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コトトバ、フタタビ。

近頃、ラジオを聞きましたか。

僕が「Zoom疲れ」「オンライン疲れ」を覚え始めて、これはどうしてこんなにも疲れるんだろう、と考えたとき、必要以上に視覚情報に気を取られて、本当は全力で集中したい大切な「言葉」に集中し切れないもどかしさがあるからだ、と気づき、聴覚情報だけで純粋に「音」に集中できるラジオが、いまの僕にはちょうどいいメディアなのかもしれない、と考え出した頃、グッドタイミングで「ラジオやらない?」と声をかけてくれたのが、僕がタッキーと呼んで慕っている長野市の兄貴、瀧内貫さんだった。

タッキーは、2013年8月に栞日を開業して以来、地域課題をその地域のプレイヤーと一緒に考える「まちの教室」をはじめ、書き出したらきりがないくらい、さまざまな場面に僕のことを誘ってくれているディレクター&デザイナー。

光栄にも初回のゲストにお招きいただき、スタートを切った「ラジオっぽい」YouTubeライブ配信「コトトバ」は、早くも第1タームの全3回を終え、先日から第2タームがスタート(YouTubeチャンネル「コトトバにすべてアーカイブされているので、気になったみなさんには、ぜひチェックしていただきたい)。どれも聞き応えある内容で、僕もすっかり熱心なリスナーのひとり。「コトトバ」がある朝は、店がオープンする7時から1時間のあいだ、栞日のBGMを「コトトバ」にして店内にお届けしているくらい(もっぱら僕が耳を傾けている)。

その「コトトバ」が、あしたの朝も配信される(毎度ご案内が直前になってしまい、申し訳ありません!!)。ゲストは、松本が誇る良識ある印刷会社〈藤原印刷〉の跡取り息子、藤原隆充さん。僕がミッチーと呼んで慕う、この街の兄貴だ。

ミッチーも、タッキーと同じく、開業直後の栞日を訪ねてきてくれたのが「はじめまして」で、以来、この時代の印刷・出版カルチャーに向き合う同志として、さまざまな場面でチャレンジを共にしてきた。このコロナ禍に陥ったあとも、外出自粛で学びも遊びも制約された子どもたちの創造性を解き放つために「大きな紙」を配ったり(栞日も配布場所として参加)、街場のテイクアウト情報を集めて束ねたWEBマガジン『to go MATSUMOTO』を自社サイト内でリリースしたり(栞日も掲載店として参加)、印刷会社だからこそできるクリエイティブな地域貢献を次々に繰り出している(昨日から「大きな紙」企画の第二弾として、レターセット「お元気ですか」の配布を自社で開始)。

このふたりのクロストークは、間違いなくおもしろいだろうなぁ、楽しみだなぁ、と思っていたら、なんとタッキーが「サブゲスト」枠に僕のことを呼んでくれた。

と、いうことで、あす 5.13[水]あさ7時から、敬愛するふたりの兄貴のトークに交ぜていただき、2度目の「コトトバ」出演です。今回は「サブゲスト」だし、「メインゲスト」のミッチーが「朝っぱらから堅苦しい話聞きたくないと思うので、ポップでファンシーな感じでいこうと思います」と宣言しているので、なるべくおとなしく(いや、僕もポップでファンシーに!)いこうと思います(できるかなぁ)。

平日の早朝ではありますが、ご一緒いただけるみなさんは、ぜひ。聞き流すもあり、聴き入るもあり、です。ラジオですから。

菊地徹 / 栞日

コトトバ # 05

▼ 配信日時|2020.5.13[水]あさ 7:00-8:00
▼ 配信方法|YouTube Live
https://youtu.be/WDWb51mC77Y
▼ ゲスト|藤原隆充[藤原印刷株式会社 取締役]
▼ サブゲスト|菊地徹[栞日代表 / 企画・編集・執筆]
▼ モデレーター|瀧内貫[株式会社コトト代表取締役 / ミリグラム株式会社取締役 / まちの教室ディレクター]
▼ アシスタント|草野エリ
▼ サポート|小口真奈実・間藤まりの・宮坂詩織 他
(以上、敬称略)

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