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春のうららのくつわ池【2025.2.27】

本日はくつわ池自然公園へ行ってきました。

 最近、母との別れが寂し目の年少彼。今日はいつにも増して母恋しい感じで、最終的に私が抱っこして活動場所へ。
「ママがよかったー」と泣くのには「そりゃそうや」と共感。
「ママのところへ戻ってー」と言うのには、「それは無理や」と、できないことはできないことを伝える。
 活動場所へたどりついて泣いている彼の前では、久しぶりにそろった女子三人が嬉しそうにシートを広げている。
 そのコントラスト。その正反対ともいえる感情が同じ場で共存できるのがやまぼうしです。 

 そんな彼もしばらくしたら、友達と焚き火に誘われて元気を取り戻します。いつものようにおかずを焼いて、パウパトの話をして。
 そう言えば、年少彼。下の子が産まれる前後かも、同じように母別れ難く、何度か抱っこして連れて行った記憶があります。
 随分前のように思うけれど、ほんの半年前ぐらいの話。
 泣く彼を見て、なんだか久しぶりな感じがして、懐かしく思いました。

 そして、女子たちは森へと吸い込まれていく。
 するのはもちろん、ごっこ。
 久しぶりに登園した年中彼女。彼女が来たことで、あきらかにいつもと盛り上がりが違いました。
 改めて、人ひとりのエネルギーの強さというものを感じた気がしました。
 生きているだけで丸儲け、とか、生きているだけで素晴らしい、とかそういう言葉を聞くことがありますが、本当にそうだなと。
 生きてそこに存在しているだけで、大きなエネルギーを生み出していて、まわりに影響を与えている。たぶんそれはどんな人でもそうだと思うんです。というのを久しぶりに登園した彼女を見て実感しました。
 何かよーわかりませんが。

 年中彼も混じって、四人でごっこ。
 最近、年中彼もごっこが板についてきた感じ。
 彼も今年度の最初は女子と遊ぶことに戸惑っていましたが、すっかり馴染んで女子男子関係なく遊ぶようになってきたように思います。

 誰かが落ち葉を投げて、誰かが投げ返して、いつの間にかそれが広がって、気がつけばみんなで落葉投げ。こういう盛り上がりの始まりって、本当に些細なことから一気に盛り上がっていきます。
 そのダイナミズムを感じるのがけっこう好きです。

 最初は枝をふたりでかついで「わっしょい、わっしょい」とお神輿ごっこ。それにいい感じの輪っかを見つけたので繋げてみて、誰か乗れるんじゃない、となって籠屋ごっこに進化。
 いろんな子が乗ってみますが、やっぱり重くて運べない。
 枝やツルでどれだけでも遊べるやまぼっこたちです。

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