「手放す」こと~こんまりさんの片付け~
前回は武田双雲さんのお話をしました。
その双雲さんから、「こんまりさん」の言葉が出ました
私は、以前「こんまりメソッド」シリーズの
「ときめきの魔法」片付けの本を愛読していました
え!! と双雲さんの口からこんまりさんの言葉が出て驚きと喜びの感情です
感謝、ということを物を手放すときに行うことに、
非常にシンパシーを感じるということでした
私は、こんまりさんの片付け術を参考に
一度家をきれいにすることに挑戦しましたが
家には私以外に家族もおり、とくに子どもの成長期。
物は増えていくばかりの時期。
仕事も家事もいそがしく、
洋服のたたみかた、しまいかた、そしてお風呂場に物をおかないことくらいしか実践できず、そのまま放置していたのです
いま、ここで改めてこんまりさんに出会えたことに
運命を感じ、ふたたび本棚にひっそりと控えていた
こんまりさんの本を取り出しました
こんまりさんの片付けメソッドでは
自分のいるもの、いらないものを一つ一つ確かめ
ときめかないものとはお別れします
お別れとは、つまり捨てることです
でも、その時に、礼節にのっとるように
手を合わせ、「ありがとう」と感謝を伝えます
それは、
自分にこの要素が必要ないことを教えてくれてありがとう
十分お役目を果たしました、もうあなたなしでも大丈夫、ありがとう
など「ありがとう」の中にその物との関わりと意味をしっかりと感じること
それが大切なのだろうと思います
必要ないのに、つい買ってしまった
買ったからにはちゃんと使わないと
貰い物だから捨てられない
いつか使いそう
そんな過去への執着、後悔、しがらみなどが私たちの手放しを邪魔します
けれど、未来、自分のやりたいことにそのものは要素として必要なのか
ときめきで
捨てるものをきめるのではなく、残したいものをきめていくこんまりメソッドは
残したい理由をはっきり口にしていくことで
手放す理由も明確になるのです
物理的ではないものも、同じだと思います
こんまりさんの伝えたいこと
双雲さんの伝えたいこと
この2つを行き来しながら
私は手放しの大切さを心に強く、色濃く感じました