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#1 <テレワーク>プチ田舎暮らしnote テレワークとプチ田舎の自分的相性3選

こんにちは。
僕は現在、東京駅周辺の会社に勤める(勤めていた)入社3年目の会社員27歳独身です。

昨今の世界的な事情で、僕の会社も初めての緊急事態宣言の1ヶ月前から在宅勤務が始まり、もうすぐ在宅勤務歴が1年半になります。
職種の関係上、在宅勤務が難しい職種も世の中にはたくさんあるかと思いますが、僕の場合は運よく場所に関係なく仕事ができる職種だったため、在宅率95%の在宅ワーカーになりました。

そんな独身の企業勤めで在宅ワーカー27歳の僕、2021年7月から都心から電車で1時間程度のプチ田舎に引っ越しをしました。

元々高校生まで田んぼや畑一面にポツンと何軒か、みたいなそういう風景の中に住んでいたため田舎がどういう場所かはわかるので、都心から1時間程度の場所が「プチ田舎」かと言われると、田舎とは言わないかもしれません(笑)

ただ上京して都心に住んで3年、大学院まで6年間は地方都市に住んでいたため、ある程度都会を知った上で今住んでいる場所が「比較的」田舎と判断した上での独自の定義ですので、ご了承下さい...。

さて、テレワーク✖️プチ田舎にしてよかったことを3つほど書き残そうと思います◎

1. 物価が安い
2. 自然が多く景色が開ている
3. 必要な時に都心に行きやすい

1. 物価が安い

一昔前は都市圏と田舎の物価に大きな差があったのは確かですが、近年の流通網の発展のおかげで都心に出回る食品・日用品の値段は田舎と大差が無くなってきていると思います。
逆に都心や都心に近い郊外の方が激安スーパーの台頭により、値段が安くなっているなどの現象も起きています。

では、僕が感じる物価の安さとはなんなのか。それは、
・地価の安さ
・野菜の安さ
です。

地価の安さは後述しますが、一般的な感覚で都心より田舎になっていくほど地価が安くなっていくのは分かるかと思います。
では野菜の安さとはなんなのか。
これからご紹介していきます。

まずは地価について。
23区内と家賃(1R~1K)で比較してみます。

都心:千代田区 12.71万円
郊外:江戸川区 6.17万円
郊外:三鷹 6.89万円
プチ田舎:家の周り 4.06万円

数字だけ見ると郊外に比べても2/3くらいの相場に抑えられています。
ただ正直に、テレワークでなければプチ田舎に住むメリットは8割減ぐらいします。
というのも、僕自身がプチ田舎に移住したいと思ったの理由が「自宅の作業(仕事)環境が欲しい」「衣食住と作業部屋を分けたい」という思いがあったからです。

僕は元々、江戸川区あたりで6畳1R家賃7万くらいの場所に住んでいました。
コロナ禍でテレワークとなり、衣食住仕事が全て同じ空間...。
メリハリも、リフレッシュも何もない空間での日々で、そんな時マネージャーをしているプロジェクトが炎上...。
朝7時起き→2歩で仕事場(机)に向かう→夜中の0時過ぎまで仕事→寝る
そんな日々を過ごしていました。

心が削られて軽い鬱状態になったこともあります。
流石にこのままじゃいけない、何かを変えて行かなきゃと思い立ち、まずは生活習慣を変えるもあえなく撃沈...。

次に何を変えようかと思った時に、ふと「そうだ、仕事と生活を分けるために広い家に引っ越そう」と思い立ちました。
しかし、僕が求める生活ができる物件は僕の一般的な会社員の予算では23区内にはなく、また都心に近い郊外だとしても結局狭い家になってしまい、衣食住と仕事の区切りにならないと思い、田舎を選びました。

その結果。
今の生活は家賃7万円の2DK。
仕事(作業)と生活の空間を物理的に分けることができ、また後述しますが、田舎ということもあり一歩でれば小川が流れて田畑が広がり...。

仕事の忙しさは変わりませんが、メンタルの改善と言葉には出来ない充実感を得ています。

続いて「野菜の安さ」

激安スーパーの台頭で都心でも加工品も安く出回り、また野菜もそれなりに安く手入る時代になりました。
ただ僕が田舎に引っ越してきてびっくりしたのが野菜の安さ。

そこらへんのスーパーとは比べ物にならない安さ。

その理由が「個人直売所」「JA直売所」の存在です。
イメージしてみてください。
自宅の隣の農家さんが野菜や果物を激安で直売しているんです。
23区内で「野菜の直売所」を目にしたことありますか?(最近餃子の無人販売所はよく見かけますが...(笑))

僕の家の周りでは田畑が広がり、その農家さんが軒先で野菜やら果物やらを販売しているんです。
立派なネギが2本で100円だったり、ゴツゴツと大きなピーマンが4つ入って100円だったり、最近見るのは梨もよく売ってます。
そんな場所が都心から1時間(正確には40分ほど)に存在するんです。

もちろん安さも助けられていますが、他にもいい要素があって、直売所なのでたまに農家さんがいたりするんです。
買う時に少し話をしたり、近所の人と世間話をする感じですね。
そんな経験は僕に限れば都心ではなかなか経験しなかったことなので、仕事に疲れた日などにはいいリフレッシュ時間になっています。

2. 自然が多く景色が開ている

これは前述していることと被る内容なんですが、家の周りに田畑が広がり、綺麗な皮が目の前に流れていて鯉がいたり。

仕事の合間や仕事の前に散歩に行く習慣ができ、田んぼや畑の中を歩いていると心が解放された気分になり、また頑張ろうと思えたり、逆に頭の中が整理されてこれは今やらなくていいから今日は早く終わってゆっくりしようとか。
こっちに引っ越してきてから心にも余裕ができて、自分にも優しくなれた気がします。
そのおかげで仕事にもメリハリが出て、心の変化だけでなく、仕事以外もこうやってアウトプットの時間や勉強、読書でインプットの時間をとる、そんな行動の変化も出てきていると感じています。

もちろん、今の結果がプチ田舎に引っ越してきたことだけが要因ではないと思っていますが、衣食住と作業に区切りをつけて、またリフレッシュできる環境が身近にあって、身体はもちろんですが、心が健康になってきたからこその今だと思うので、プチ田舎に引っ越してきてとても満足しています。

3. 必要な時に都心に行きやすい

これは結構大きいメリットです。
なぜ「プチ」田舎と定義したか、繰り返しになりますが都心から電車で1時間弱の場所のため、休みの日や、急に会社に行かなければいけなくなっても都心に出やすいんです。

僕自身、元々登山をする身で自然とか山の麓の田舎の風景とかが好きで憧れていたのでこっちに引っ越してきたのもありましたが、決して都会が嫌いなわけではありませんでした。

友人は東京で仕事をしている人も多く、コロナ前はよく飲みに行ったり遊んだりしていて、都心のどこか雑多な感じも好きでした。

都心に行く用事が0な訳ではなかったので、今の暮らしをしていて、一番大きいメリットが都心に行きたいと思った時に物理的な距離があまり気にならないぐらいのところに住めているということです。

毎日1時間〜1時間半かけて会社に行くのはしんどいので、もしテレワークではなかったら僕もこの場所の引越しは考えていなかったでしょう。
でも今は基本的に家にいて、でもプライベートで都心に行くこともたまにあるんです。

僕の場合、毎日都会的なことに用事があるかと言われるとNoで、
例えば毎日飲み歩く、クラブに行く、渋谷で買い物、とか毎日、毎週そういうことはないので、
でも一方で1週間に一回、もしくは2週間に一回くらい友達と会ったり、何か欲しいものを買いに行ったりで都心に行くことはあって、
その時、頻度と物理的距離を考えて天秤にかけた時、僕の行きたいと思った時に電車で1時間弱かけて都心に行けるというのは距離的には全然苦にならないなと思って、今こっちに引っ越しています。

もちろん、この感覚には個人差があって、毎日遊びたい人、飲みに行きたい人、美味しいものを食べにめぐりたい人などには今僕の住んでいる場所は向きません。
(なので周りには独身層はかなり少なく、ファミリー層が多い印象です)

ただ、この場所はこんな僕の生活や考え方、趣向にあった場所なので、是非似たような考えの人がいれば参考になれば嬉しいです。

おわりに

色々と書きましたが、結局個人でどういう生活があって、何を生活の中で優先するかで住む場所は決めていいと思うので、独身プチ田舎暮らしは一つの参考にしてもらえるとありがたいです。

この話は色々と続けて話していきたいなと思っているので、是非覗いてみてください。

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