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Tableau Desktop Specialist認定試験オンライン受験の完全ガイド2025:事前準備と当日対応

Tableau Desktop Specialist認定試験をオンラインで受験する際には、事前準備と当日の対応が必要です。
Tableau Desktop Specialist認定試験は、申し込みから当日のIDチェックまで、ほぼ英語なんですよね。

この記事では、私が実際に経験した情報をもとに、オンライン試験の流れや注意点、英語対応に関するアドバイスを詳しく解説します。


試験の概要

基本情報

  • 試験料: $100

  • 試験時間: 60分

  • 問題数: 選択式45問

  • 合格基準: 750点

  • 試験言語: 英語、日本語

出題エリア

  1. データ接続とデータ準備 (ウエイト 25%)

    • ライブ接続や抽出の作成、データモデルの管理、データフィールドのプロパティ管理など

  2. データの探索と分析 (ウエイト 35%)

    • 基本的なチャートの作成、データの整理、フィルターの適用、分析機能の使用

  3. インサイトの共有 (ウエイト 25%)

    • ビューの書式設定、ダッシュボードの作成と変更、ワークブックの共有方法

  4. Tableau の概念の理解 (ウエイト 15%)

    • ディメンションとメジャーの理解、不連続フィールドと連続フィールドの区別、集計の理解


受験前の準備

試験前に、いろいろな準備が必要ですので、詳しく説明します。

1. システムチェック

  • Pearson VUEが提供するオンライン受験ツール「OnVUE」を使用し、受験に使用するPCやネットワークが技術要件を満たしていることを確認します。

    • Windows 10以上、MacOS 12以上

    • 6Mbps以上の安定したインターネット速度

    • ウェブカメラ、マイク、スピーカーを搭載

2. 受験環境の整備

  • 非公共的なスペースを選択

    • 四方に人の流れがない静かな環境

3. IDの準備

  • 有効な政府発行の写真付きIDが必要(たとえば、運転免許証や国際パスポート)

  • 受験に使用するIDは事前にスマートフォンで表裏を撮影し、アップロードする必要があります。


試験当日の対応

チェックインとログイン

  1. ログイン可能時間

    • 試験開始の30分前からログイン可能です。たとえば、私は13時15分開始でしたので、12時45分からログインが可能になりました。それ以前にはログインできません。

  2. QRコードを使用した画像アップロード

    • ログイン後、PC上に表示されるQRコードをスマホで読み取り、指示に従って進めます。

    • スマホを使用して以下の順で画像を撮影し、アップロードしました。

      1. 自分の顔

      2. IDカード(表裏)

      3. 部屋の四方向(前、後ろ、左、右)

  3. チェックイン手続きの流れ

    • 試験準備は以下の手順で進みます

      1. 画像アップロード(自分の顔、IDカード、部屋の四方向)

      2. 試験監督に音声で接続

      3. 試験監督による部屋の確認と机上チェック

      4. 試験開始準備が整ったら試験開始(ここから60分間)

    • 手続きは約20分かかりました。

    • 画像をアップロードした後、「少し待機するように」という指示が表示されました。

    • その後、試験監督と音声で接続され、机の上の物を片付けるよう指示されました。(試験に関係のないものは基本的に移動させる)

    • 試験監督が試験環境を確認し、問題がないと判断された後に試験が開始されました。

試験環境の確認

  1. 試験環境の整備

    • 机の上にはパソコン以外の物を置かないようにします。

    • 私の経験: 机の上に観葉植物があったため、手の届かない範囲に移動するよう指示されました。また、別モニターがあったので、布で覆うように指示されました。私はひざ掛けを使用して対応しました。

  2. カメラ操作の注意点

    • 試験監督から「机の下を見せてほしい」など、詳細な指示がありました。

    • 私の場合、有線LAN接続だったため、ラップトップのカメラを動かすのが非常に難しかったです。可能であれば、無線Wi-Fi環境で受験することをおすすめします。

試験中の状況

  1. 監督官とのやり取り

    • 試験中、試験内容に関する質問をした際、たとえば「2つおかしい文章があるがどれか(3つ選択)」という問題文が不明確で質問しました。しかし、試験監督はテストの内容を見ることができないため、回答できないと説明されました。

    • 試験中はカメラがオンの状態で試験を行います。質問や困った場合はチャット機能を利用でき、試験監督からすぐに返信がありました。

  2. カメラやマイクの注意点

    • 試験中、特定の動きが禁止されることはありませんでしたが、カメラが常に適切な位置にあることが求められます。


英語対応に関するアドバイス

当日の試験官は、お名前からすると中国の方だったと思います。
日本語は日常レベル会話ですが、なんとかコミュニケーションがとれました。

  1. 試験監督とのやり取り

    • 試験監督は日本語で対応してくれましたが、画像のアップロードまでは全て英語で指示が表示されます。

    • 特に、スマホを横向きで使用するよう指示があり、少し苦戦しました。これは、試験監督と音声がつながる前の画像アップロードの段階での内容です。

  2. 不明点の確認方法

    • 試験監督に質問する際、音声でも試験中のチャットでも日本語が使用可能でした。ご安心ください。

まとめ

Tableau Desktop Specialist認定試験のオンライン受験は、柔軟性が高く便利ですが、その分、事前準備と当日の対応が重要になります。
オンラインの認定試験の情報があまりなく、私自身色々と調べていたので、私の実体験が、皆さんのお役に立てばうれしいです。
特に、無線Wi-Fi環境を活用し、パソコンのカメラ操作をしやすくしておくと便利です。

準備を万全にして、自信を持って試験に挑んでください。


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