【看護師シリーズ】本当に視えたんですよ②
前回、幽霊さんを視ましたということを書きました
その時は突然でしたが、心から恐ろしかったです
(怖い人だったので)
でも、とはいえ、夢だったのでは、とも思いました
怖い怖いと思っているから、夢を見たのではないか
ですので、視えていない時と同じように、まだまだ怯える日々でした
ところが、昼間休憩しているときのことです。
その時は小さな部屋に4人で休憩していました
4人で机を囲んで談笑していました
その時に、入り口から白い塊がふよ~と入ってきて
私たちの机の上をふよ~と通って、
壁の中にふよ~と入っていきました
大きさ的には人くらいの大きさがありました
え? え? え?
とは思いましたが、おかしなことがあったときには
平常心を保つように言われていたので
心は波立っていましたが、知らぬふりをして話をしていました
白いものが壁に消えて しばらくしてから
一人が
「ねえ、、あの、、さっき、あれだよね」
と言葉を濁しながら言いました
それをきっかけに
「やっぱみえた?」
「間違いじゃないよね」
と大騒ぎ
全員が視ていました
「まってまって! 確認確認」
みんな興奮しています
「どこから入ってきて、どこに消えたか、まずはいっせ~のせで指さそう」
一緒です
「何が視えたかいっせいのせしよう」
白い塊
と言ったのは私を含め2人
あとの2人は白い服をきた女の人、とはっきり視えていたようです
これが、はっきりと私は幽霊を視ることができたという確信をした
初めての体験です
一人ではなく同じものを感じることができたというのは強いですね
やっぱり幽霊はいるんだ~となんだか複雑な気分になりました
そしてこのことをきっかけに
私はむやみに幽霊が怖いと思わなくなりました
不思議なことに、視える方が怖くないんです
人はよくわからないことを怖がるのかもしれませんね
かくして、よく言う
生きてる人間のほうがよっぽど怖いわ
という心境に至るわけです
4人で同じものを確認する、というのは後にも先にもこの時だけでした
2人で同じものを確認することはこの後もありましたが
多人数でみることは少ないのかもしれません
とはいえ、人間と同じように良いものもいれば悪いものもいるし(たぶん)
なにより関わらないほうが良いに限ります(たぶん)
この後、この病院ではまだまだまだまだ信じられないものを目にしました
それはまた別の話