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焚き火とメンタル【2025.2.20】
本日はくつわ池自然公園の予定でしたが、休みが多かったので、やまぼうしの家で遊びました。
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休みが重なり、本日のやまぼっこは年中彼と我が娘の年少彼女だけ。しかし、二人はそんなことも別に気にする素振りもみせず、さっそく遊びだす。
庭のあちこちにできた氷を探すのに夢中です。
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見つけた氷が縁側に並びます。
並んだ氷は、ご飯屋さんの材料に。
氷のハンバーグに、氷のポテト。
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そのあいだ、私は焚き火。
しかし、いつもなら、パッとつくはずの火が、今日に限って全然つきません。薪を細く削ってみたり、段ボール、ティッシュ、新聞紙、松ぼっくりを使ってみても駄目。何度も組み直してみても駄目。
たまにそういう時があります。実は私、今週はあまり体調がよくなくて、不調気味。そうしたことが焚き火に影響を及ぼすと思っています。私個人の見解ですが。
昔、じゅんさんと喧嘩したあとの焚き火もぜんぜんつかなかったのを覚えています。きっと火を付ける人の精神面が強く作用するんじゃないのかな。
焚き火はけっこう繊細な作業です。最初は小さい火で、それをゆっくりと育てていく感じ。こちらが不安定だったり弱っていたりすると、それができないんじゃないのだろうかと。
最終的にくつわ池でひろったファットウッド(松脂が凝縮した天然の着火剤)の助けを借りて、なんとかつけることができました。
すぐに、待ちに待った子どもたちのお弁当焼きタイムです。
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私が火と悪戦苦闘しているあいだも、子どもたちは様々な遊びを楽しんでいました。
見ると、絵の具の名残が。
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絵を描いたのではなく、明日もやまぼうしの家なので、氷を仕込んでいたようです。絵の具の色水氷に、葉っぱや南天の実をのせた氷。
さあ、明日はどれだけの水が凍っていることでしょう。
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と思えば、せっせと土木工事に勤しむ子どもたち。
やまぼっこは二人でしたが、学校休んだうちの子と、二歳児のうちの子がいるので、実質四人。
もうこれは園と言うよりも、我が家に年中彼が遊びに来ているという図。
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二歳児彼は兄さん姉さんたちのあとをおうこともあれば、こうして一人で探検することも。
彼の後ろをついていくと、バケツを不思議そうに覗いたり、落ちている石をふんづけたり、枝をまたぐのに集中したり。
この小さな身体で、世界のいろんなことに触れ、そのひとつひとつをしかりと感じているように見えました。
この年齢こそ、自然のなかで育ってほしいと改めて思いました。
たぶん年齢が低ければ低いほど、自然との距離感も近いと思います。もう大人になってしまえば、自然は私とは違う対象物になってしまいますが、小さな子どもたちにとっては、自分と自然は一体で、そうした時にしか感じ得ないものがきっとあると思います。
彼にはこれからもたくさんの泥と水と虫たちと触れ合ってほしいなと思います。