粘菌観察会
金土日と、素敵なお客さんばかりのうちの宿でした。
元の生活が戻ってきた〜
今日は日中、粘菌の観察をしに粘菌好きの皆さんと先生が吉野山に来てくださって、KAM INNとしては一年ぶりの粘菌観察会でした。
一昨年、南方熊楠と粘菌に興味をもって以来粘菌に魅せられてしまったわたしなのですが、ひょんなご縁で毎年うちで粘菌観察会を開催していただいています。
ところで粘菌ってご存知ですか?
あんまり知らないですよね。
こんな子たちです。
かわいいでしょう?
愛しいでしょう?
これでも単細胞生物なんです。
でも動くし、ごはんも食べるし、うんちもします。
不思議な生き物、粘菌。
みんな気づいていないだけで、とっても身近にいる子たち。
粘菌に気がつくようになると、自分が如何に今まで何も見ていなかったかがわかりますし、同時に世界はこんなに広くおもしろいんだということにも気がつきます。
小さいも大きいも、そんなものはあまり意味はなくて、全てのものはきっと相似なんですよね。
だからどんなものでも突き詰めること。
それがきっと大切なんだ。
それが、南方熊楠のみた哲学だ。
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