大vocal抽出時代、来てるな(Ultimate Vocal Removerのお話)
はじめに
こんにちはYamaC(@yamac_music)です。
みなさんはDTMをしてますでしょうか。
私はeditやbootleg、mashupなどをちょこちょこ作ってます。
上にあげたような曲作りの要素といえば、シンセの音作りだったり、ミックスだったり、サンプルの使い方だったり…たくさんありますね。
曲作りをする際に、上に挙げた要素はめちゃくちゃ重要なのですが、Bootleg作りだとそれだけじゃないと思っています。
個人的にeditやbootlegの作成において
「対象の楽曲のボーカルをいかに上手く抽出できるか」
って割と重要な要素な気がします。
ちょっと前のボーカル抽出のよくある方法としては、インスト音源があるものはそれとぶつけてボーカルのみを取り出したり、ちょっと技術系に理解ある方だとSpleeter使ったり、有料のWebサービスを使用したりが多いと思います。
ただ最近、信じられないくらいの精度でボーカル抽出が行えるツールが発表されました。それがこの子です。
Ultimate Vocal Remover(GUI)
コイツは、ディープニューラルネットワークを用いたスゴいやつ(をGUIで簡単に触れる)です。(自分もあんま詳しくないんで、どういうモデルなのか…とかはスルーさせてもろて・・・・)
ここからは導入方法とか、使用した結果を軽く紹介していきます。
HOW TO USE
導入方法(WindowsOSに限る)
上に貼ったリンクを踏んで、とりあえずダウンロードしてインストールしてください。
(ちなみに、現段階ではWindowsOSにしか”基本的に”対応していません。一応MacOSとかでもいけるっぽいですけど、色々ゴニョゴニョする必要あるのでスルーで)
使用方法
インストールして起動するとこんな感じの画面が出てきます。
使い方の手順は、
Select Inputで、ボーカル抽出したい曲のファイルを選択する。(ドラッグ&ドロップでも良い)
Select Outputで、ファイルを書き出す場所を指定する。
右側のWAV, FLAC, MP3を指定
Start Processingをクリックして実行
この工程を行うだけです。GUIは分かりやすくてええ・・・・・。
細かい設定(モデルを選んだり、パラメータを設定したり、、)もありますが、デフォルトの状態からこの工程をするだけで、正直有料のボーカル抽出ソフト並みの精度のファイルが手に入ります。ホンマにやばい。
詳しい設定を知りたい方はこちらの記事を参照してください。色々なモデルについての情報が日本語でまとめてあります。(Githubのreadmeのとこにも英語で書いてあるので、読める人はそっちも参照した方が良いかも)
ちなみにここ最近YamaC Bootleg、MashupとしてSoundCloudに投稿しているものは基本、このUltimate Vocal Remover(GUI)を使用したものになります。
おわりに
現状、モリモリBootlegとかMashupを使ってる方はもちろんのこと、Mashupくらいなら自分にも作れそう・・・と思われてるそこのアナタ。
ぜひこのUltimate Vocal Removerを使用して、Mashupを作ってみてはいかがでしょうか。
記事は以上となります。ありがとうございました。
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