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そうだ、私はリミテが好きだった ―MH3アリーナオープン振り返り―


はじめに

こんにちは!
いつもポジティブ、山辺カフカです!

先日、モダンホライゾン3(MH3)のリミテッド・フォーマットで開催されたアリーナオープンに参加してきました!

最近の筆者のアリーナオープン戦績はと言うと、昨年11月のイクサラン:失われし洞窟(LCI)、同12月のタルキール覇王譚(KTK)のアリーナオープンで連続マネーフィニッシュを記録して以降、今年1月のLCI、3月のカルロフ邸殺人事件(MKM)、5月の2度のサンダー・ジャンクションの無法者(OTJ)、といずれも不発に終わっておりました。

※LCI・KTKのアリーナオープンの振り返り記事は↓

ですが、今回は幸いにも、Day2を3-1/2-1(計5-2)、最低額ですが$500マネーフィニッシュすることができました!
これで8回目のマネーフィニッシュ、賞金総額は$14,000となりました。

ここではその記録と、この結果に至れた理由の考察をしたいと思います。

今回はDay1,2ともにアーカイブ動画を残しております!
記事内にリンクを貼り付けておりますので、よろしければこちらのアーカイブもご視聴ください!
(チャンネル登録・高評価お願いします!)


最近の私

少し前に記事を書いたばかりではありますが、今年に入ってからはアリーナチャンピオンシップ(ACS)出場を目標に掲げ、今までほとんどしていなかった予選前の構築フォーマットの調整を行っています。

所謂プロのチーム調整というほどのことはやっていないものの、着実に成果として表れていることも以前の記事で触れた通りです。

その反動と言ってはなんですが、ACSに繋がらないアリーナオープンへのモチベーションは相対的に下がっていました
元々一番好き且つ得意なフォーマットはドラフトで、それを競技的に行えるアリーナオープンが好きな理由も、シールドしかない予選より「ドラフトの上手さが活きるため」です。
しかしながら、MKM以降のプレイブースター化の影響に加え、アリーナオープンでは卓ドラフトとは異なり同卓以外とのマッチングとなる点等、自分のなかでしっくりこない感覚がここ数ヶ月は続いていました。

直前のOTJのアリーナオープンで渾身の青黒ジャッカルが通用しなかった点も、この思いに追い討ちをかけていたように思います。(下記記事参照)


MH3、すごい、本当にすごいんだ!

そんな最中、スタンダードセットではないMH3がMTGアリーナに実装されます。
このMH3のリミテッド環境が本当に名作でした。

環境概説は筆者の以下の反省記事にも記載しておりますが、一言で言えば(白黒改善以外の)すべてのアーキタイプにチャンスがあると言える環境です。

筆者の感覚に近いことをたくわんさんがポストしていたので転載しますが、MH3はスタンダードセットと比べて初心者をターゲットに置いていないこともあり、コモン・アンコモンにも複雑性の高いカードが多く、それ故にゲームプレイも複雑な印象を持っています。
上記記事で触れた「ボムコモンの存在」や「土地の置き方の難しさ」もこれを象徴する特徴の一つでしょう。

モダンという下環境向けのピーキーな効果を持つレアが多いために、リミテを壊すボムレアの枚数が相対的に少ないことも実感しました。

当然例外はあります

かくして、筆者が特に直近のOTJのリミテッド環境から感じていたモヤモヤが晴れた訳です。
なんなら、エルドレインの森以来の神環境の再来を予感させたくらいです。


6/22 Day1 シールド(BO1)

そんなこんなでアリーナオープンの話に移ります。
Day1のフォーマットであるシールドは筆者にとってはあまり得意ではないのですが、今回は幸運も重なりストレート一発7-0で通過しました。
17Landsデータ・アーカイブ動画ともに残しております。


BO1: GRu 7-0

17landsのログデータはこちらから。

お世辞にも恵まれたとは言えないプールでした。
キーカードは2枚の《エルドラージの再利用者》であり、緑に軸を決めた理由でもあります。
当初は緑白ベースのミッドレンジを検討するも、白のバリューがあまりに低いと考え赤緑に変更。
2枚の《捻じくれた謎守り》というフィニッシャーに場合によっては現出経由で最速で到達し、土地・ブロッカーを縛ってイージーウィンするアグロプランと、デカブツエルドラージ群で地上を固めた後に《引き離しの噴火》でブッパするミッドレンジプランを両立させるデッキとしました。
レアにほぼ依存せずにこのようなゲームプランを立てられるのは、従来のシールド環境とも大きく異なる感覚を覚えました。

結果的にはこのゲームプラン通りうまく立ち回れ、無傷の完走をすることができました。
他の完走報告を見ても《エルドラージの再利用者》を複数枚積まれたものが多く、シールド環境においては《のたうつ蛹》をも凌駕する可能性を秘めたカードだと感じました。


6/23 Day2 第1ドラフト(BO3)

17Landsデータ・アーカイブ動画ともに残しております。


ピック・構築

17landsのログデータはこちらから。
ピック譜をピック理由と併せてつらつらと書いていきます。
先に言いますが、かなり卓の見極めに時間をかけた回でした。

1-1: 非常に択の多い難しい初手。筆者目線では大体6択か。GIH WRベースなら《電気放出》だが、受入の最大値から《ベラドンナのドライアド》に。

1-2: 受入の広さで1-1を選んだので緑を重ねて《巨大な戦慄面》に行くことはせず。素直に《電気放出》

1-3: レアの《黄泉がえる悪夢》も上手く使えば強いカードだが、単体で強い《象形の精霊》に。

1-4: 《邪悪鳴らし》が安いのでピック。

1-5: 強いカードが枯れ、この中では一番マシな《犬の陰影》に。黒が安そうな気配を感じるがまだ向かわず。

1-6: 既に癖のあるカードしか残っていないことが恐ろしくもあり楽しくもあった。(ある程度指標が頭に入った人しかいない卓と判断)
黒が安いサインは少し感じられており、潤滑油になりうる《改造版人体改造機》に。

1-7: ここでジャンドフェッチを一つまみ。他のカードが基本的に弱い。

1-8: 重大なサイン。《絶息》と《呪われた匪賊》が流れる。
しかし、一緒に流れた《引き離しの噴火》が流すには強すぎるため悩んでこちらに。結果的には黒のどちらかを取っていた方が良かった。

1-9: 初めの6択に含まれていた《不安定な護符》と《こそこそサクサク》が流れる。青黒という組み合わせでなければ使いにくい後者に対し、前者は赤ければ十分候補になるカードであり、赤が安い可能性を考慮しこちらに。

1-10: エスパーフェッチと悩むも、Day2のプレイヤー相手でも意表を突けるバットリの《堅忍の閃光》に。

1-11: 先ほど悩んだエスパーフェッチがちょうど来る。

1-12: 2マナ域でプレイアブルな《夢呑みの吸血鬼》が流れたため、黒が安いことをほぼ確信。

1-13:《妬み渇きの神》が最後の1枚、完全に確信。

1-14: 《相対》はさすがにアンプレのためノイズ。

2-1: かなり難しい岐路。以下の3択で悩む。

黒が安いのは間違いないがどのアーキに向かえばよいかは分かりにくい状況。
《骨の皇帝》も《枯死と開花》も単体でプレイアブルと言えるが、それよりも《転移の福音者》と《象形の精霊》のシナジーの方が強力に映ったためこちらに。
ここで《骨の皇帝》を選べていたらデッキパワーはもう一段上げられていたかもしれない。

2-2: GIH WR 61.9%(全体12位)、IWD 11.6ppt(全体3位)のボムレアである《超能力蛙》が流れてくる。
こそサクが安かったので青黒は卓にいないだろうしさもありなんだが、1色さえあっていれば十分タッチしても強いカード。
ここで緑ベースのスゥルタイミッドレンジというアイデアが浮上。
シナジーは薄目だがしかし。

2-3: この巡目ではかなり嬉しい《エルドラージの再利用者》。

2-4: 3択くらいだが指標ベースで《苛立つアルティサウルス》に。

2-5: 岐路。ここで《噛み付く虚空袋》と《広がる軟泥》が流れ、青緑も黒緑もチャンスがあると分かる。
青単体の流れはそこまでよくはなかったと感じたため、黒緑ベースに決めるためにここで《広がる軟泥》に。

2-6: 《こそこそサクサク》が流れ、今更青黒ベースができないか再考するも、さすがにカードが足りないと判断。とはいえ《エーテリウムのプテラマンダー》が活躍するデッキにはならないと考え、こそサクに。

2-7: 黒緑が空いている証拠に《進化の証人》と《悪臭のガルガンチュア》が流れる。素直にこれらでも良かったが、青に触ることはほぼ決めていたためよりカードパワーの高い《推し量れぬ真実》に。

2-8: 緑の命令こと《集団的防衛》に。かなり安い。

2-9: ほしいものはないため2枚目の改造機。

2-10~14: 特記すべき点なし。あまり安く良いカードは手に入らず。

3-1: 《荒景学院の戦闘魔道士》が一番強いが、フェッチが枚数取れておらず青緑ベースでもなくなったので少々使いにくい。
そもそも黒緑に決めたのが遅く多少攻める必要があるため、ここは《呪われたウォンバット》一周読みでの《枯死と開花》に。

3-2: 土地としても今一番ほしいので《真実を溺れさせるもの》に。

3-3: 《愚鈍な徴兵》《悪臭のガルガンチュア》もいいが、初動安定化のため2枚目の《邪悪鳴らし》。

3-4: 卓読みのお陰で《絶息》をほしいタイミングで頂く。

3-5: 《不敬者破り》が激安。ありがとう…

3-6: 《忌まわしき影紡ぎ》《気分屋のウーズワグ》と2枚目の《推し量れぬ真実》の3択。
サイズで勝負していくデッキにならなそうなのでウーズワグはまず候補から外し、継続的な3ドローシステムになる《忌まわしき影紡ぎ》に。

3-7: 【朗報】《呪われたウォンバット》、降ってくる。

3-8: これだけ安いと嬉しい《刷新された使い魔》に。

3-9: 【超朗報】ウォンバット読み、当たる

3-10: これだけ安いならと《悪臭のガルガンチュア》に。

3-11: 《愚鈍な徴兵》が一周して絶頂。2枚のウォンバットとも影紡ぎともシナジー。

3-12~14: 特筆すべき点なし。

で、出来上がったメインデッキがこちら。

各対戦の記録はアーカイブと17Landsデータを参照ください。


結果、3-1でなんとか第2ドラフトに進出しました。
4マッチ中3マッチ先手スタートと少しついていたとは思います。
終了時点で時刻は中国時間の23:00ちょうど。
4時間ほどの睡眠を取ろうと思うも中々寝付けず…


6/24 Day2 第2ドラフト(BO3)

以下、第2ドラフトのアーカイブです。


ピック・構築

17Landsのログデータはこちらから。
ピック譜をピック理由と併せてつらつらと書いていきます。

1-1:《忌まわしきカニ》が抜けて強い。GIH WR 63.9%(全体6位)、IWD 13.1pp(全体1位)。
《刷新した使い魔》とはデザイナーズコンボ感がありどこかで拾いたいと思う。

1-2: 《エルドラージの再利用者》との択だが、コントロール向きのカニと噛み合いそうな《乱動の地図作り》に。

1-3: 青黒なら《腸抜きの洞察》はどこかで取りたいカードだが、さすがにここまで早く取りたくはない。まだ色を見定めるため《雷嵐の天使》に。

1-4: 一つのサインとして《頭蓋槌》が流れる。
第2ドラフトでは可能性のあると考えていた赤黒だが、先述の通りカニともアーキタイプとしてのシナジーがある。
ここから黒軸の青黒か赤黒に早めに決めてピック。

1-5: 絶対に入る《刷新した使い魔》。嬉しい。

1-6: 《こそこそサクサク》が流れ、小躍り。上家側に青黒はいない。

1-7: 《こそこそサクサク》と《愚鈍な徴兵》が流れ、その他も青黒がら空きの様相にガッツポーズ。下家がさすがに参入しそうだが、こちらの方が有利。
散らした方が強そうなため《愚鈍な徴兵》に。

1-8: 《改良版人体改造機》はこのデッキならフィニッシャーも務められる。ここで《頭蓋槌》タッチのアイデアも思いつく。

1-9: 《カエルマイアの処罰者》は赤黒でもアンプレと考え、《磨滅したパワーストーン》に。

1-10: グリクシスフェッチ嬉しすぎる。

1-11: 《腸抜きの洞察》一周に惜しみない拍手。

1-12:《妬み渇きの神》は青黒ならほんとに強い。ありがとう…

1-13, 14: 特筆すべき点なし


2-1: 《霊気の撃ち込み》と悩んで《電気放出》。赤タッチしそうであり、終盤まで強い1マナ火力は代えが効かない。

2-2: 《エーテリウムの造物師、ブレイヤ》に少し魅力を感じるが、さすがに厳しい4色。既にデッキの骨格はできてきており、アグロ耐性を高めるために《枯死と開花》に。

2-3: 2枚目の《乱動の地図作り》を喜んで頂く。

2-4: 《発想の噴出》とグリクシスフェッチで悩む。ここまで3ドローするカードは悠長な地図作りしかないことを考え、土地としても有用な《発想の噴出》に。

2-5: 《夢潮の鯨》は下振れを生むカードのため無難に《霊気の撃ち込み》。

2-6: 《のたうつ蛹》が流れる異常事態発生。しかし赤はタッチのため目もくれずにティムールフェッチに。《小物の極み》の方が良かったか。

2-7: 色は合うがそこまで欲しいカードはない。青黒ランドがほしいためスゥルタイフェッチに。

2-8: ここも欲しいカードはないためエスパーフェッチ。

2-9: 一周しなかったカードが赤黒系に寄っているのに少々不安を覚えるも、青は安いようで《霊気の撃ち込み》。

2-10: 青黒で置物が致命的になり得るのは鶴木さんからの知見。サイドインの可能性のある《集団的防衛》に。

2-11: 一番ほしいグリクシスフェッチ。

2-12~14: 特筆すべき点なし


3-1: 《電気放出》と《牙持つ炎》で悩む。第2ドラフトで強そうな《こそこそサクサク》の対策として後者も欲しかったが、1マナインスタントとしての便利さと地図作りとの噛み合いを優先し前者に。

3-2: 黒は極端に安くなさそうなので《絶息》をちゃんと確保。

3-3: 《大嵐の収穫者》はこのデッキと噛み合いは非常に良い。

3-4: 先述の収穫者と相性の良い《エムラクールの伝達者》まで来る。

3-5: 欲しいものがないので青英雄譚を試しにピック。

3-6: 《拒絶の閃光》はこそサクのためのカード。一度はこれでシャクりたいしピック。

3-7: 2枚目のこそサク、大変助かる。

3-8: 2枚目の《腸抜きの洞察》

3-9: ほんの少しだけ《ネクロドミナンス》を考えるが冷静になって《エレクトロゾア》。

3-10: 《真実を溺れさせるもの》ってデッキじゃないので3枚目の《腸抜きの洞察》

3-11~14: 特筆すべき点なし

出来上がったメインデッキがこちら。

各対戦の記録はアーカイブと17Landsデータを参照ください。

結果、2-1でギリギリですがインマネすることができました。


勝因

最低額で悔しかったとは言え、$500獲得したので今回は勝ちとさせてください。
(インマネ8回中完走4回だったので、若干残念な部類です)

ということで最後に、需要があるか分かりませんが、恒例となっている勝因考察を今回もやってみます。
半分自己満足ですので、適宜読み飛ばしていただいて構いません。


①反省

毎度書いていますがこれです。
手前味噌ですが、筆者はnoteに新弾実装前の環境予想(下馬評)記事を上げております。
そして実装後にはその反省点も記事にしています。

だからなんだという話ではありますが、今回の環境予想は筆者にしてはかなり当たっておりました
そして、今までの筆者のジンクスでは環境予想が当たっているときほど反省が疎かで、結果も残しにくい傾向がありました。 

今回、予想が当たっているにもかかわらず良い結果が出たのは、このジンクスを破れた可能性があります。
環境初期の17Landsですぐ分かる一面だけを捉えて反省を終えずに、その裏に潜む可能性やメタゲームの遷移までを予測できるようになってきているのかもしれません。
以下のポストでも言及した通り、指標以上のポテンシャルのあるアーキタイプに反省記事で触れられたことは良かったです。

筆者自身、17Landsなしにリミテッドを遊んだことがほとんどないためデータMTGを強く信奉していますが、データから事実を紐解く技術はいくらでも高めようがあるためこれからも伸ばしていきたいです。


②刺激

筆者は今までもyamiさんやリバーさんといった方々に刺激を受けながら強くなってきました。

そして、アリーナオープンの前週に行われたリミテ神決定戦において、同じゆる速サーバより鶴木メイさんがリミテ神になるという快挙を成し遂げていました。

この快挙についてご本人も下記記事でまとめられております。
ここでは不人気カラーである青黒に決め打って卓ドラフトに臨んだことが功を奏したことがつづられており、MH3環境の奥深さが多くの方に周知されたと思います。

そもそも鶴木メイさんは筆者よりはるかに前からリミテッドでの実績を持つ強豪プレイヤーですが、記事後半の決意表明からはリミテッド界隈を盛り上げたいという強い意志が感ぜられました。
この同じ志を持つVの誕生(再誕)に、筆者は強く心を打たれます。


― そうだ、私はリミテが好きだった ―


もちろん構築も楽しいのですが、原点に戻されるようなぶわっとした感覚がこのところありました。

今でもこの記事を固定しているくらい、ここに私のリミテッドへの愛が詰まっています。
私は定期配信活動を既に終えていますが、この思いが連鎖してリミテッドの魅力が様々な人に伝わることが、私の目的であり願いでした。

この願いが少しずつ結実していることが、少なからず今の私に良い影響をもたらしたように思うのです。


以上、本当に自己満足かつかなりの精神論を含んだ振り返りですが、私としてはこれらが勝因であったと分析しています。


おわりに

ここまで読んでくださった方、誠にありがとうございます。

今回の振り返りの結果からも、今後も事前環境をできる限りnote記事にしていこうと思いますので、また読みに来ていただければ幸いです。

また、私のDiscordサーバも開設したので、こちらにもお気軽にご入室ください!
リミテに関する質問や議論、中には指導してくれる方もいらっしゃいます!

それでは!また次回記事か配信でお会いしましょう!
バイバイ、さよなら、再見

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山辺カフカ@MTGリミテッド
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