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ノブドウは虫のおかげで美しくなる!?

こんにちは。植物の絵を描く二人組、「山葡萄と小茄子」の小茄子です。

今回は、山葡萄さんの作品《ノブドウ》をご紹介。このnoteをはじめる際、プロフ画像用に描き下ろしてくれた作品です。

軽いタッチの水彩画風に仕上げられていて、かわいいですよね。

山葡萄さんは、ベリー類を描くのが得意。ブルーベリーやチェッカーベリーなど、かわいい実のついた作品を多く描かれています。

この作品のモデルは、山葡萄さんのご実家にある柿の木に絡まっていた野生のノブドウ。その姿がかわいらしかったので描いたそうです。

山葡萄さんの調査によると、本来のノブドウは白い実。でも、虫が寄生することで色素が変化して美しい瑠璃色や青紫などさまざまな色になるそうです。ただ、実の中に虫の存在が無いものも多く、謎もあるとのこと。

植物の謎、おもしろいですよね。虫のおかげで美しい色が出るなんて、知りませんでした。

山葡萄さんは、ほかにも大変美しいノブドウ作品を描いていますので、部分的にチラッとお見せしますね。

私はこの作品が大好き。構図も色彩も美しくてうっとりします。全体をご覧になりたいかたは、ぜひ私たちの作品展へ。とはいえ、まだ日程は決まっていませんが💦、確定したら告知しますので、お楽しみに!

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