ヒツジ年フィーバー
かなり以前、占いをしてもらいました。
占い師の後ろに十二支の特徴が書かれた紙が貼られていて 「未年 心配性」とありました。
私は、母、祖母、曾祖母と4代続く未年。
心配性な母が心配性な子を育て、その子が心配性な母となり、心配性な子を育てる。
どんどん積み重なった心配の山。
母からは、いろいろな理由でいろいろな事を止められました。
風邪をひくから、寒いから、宿題をしていないから遊びに行ってはだめ。
友達のお母さんはそんなこと、言っていないのに。
何度も約束を断りました。
母になった私は子供にだめは言わなかったけれど、いつも心に心配がありました。
そして心穏やかに過ごせないのは、心配しすぎる自分のせいだと思っていたのです。
「未年 心配性」その紙を見て
未年だからなんだ、私が悪いわけではなかった。
心配はOKなんだ、と安堵しました。
かつての私の中に心配という感情がどれほどあったか、言葉にして気付きました。
今なら干支のせいでなく、自分が描いた人生の筋書き通りなのだとわかります。
またしても完璧だった、自分。