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ホームタウンお米食べ比べセットを買う
試合の数日前には、次の試合日に発売になる新商品のリリースがある。毎回、どんなグッズが発売されるのだろうかと心待ちにしているが、今回はなかなかお目にかからないような商品だった。
鹿島アントラーズのホームタウンは5市。鹿嶋、神栖(かみす)、潮来(いたこ)、鉾田(ほこた)、行方(なめがた)。そのどこもが農業が盛んで、それぞれ特色ある特産品がある。ピーマンは神栖が、メロン、イチゴ、サツマイモは鉾田が、レンコン、セリは行方が、とそんな具合に全国的にトップレベルの生産量を誇るさまざまな農作物が挙がるはずだ。今回のお米の食べ比べセットは、そんなホームタウンだからこその商品だ。
"食べ比べセット"と銘打って販売されていることだし、買ったからには食べ比べしてみた。食いしん坊万歳!
鹿嶋市産コシヒカリ
言わずと知れたコシヒカリ。全国で生産されているお米の3分の1以上がコシヒカリという高いシェアを誇っているらしい。
炊きあがりのツヤツヤ感!コシヒカリの特徴である粘りが強く、モチモチとした食べ応えのある食感。お米の甘さが口の中いっぱいに広がるのが分かる。何もなくてもごはんだけでも食べられるほどしっかりした味だ。
神栖市産あきたこまち
あきたこまちもコシヒカリと並んで知名度の高いお米だ。コシヒカリを親にもつ品種で、コシヒカリ譲りの甘味と粘りが特徴らしい。
甘みは感じるものの、主張しすぎないあっさりとした味。粘りもあるが控えめで、食べやすい。
潮来市産一番星
「一番星」というお米は正直、馴染みがなかった。調べてみると、茨城県のオリジナル品種で、潮来市を中心に栽培されている品種だと知った。
一番星の特徴は”大粒”。ほかのものに比べて一粒一粒が大きく(というか長く?)見える気がする。さっぱりとした食感と評されるのがよく分かる、味も香りも"いかにも"といったごはんが炊きあがった。
潮来市産コシヒカリ
もっちりとした粘り気に、まろやかな香り、口の中で広がる甘さ。食べ応えある食感。食べ比べて分かる、コシヒカリの特徴だ。
ただ…。鹿嶋市産のコシヒカリとの違いがよく分からなかったのが残念だ。
行方市産ミルキークイーン
ミルキークイーンも茨城が発祥のお米のようだ。特徴は何と言ってもその粘り。
蓋を開けると、ツヤツヤというよりピッカピカに炊きあがっていた。見るからにモチモチ感がありそう。食べてみると、口の中にくっつくかのような粘り。食感はやわらかく、お餅のようなしっかりとした甘みもある。
食べ比べセットをおすすめするポイント
①量がちょうどいい
500mlサイズのペットボトルに450g(約3合)入っている。お茶碗約6~7杯分。使い勝手のいい量だ。
②保存しやすい
ペットボトルに入っているので、そのまま冷蔵庫へポン。お米を美味しく食べるためには冷暗所(冷蔵庫)での保存がベストらしい。ペットボトルなら収まりよく保存できる。
③パッケージがかわいい
鹿島アントラーズのロゴがあるパッケージはやっぱり目がいく。ラベル製造はクラブパートナーの株式会社千代田グラビヤさんが担当されたそうだ。
④試食感覚を楽しめる
お米を買うときいつも決まった銘柄になってしまい、なかなかほかの銘柄を食べることはない。たまには違った銘柄をと思っても、好みではなかったらと思うと冒険しづらい。この量ならば、お試しにちょうどいい。
まとめ
発売されたとき、ちょうど我が家にお米を切らしており、なんてタイミングで発売してくれたんだ!と飛びつくように買い求めた。違いなんて分かるのかな?と思っていたが、5本(種類)の味、香り、食感、それぞれに特徴があって、まさに食べ比べだった。好みはあれど優劣はない。今回は炊き立てを食したが、どの品種も冷めても美味しいと言われるものばかり。お弁当にして持っていくのにも良さそうだ。
これからも定期的にホームタウンの味が楽しめる商品が出てくると嬉しい。またホームタウンの商品を買ってみよう。
※浸水時間や火をかける時間など、できるだけ同じ条件で炊けるようにしています。
※感想は個人的なものです。