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ビタミン便 No.7


偉人たちの名言などを通じて心の栄養・ビタミンを届けるnote
『ビタミン便』

今回は〔嫌なものほど 編〕です。

日々を過ごしていると嫌な思いをすることがあると思います。
”あると思う”というよりも、あることのほうが多いように感じるのは気のせいでしょうか。

嫌な上司や同僚、気の合わない友人、ふってわいた災難。

そんなことがあったときの1つの考え方として紹介したい言葉があります。


今回、紹介したいのは、

他山の石、以って玉をみがくべし
引用:『詩経』

私が考えるこの言葉の意味として、どんなことことでも自分を磨く材料になるということです。

嫌な物事からはつい距離を置いてしまうものです。
決して、それは悪いことではないですし、自分自身を守る1つの方法だと強く思います。

しかし、そういった人やモノから学び取れることも少なからずあるのも事実です。

反面教師という言葉もありますが、人の良くない点を客観的に見て、自分を見つめなおしたり。
指示通りに仕事を進めてくれない部下を見たときに、どうすれば仕事をスムーズに進められるのか検討・改善したり。

あえて手間をかけたり、ストレスを抱えることは無駄だと考える人もいるかと思います。
余計なことをせずに最短で最良の結果に行き着けばいいのでしょうが、なかなかそうはいかないことが多いです。

野球選手のイチローさんの言葉で、最短で完成した選手には野球選手としての厚みがない、と言っていたのを聞いたことがあります。
結果として、紆余曲折しながらも進んでいった人のほうが、強いと。

改めて、決して強いストレス環境に身を投じてほしいわけではなく、たまには臭いものも食べてみればわかることもあるのではないか、という話でした。

では、また。

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ヤマタケ
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