自分が一番でいい
わたしは、人の名前が覚えるのが苦手だ。
もちろん、友人や親しくしている人の名前は覚えているのだが、
社内の人や取引先の名前をなかなか覚えられなかった。
そのことで、注意されたり、「人に興味がないんだね」と言われたこともあった。
それで悩んだこともあったし、記憶力の悪い自分を責めたこともあった。
けれど気付いた。というより、認めた。
わたしは“他人にそこまで興味がない”がないのだ。
仕事上ではすぐに人の名前を覚えられたことの方がメリットだ。
しかし、他人に興味がありすぎると、デメリットもある。
人の噂が気になってしまったり、何か言われたときに気にしてしまう。
わたしは、あまり社内の〇〇さんはこういう人だ、□□さんは実は△△なんだ、という話に興味がなかった。
ただ、他人にどう思われるか気になってしまうときもある。
あれ?他人に興味なかったはずなのに、なぜだ?
よく考えていくと、“自分”が他人にどう見られるかが気になるのだ。
“自分”が関わっているから、気になるのだ。
社内の人や他人のことで、“自分”に関係ないことには興味がなかったのだ。
当たり前のことなんだけど、“自分”が一番だった。
だから、自分を一番に考えたいし、
周りの意見を気にするのではなく、
まずは、自分がどうしたいか、を考えていきたい。
周りの人を大切にできるのも、自分を大切にしているからだ。
日本人の気質なのか、自分が一番!と思うのって結構難しい。
ワガママや自分勝手と思われないか。
けれど、自分を大切にしないまま周りを優先すると、
自己犠牲で、いつか苦しくなってしまう。
一番に、自分を大切にしようと思う。
色々な情報や周りの意見に振り回されて、自分の気持ちを忘れてしまいそうになっていた。
もっと、自分の思っていることや感情を大切にしていこう。
自分が一番がいい。