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西日本修験の旅 -渡海-

この旅の最終目的地は鹿児島県、霧島。
そこに6月20日に到着する。

行き当たりばったり旅が好きなわたしですが、今回はゴール地点だけ決めました。
あそこまで行かないと帰れないぞ!と自分を鼓舞するために。

霧島は修験のお山のあるところ。
あのあたりの修験は『霧島修験』と呼ばれる。
4年前に霧島修験の神社の巫女さんが吉野に来てくださって、それからずっと行きたかった場所。

最終目的地、霧島までどういうルートで向かうか。
時間もお金も限られている。むむむ。。
試案の結果、まずはオレンジフェリーを使って大阪から愛媛への船旅に。
大阪南港22:00発、東予港6:00着6600円

お安くロスなしオレンジフェリー(合掌)

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さて、問題はどれだけ乗船者が多いか。
今回の旅で何カ所かは友人のゲストハウスに泊めさせてもらうので、できるだけ迷惑や心配をかけないために道中あまりたくさんの人と接するのは避けたいところ。

万が一、フェリーの乗船率が高かった場合は一晩甲板で過ごそうと思っていた。

ドキドキしながら待合所へ。

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だ れ も い な い 。

びっくりするほど誰もいない。
『でももしかしたら先にみんな乗船してるのかもよ?』と疑心暗鬼に歩みを進めていると、大変素敵な自販機を見つけた。

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こ れ は ! !

ノスタルジーの塊のような自販機を見つけてしまった。

一応夕食と朝食用にゆでたまごを5つ持ってきてはいたのだけど(船内にレストランもあるのだけど高そうだし)、240円でこんな素敵な自販機が使えるなら願ったり叶ったり。
ひとりぼっちで美味しくいただきました。
付属のわりばしにまで日清のロゴが付いてました。
おいしかったです(合掌)

というわけで船内へ。


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えーーーーーー!!!!

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え何なのこれホテル?!

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ひろ!!!

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しかも誰もいねえええ!!
※ちょっとはいました。ちょっとだけ

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甲板もだれもいない。
出航の時に10人弱甲板に出てきていたけど、しばらくしたらみんな部屋に帰っていった。

わたしはフェリー後方の甲板にしばらく座って夜風に吹かれていたのだけど、ほどなくして眠たくなったので自室にもどってそのまま寝ました。
展望大浴場とかも気にはなったのだけど、眠気には耐えられなかった。

目が覚めたら5時でした。

船から見る瀬戸内海の朝焼けはなんだかモンヤリしていた。

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ふー
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