サポートありがとうございます!
今日もいい天気の吉野山からお届けします。
一日一随筆10日目にしてすでに3名の方からサポートをいただきました。
ものすごく嬉しいです。
誇張ではなく、今日を生きる力をいただきました。
ものすごく有難いです。
いいタイミングなので、改めてこのnote開設の経緯について少しお話ししようと思います。
宿泊業での収入がまったくなくなり、しかし時間だけは膨大にあり余っているこの状況。
そんな時だからこそ、『できることからコツコツと』と、このnoteを書き始めました。
きっかけは吉野によく来てくれていて、お山の修行にも来てくださったことのあるお客様からの
「女将のエッセイをいつか読んでみたいです」
というお言葉。
わたしは元々文章を書くことに苦手意識がありました。
それは書き終わるまでにとても時間がかかってしまうから。
SNSの投稿も宿としてずっと続けているけれど、頻度は決して高くない。
でも書くこと自体は嫌いではない。
一つ一つ丁寧にことばを選び、時間はかかってもわたしの感じたものを表現できると嬉しい。そんな調子だから、定期更新がキモなSNSもわたしのページは完全に不定期更新なのです。
しかし、そんなわたしのマイペースな投稿をいつも見てくれている方々がいて、そんな方からのご意見。嬉しかった。
あぁ、今挑戦せずにいつ挑戦するのか。
自分の苦手意識克服稽古として、
瞬発的に言葉を紡ぐ特訓として、
コロナが終息するまでやると決めた "一日一随筆チャレンジ" が今のこれです。
このチャレンジも今日で10日目。
10日目にして予期していないことが起こっている。
サポートでの入金が、
すでに <<3名>> もの方から入っているのです…!
うわぁ!!
収入はなくともそれなりに幸せに生きているつもりでした。
でも、サポートが入って、なんというか、とてつもなく心が軽くなりました。
それは『わたしも不安だったんや…』と気がついた瞬間でした。
食費を抑えるために山へ山菜を採りに行ったり、ガソリン代を減らすために極力車を使わないようにしたり、光熱費を抑えるためにお湯はコンロじゃなくてストーブで沸かすようにしたり、小さく小さく生きていた。
なんとか持ちこたえねばならない。
お山に来る人を迎える場所として、今はなんとかしのがねばならない。
そんな気持ちでいたときの皆様のサポート。心からうれしかった。
「応援してるよ」「また行きますね」「心だけでもそちらに送ります」
そんなコメントまでついて、あぁ泣いてまう。
本当に本当に、ありがとうございます。
山伏女将の宿、KAM INN、この世相が落ち着いたらまた皆さんをお迎えできるよう、踏ん張ります。
これからも毎日お山で皆さんの幸せを祈り、拝み、手を合わせ、精進いたします。
それがわたしの使命ですから。
拝