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因果応報

わたしの宿は友人知人がいろんな相談をしにくる場所でもある。
日頃の悩みであったり、事業計画の相談であったり、みんな一人でわたしに話しにくる。
この春はいつもより多い。
こんな世相だものね。

相談をする人たちをみていて思うのは、人の悪口を言っている人(おそらく本人に自覚はない)は、本人の知らないところで人からも悪口を言われているなぁ、ということ。
他を攻撃すると、そのぶん自分も攻撃されるように世の中できとるのになぁ、と、彼らのトゲのある言葉を聴きながらいつも少し残念に思う。

以前からではあるけれど、
このところ特に、web上で世の中に攻撃をしかける人が目立ちますね。

あーだこーだと自分の範囲外のことに遠くから文句をいったり、貶(けな)したり。
ストレートに書く人もいれば、オブラートに包んで書いて、その内容に反応した人にまで「そういうことじゃない」と攻撃をしかけたり。

正直、『迷惑だな』と思う。

みんな疲れちゃう。
もう疲れているのに。
そういう流れはよろしくないなぁ、と思う。

空を見なよ。
草を見なよ。
虫を見なよ。
風に触れなよ。
どこにもそんなにピリピリしているものはいないよ。

みんな静かに呼吸をしているよ。

今の生を全力で楽しんでいるよ。

今をもっと感じてみてほしい。

静かな夜だって、実はいろんな音がする。
太陽のあたたかさも毎日変化してる。
先月鹿に根本まで食べられたうちの植木鉢のお花は、一昨日またつぼみをつけたよ。
今日は今年初のでっかいムカデが出たよ。

何も留まるものはない

今このときから学びとれるのは、今だけ。
その一瞬をどうにもできないもので消費せずに、きちんと向き合おう。

今の自分の感情は、未来の自分に必ずかえってくるからね。
だからみんなで心地よく生きよう。

利他、利他。

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