【イベント】使えるエンタメワークショップvol.2
先日、兵庫県明石市でワークショップイベントを開催した。沢山の方に参加して頂き、文字通り山程の差し入れも頂いた。感謝、感謝である。
ワークプログラムを通して、参加者の皆さん一人ずつがどんどん見えていった。どなたも魅力的な方ばかりで、ついつい、舞台に上げたらどんな役者になるだろうとワクワクしてしまった。
演劇はもっと身近にあるべきだ。観劇のような受動的なものではなく、もっと能動的なものとして。なんていうか、ほら、カラオケみたいなさ。
ワンシーンを演じてもらう時、ゲームとして楽しんでいる参加者が時折『負けないぞ!』とか『誰々よりは上手いと思う!』などと言う時がある。モチベーションのために時には必要かもしれないけれど、それが全てではないことを忘れないでほしい。
演技は、『間違い探し』というよりは『福笑い』だし、『パズル』というよりは『積み木』だ。
もちろん演出家にはしっかりとした答えの形を持っている人もいるし、型を重視する演出もあるのだけれど、型にどうはめていくかが問題。地図の上にあるスタートとゴールに対して、どういう道筋をたどるかが役者の仕事なのだ。
でもそれを実感してもらうには、ファシリテーターの成長はマストだなぁ。まだまだ課題が山盛りです。
今回は子供たちも現場に来てくれた。それも沢山の発見に繋がった。ゲーム感覚で出来るワークプログラムも、子どもたちが最初から最後まで楽しむにはもっと勉強が必要だな。
できることなら今月もどこかで、ワークショップはやりたい。