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テレビの取材が来てくれました【2025.1.22】

 昨日はくつわ池自然公園へ行ってきました。

登園そうそう取材を受けるお母ちゃんの図

 この日はなんとKBS京都さんが一日密着取材をしてくれました。
 子どもたちは登園すると、いつもと違う人達と大きなカメラがあって、少し緊張気味の子も。

 みんなでいつもの緑の広場へ。
 いつも通りにすごす子どもたち。焚き火して、ちくわ焼いて、みかん焼いて、ウインナー焼いて、のこぎりで木を切って。
 やまぼうしではいつものことも、取材に来てくれた方々には新鮮に映るようで、私たちが日常で当たり前と思っていることにも、感動してカメラを向けてくれて。
 改めて、やまぼうしでの生活って、巷では当たり前じゃないんだなあと気づかせてもらって、改めて、これが日常ってやっぱりいいよなあと思いました。
 子どもたちは、いつもと違う大人たちの反応に恥ずかしかったり、戸惑ったりしておりましたが。

 取材の方々が親子組の取材へ行くと、子どもたちの動きが活発に。やっぱり緊張してたのね。
 こちらの三人は森のなかでごっこ遊び。

 と、広場へ戻ると、年中彼とあっちゃんがたくさん落ち葉を集めておりました。なにやら倒しそうなにおいを嗅ぎつけたほかの子たちが集まってきて、みんなで落ち葉集めがはじまりました。

隠れるスタッフ

 たくさんたくさん集めたら、今度はこの落ち葉でなにをして遊ぼうか。落ち葉トランポリンに飛び込んだり、落ち葉布団に寝転がったり。
 思わず、大人も遊びたくなっちゃいます。あっちゃんが隠れているのがわかりますか?

 子どもたちの発想はやっぱり面白くて、誰がはじめたか、落ち葉のなかに潜り込もうとする子どもたち。
 器用にもぞもぞと潜って行く姿は、まるで巨大なカブトムシの幼虫が蠢いているみたい。
 なにやら取材の方々がいなくなってからのほうが、THE森のようちえん的な遊びを展開する子どもたち。ぜひ、こちらの姿もカメラにおさめてほしかったのですが、もしかしたら取材の方々がいたら、この姿は見せていなかったかもしれません。
 子どもたちが自分の好きなように、自由に遊ぶというのは、安心して自分を出せる環境にいるからこそなんだろうなと思いました。

 みんなで遊んでいたのですが、年中彼はもっと落ち葉を集めたい。他の三人は落ち葉で遊びたい。意見が食い違い、年中彼はみなから離れてひとりで遊ぶことに。自由に遊ぶということは、こういうこともままあります。

 紆余曲折あって、みんなに埋められて嬉しそうな年中彼。自由に遊ぶということは、こういうこともままあります。
 そして、こうしたことも子どもたちにとっては日常。けんかして仲直りして。そんなことを何度となく繰り返していく日々。
 今回、取材を受けて、改めて、『日常』っていうのが、やまぼうしのポイントだなと思いました。焚き火をして、木を切って、けんかして、仲直りして、ごっこ遊びして、落ち葉で遊んで。そのどれもが、特別なイベントではなくて、毎日のあたりまえの光景。そこが味噌なのだと思います。
 一日、取材してくださったKBS京都の方々、本当にありがとうございました。なれない野外での五時間、さぞお疲れになったことだろうと思います。みなさま、とっても感じがよく、気さくな方々で、こちらも楽しい時間をすごすことができました。子どもたちも緊張はしていたようですが、これもひとつの経験。お会いできて、よかったです。
 これだけ取材していただいて、番組は10分程度。番組をつくるということの大変さを少しは垣間見させてもらえたのかもしれません。
 番組を見るのを楽しみにしております。

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