えた方が定着はする。
というお話でした。
私も、10年ライターをしていますが、忙しくなったり、眠い時には「主語を飛ばした文章」を書いてしまうこともあります。
それぐらい省略する癖がついている人もいるので、あなたももしあるのであれば、今日から改善をしてください。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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