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【応援読書.vol-12.ただいま、日本】
シュウです!
「挑戦」と「応援」が循環するコミュニティを作るためにnote を書いています!
もうかれこれ5年くらい海外に行ってないけど、改めて車いすで海外行きたい欲が湧き出してきています。
さて、今日はあの乙武さんが海外37ヵ国を車いすで旅をしたことを中心に書かれた書籍を紹介します。
さらっと37ヵ国行ってるけど、めちゃくちゃ大変なはず。でも、車いすでの大変さなんてあまり記載されてなくて、普通に乙武さんが海外で感じたことが書かれてて、誰が読んでも面白いと思います。
書籍の紹介
タイトル:ただいま、日本
著者:乙武洋匡
あらすじ:日本を飛び出した乙武洋匡が、電動車椅子で海外移住も視野に入れた世界一周の旅へ! LGBTQ、障害者、難民……。世界のマイノリティと触れ合い、あらたに見えた日本社会の姿とは?
旅で出会った人々
●ロンドンパラリンピックを成功に導いた立役者は自身も障害者
●アウシュビッツ唯一の外国人公認ガイドは日本人だった
●空爆で手足を失ったパレスチナの車椅子先生
●東南アジアを股にかけるビジネスマン
●ルワンダで20年間義足を作り続ける日本人女性
大炎上した乙武洋匡が、人生の次なるステップに選んだのは海外移住!? 一年間で37か国を回る旅が始まった。LGBTや障害者、難民など、世界のさまざまなマイノリティと触れ合うことで得られた“気づき”の数々。
これまでにはなかった視点から、あらためて見えてきた自分自身、そして日本社会の姿とはどのようなものなのか。人権問題やバリアフリー、歴史問題から文化・気候・食事まで、電動車椅子から見下ろした世界を捉える。
この本に応援される人
・日本の社会に閉塞感を感じている人
・自分にコンプレックスや社会的ハンデを感じている人
・何かに挑戦している人
本を読んで出来る3つのアクション
・世界のバリアフリー事情を調べてみる
・改めて日本の良い所と悪い所を自分なりに考えてみる
・自分に出来る事を他人と比べずやってみる
刺さったフレーズ
・「この世界で、特に日本では乙武洋匡じゃないとできないことっていうのがあるはず。それをやらずにビジネスをやるのは、何か乙武洋匡の無駄遣いな気がするけどね」
・「他人に迷惑をかけるな」から「他人の迷惑に寛容であろう」へ──。
・どんな境遇で生まれようとも、同じだけの自由が与えられ、同じだけのチャンスが与えられる社会を築いていくことならできるはずだ。きれい事だと言われるかもしれない。そんな社会を実現することなど不可能だと言われるかもしれない。しかし、「だから、諦めろ」という社会に、私は生きたくない。
まとめ
先日たまたま乙武さんの「乙武義足プロジェクト」に行くにあたって、まだ読んでなかったこちはの本を読んでいたら、まさかのその3日後に乙武さんが参議院議員選挙に挑戦すると発表されて、なんともタイムリーな書籍となりました。
乙武さんのことは自分が10年前に怪我する前から当然存在は知っていたけど、怪我をして自分が障がいを持ってからも正直そこまで興味を持っていませんでした。
何となく興味を持ったのは乙武さんがあるスキャンダルで日本全国から叩かれた時で、どこかで普通のタレントや有名人の時の叩き方とは違う感じがしたからです。
健常者も障害者も「同じ人間やのになぁ」と思って、政界に進む話も壊された乙武さんのことを心の中で同情してました。
それから数年経って、ある日乙武さんが義足で歩くと言うプロジェクトを始めると言う記事を見かけて、そこから乙武さんの書かれた書籍を読み漁りました。そして「四肢奮迅」の出版講演に行った時に、自らの体験と共に説得力のある話を話されている姿を見て、こういう人こそ政治家になれば今の日本を変えてくれるのになぁと思ったのを覚えています。
この本を読んで1番心に響いたところは「乙武洋匡には乙武洋匡にしかできないことがある」と書かれていた部分で、人それぞれ何かしら役割があって、自分自身も改めてその部分について深く考えるきっかけとなりました。
これからの乙武さんの活動を注目しつつ応援していきたいと思います。