貧困問題解決の為に世界行脚してみた-ブラジル-
ブラジルのスラム街“ファベーラ”潜入を連打しました。
『貧困問題の活動するならココは避けては通れん!』と自分にプレッシャーをかけ、奥のマフィア沢山ゾーンまで入りました。
さて目次
①ブラジルのスラム街ファベーラ潜入
潜入は4箇所(ホシーニャ、ビジガル、PPG、サンパウロのとこ)。割と長く滞在し食事や現地交流なども実施。
場所により多少雰囲気は違えど、
ファベーラは共通して動画撮影に相当センシティブ。
基本マフィアが見張ってるので、動画を撮ってると路地裏で囲まれて、銃を持ってたりすると最悪なケースもあり得る。
彼らの多くは戸籍を持ってないし警察も入り込めないエリアが多いので、みぐるみ剥がされて殺されるなんてケースは安易に想定できる。
とはいえ、彼らも住んでる訳で、動物園みたいな扱いで物珍しさで撮影されるのと嫌な気になるのは理解できる。
また、アフリカ・アジアのスラムとは雰囲気が全く異なり、殺気&見張られてる視線を感じる。
実は、世界のスラム街で最も自分がゾクっとしたのがスペインの『カニャダレアルのセクター6』でしたが、
ファベーラの奥の方はカニャダレアルに雰囲気が近い印象でした。
アフリカのスラムと南米のファベーラは、結構危ないのでかなり警戒してましたが、ココ超えたので無事帰国できそうです(^^)
入ってみて感じたのは、このエリアはアフリカやアジアに比べて時間にはすごくルーズだが陽気で発想力も豊かだという事。
ネイルサロンや音楽プロデュース、アート関係などファベーラ内でもクリエイティブな事業が沢山見受けられた。
しかし自営業を出来ない人々は皆『チャンスがない』と言っているのでなんとかしたいと思っている。
ブラジルは雇用よりも、マイクロファイナンスでチャンスメイクをして彼ら自身のアイディアを形にするサポートが有効に思えた。
②スポーツを通じドラックへの誘惑を遮断
更にブラジルのファベーラ潜入以外にも沢山の視察とディスカッションを重ねました。
首都から離れたエリアでスポーツ(サッカー、バレエ、ダンス、格闘技など)施設を作り無償スクールを提供してる創業者訪問&お話をしました。
彼は兄弟6人のうち5人がドラック関係で死んだショックから、子供にスポーツを教えることでドラックの道に行かない様に働きかけていて、合計1000人近い子供がレッスンを受けていた。
凄い!
自分の原体験から生じるアウトプットは強いし、まず今出来ることを最大限やろうという熱量を各施設で感じた。
この人、カッコいいなって思った。
③政治家とディスカッション連打!
また、ブラジルは今、教育のレベルが全国的に低く高校を出ても文字読めない子もザラに居るそう。
戦後、アジア(日本、韓国、中国、シンガポールなど)は成長を遂げたが、ブラジルは遅れをとっていて、
それは教育にかけた投資と質が違うからだと話を市長さんから聞いた。
こういう話を聞くと、自分が教育システムを入れる意味を見出せる。
④スピリチャルな『超』不思議体験
最後に
すごい体験をしました。
人生史上、最もスピリチュアルな体験。
簡単に言うとブラジル奥地でシャーマン(って本当にいるんだねw)に数時間にわたり色んな事されました。
宇宙にも行きました。
自分の過去のトラウマに戻って対峙して、未来を見て、シャーマンに祈祷?されながら地球と一体化して数時間。
何だったんだろうあの光景は。。。
今でも整理できてないです。
※ドラックとかではないです。念の為。
さて、今日からNYとロス近辺を巡ります。貧困問題というより、環境・人権・テクノロジーの分野のプレイヤーが圧倒的に多いので、
アメリカではこのあたりを行脚して、自身の思考の幅を広げていきます!!