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【ツイステ】オタクのぬいづくりまとめ【毛糸ダイヤモンド製作】

はじめに

はじめまして、山吹(@yamabuki_16)です。
ぬいちゃん愛でたり、絵を描いたりしている、ただのオタクです。

公式からぬいぐるみ沢山出てるけど、世界にひとつだけのぬいぐるみを作りたいなぁ……お洋服とか作れたらいいなぁ……
と思ったのが、ぬいちゃん製作のはじまりでした。
そんなオタクのはじめてのぬいづくりまとめです。

製作自体は2020年秋くらいだったはず。今更まとめ。

1.ぬいちゃんとはなんぞや(方向性決め編)

まず、どんなぬいちゃん作るか……そこから。
そもそもぬいぐるみとは?????
ひたすら「ぬいぐるみ 作り方」「人形 手作り」などで検索検索!
世界にはいろんなぬいぐるみ、人形があるんだなぁ……みつを

  • お顔は立体的なやつがいいけど、型紙から作るのは大変そう。

  • 髪もフェルトじゃなくて、アレンジできるといいよね。

  • 服もしっかり作りたいから、手足がちゃんとしているやつがいい。

そして最終的に辿り着いたのが……
「ウォルドルフ人形」+「テディベア」
でした。

ウォルドルフ人形――
羊毛などの天然素材で作る、子供の教育にも安心安全な人形。
口や目は表情はあまりつけずシンプルな作りで、子供の創造力で「付け足す喜び」を育み、また、繊細な子供の感情を受け止める役割になる。

らしいです。ほお……。

ウォルドルフ人形

テディベア――
あのテディベアです、一般的な。
手足がボタンで止まっていて、可動するやつ。

テディベア

このふたつを……こうして……

「ウォルドルフ人形」+「テディベア」

こう!

つまりは、顔の造りはウォルドルフ人形のように。身体はテディベアのように。
ってコト。

ウォルドルフ人形の作り方は、綿を丸めて、やわらかい布でくるむ方法。
手足の作り方もテディベアより、ウォルドルフ人形寄りになっているかも。
「型紙?めんどくさい…」なわたしにはぴったりだな!っていうね。
それだけの選定理由です。

2.素材探しの旅(素材決め編)

ウォルドルフ人形について調べると、羊毛で~天然素材で~と出てくるんですが……そのあたりは割と無視。
天然素材も良いですが、虫食いこわいなぁと思ったので。

使った素材は下記のとおり。のはず。

  • 手芸用の綿

  • 靴下(いらなくなったもの)

  • お顔やからだ用のきれいな靴下(肌の色に近いもの)

  • 縫い糸(ぬいぐるみ用のじょうぶなもの)

  • ぬいぐるみ用の針(なが~い針)

  • 手足装着用のボタン

  • 髪の毛用の毛糸

だいたいは近くの手芸屋さんで簡単に手に入れました。

が、

大変だったのが髪の毛に使う毛糸!
けーくんに近い色をネットで探し、実店舗で色味を確認……これはオレンジすぎるし、こっちは黄色味が強い……
いくつか手芸屋をはしごし、なんとかそれっぽい色味のものをゲット!

材料は揃った……!

3.なりゆきぬいちゃんづくり(お顔とからだ製作編)

製作中の写真をあまり撮っていないので飛ばし飛ばしですが……
ざっくりとした作り方のまとめです。

①~③は、後述する参考サイトさまの動画を見ていただくと分かりやすいと思います。
※参考サイトさまに記載されている作り方に、アレンジを加えている部分があります。

①頭をつくる

わたを針で刺しながら固めに丸めていきます。
(羊毛のほうがよくまとまりますが、ポリエステル綿でもなんとか纏まりました!)

好みの頭の大きさになったら、丸めたわた玉をさらにわたでくるみます。

わたをシート状に敷き、ぎゅっとくるむ

それを靴下でくるみます。

上から靴下をかぶせるイメージ

首の部分をぎゅっと糸で縛ります。
首から下部分のわたを靴下に詰め込み、縫い閉じます。
(縫い目が汚くても、あとで隠れるのでOK)

頭のベース完成!
まだまだいびつでも大丈夫。

てるてる坊主のよう

※この工程は、以下のページを参考に作りました!

②頭のかたちを調整する

①で作った丸い頭に、じょうぶな糸を十字になるよう巻きつけます。
巻きつけた糸をずらし、頭のかたちや、ほっぺた、目のくぼみなどを調整していきます。

後頭部はぐいっと下に、前は若干上に調整

調整したら、ズレないよう縫って糸をとめます。

ガチガチに縫い固めました

鼻パーツを縫いつけます。

ウォルドルフ人形は丸いお鼻にするのが一般的のようですが、わたしは細長い一つ穴ボタンを少し削ったものを縫い付けました!
鼻筋ができて、人間らしいお鼻になるかなぁと。

円柱上のものを、かまぼこ型に
これもズレないようガチガチに

きれいな靴下でくるみ、首部分を糸でぎゅっと縛ります。

いい感じに鼻筋が浮き上がってます

※この工程は、以下のページを参考に作りました!


③胴体をつくる

①と同様、わたを針で刺しながら固く丸めていきます。
好みの胴体の大きさになったら、丸めたわた玉をさらにわたでくるみます。

シート状のわたで
たまご型になるよう、ぎゅっとくるむ

わた玉を靴下でくるみます。
今度は下から靴下をかぶせます。

おしり側から靴下をかぶせる

※この工程は、以下のページ前半を参考に作りました!

④頭と胴体をあわせる

③で出来た胴体に、②で出来た頭を合体させる。

胴体の靴下に、頭パーツの首から下を埋め込むイメージ

合体させたら、首部分を糸でぎゅっと縛る。
首がぐらぐらする場合は、胴体にわたを追加する。

合体イメージ


⑤体のかたちを調整する

③で作った胴体に、じょうぶな糸を十字になるよう巻きつけます。
糸の位置を調整し、おしりの形などを整え、糸が動かないよう縫い付けます。

背中が丸すぎたので斜めにも糸を張ってますね

ちょっとぽっちゃりだったので、むりやり縫って縮めてます。

背中とお腹部分を
ぎゅぎゅっと縫ってダイエット

首部分の余った布は、下に引っ張り、お尻下で縫い閉じます。

お尻までぐいっと引っ張り、縫ってとめる

きれいな靴下でくるみます。
おしり側から頭まですっぽり靴下をかぶせ、首部分を糸で縛ります。
最後に頭の上できれいに縫い閉じます。
おしりの割れ目を糸できゅっと縫って作ったりしても良い。

ぷりけつ


⑥手足と耳パーツをつくる

手足と耳のパーツを作ります。

足は、足首から下と脚の部分をわけました。
それぞれ、わたを詰めて縫って合体させています。

どうやって作ったか記憶がない足首下パーツ

手は、ミトンのような形にして、腕までひとつながりの袋状になるようにしました。

袋状になるよう縫う
一辺は靴下の”わ”部分を使うときれい

きれいな靴下で手足とおなじ形の袋を作っておきます。
手足パーツは、手足の先からくるみ、付け根側で縫い閉じました。
くるんだ後、指の形が出るように縫い目を入れています。

むっちりあんよとおてて

実は、手足にはわたと一緒に関節代わりのぐにゃぐにゃコードを仕組んであります。

このコードだと曲げにくいので、人形用の関節(トイスケルトン)を使うと良いと思います。

耳も同様に袋状にして、わたを詰めます。
そしてきれいな靴下でくるみ、縫い閉じます。

⑦手足と耳をつける

テディベアの手足と同様、ボタンで縫い付けます。
肩の端から端まで貫くので、ぬいぐるみ用長針必須です。

耳は、バランスをよく見て、良い位置に縫い付けます。
耳の真ん中がへこむ様に糸できゅっと縫っています。

ついでにおへそも、バツ印に縫いました。

素体完成

手足のつけ方は、下記ページを参考にしました。


⑧顔を刺繍する

目と眉は刺繍糸で縫い付けました。
お口はおブスなので見せられません……
このご時世なのでマスクで隠しちゃえばOKw

刺繍難しいな~~~~と思うので、丸いボタンとかでもかわいいかも。
もしくはレジンでオリジナルおめめを作ったり。

刺繍の汚さが目立つ……

4.なりゆきぬいちゃんづくり(ウィッグ制作編)

①靴下や布などで頭の形をとる

人形に直接布をかぶせ、ウィッグの土台を作ります。
多少伸びる生地だと、ウィッグをかぶせやすいかと思います。
伸びすぎる生地でも縫い付けにくいかもしれません……

②ウィッグのフチにステッチをかける

髪の毛用の毛糸と同じ色の糸でステッチをかけると、髪をあげた時に目立たないです。

③ステッチをかけた部分に毛糸を通す

ステッチの糸に、生え際の髪の毛を通していきます。
どんなふうに糸を通してとめたか記憶がないです……

④ウィッグ全体に髪の毛を縫い付ける

この工程は下記ページを参考にしています。
こちらの記事は直接人形に縫い付ける方法ですが、ウィッグの土台に同じように縫い付けています。

⑤アイロンなどでパーマをかける

三つ編みにして、アイロンをかけて、冷まして……人間の髪の毛と同じですね。
人間の髪用のコテやアイロン、なければ衣服用のアイロンで大丈夫だと思います。

ゆるふわウェーブけーくん完成!

参考にしたサイトさま

ウォルドルフ人形の作り方は「つれづれリメイク日和」さまを参考にさせて頂きました!
丁寧でわかりやすく、動画も落ち着いた声で素敵です。

テディベアの組立て方は「ちくちくふれんど」さまを参考にさせて頂きました!
はじめてでも写真付きでわかりやすかったです。

さいごに

立体的な人形を作っている人は少ない気がするので、少しでも参考になれば幸いです。
手芸初心者で不器用ですが、なんとか形になりました。
不器用でも気合で作れる作り方です( ´∀` )

形がいまいちでも愛着が湧きます。
世界に一つだけのぬい……!

ぬいちゃんはいいぞ。

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