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その11 眼○市場の店員氏と補聴器を巡るプチバトル〜!
その10からの続きです。
11月9日
母宅にてPCのLINE使えるようにしてQRコードリーダーの使い方レクチャーした帰り際に、車の保険料を払ってほしいと言い出した母。 彼女が乗っていた車に私が我が物顔で乗っているのだから保険料13万払えと。
が、私には到底無理!
どう頑張っても無理!
逆立ちしても宙返りしても無理!
だいたい「我が物顔」ってナニ???
私に母の車に乗れと言い出したのは、当の本人であるにもかかわらず・・・。
しかも最近はガソリン代を払わないと言い張り、払ってくれないし。
半分づつ払うという約束はどこへ?
私は、こういう一連の発言を私はイジワルだなぁと感じるし、正直、なんかもう顔も見たくなくなる。元来、人間がそう出来ていないので、ガンガンお金を請求してくる母の気持ちが謎すぎて、サポートしようとする気持ちが急降下していく。
憂うつ・・・。
と、LINEで弟たちに愚痴ったら・・・
弟2号は言う。
大変だね?
そういうやりとりが発生するのを完全に止めるのも難しい。
文句を聞くのも「車の使用料」と考えられれば良いんだろうけど、まあ難しいよね。。
で、弟1号の意見はこう。
前にも言ったが正面から受けて何もしないのではなく 「そんなことを言わないで」と返すのも重要なコミュニケーション。
それか一度大げんかしてみるか?
なるほどね?
大げんか上等!
いっちょやったるか!
と意気込んで出かけたら、妙にしおらしかったりして日によってあまりにも気分が違いすぎる母なのであった。
私は、基本、母のために良かれと思ってサポートしているつもりだが、こう立て続けにお金お金お金〜!と言われると、なんだかバカバカしくなってくるのはどうしたって否めない。 先達に言わせると、自由に動いたりしゃべったりするうちが一番大変らしいのだが・・・。
11月14日
補聴器が聴こえにくいとのことで眼○市場へ。
12時半の約束を12時と勝手に思い込んでいて、母が半分キレながら待っているというヤバめの幕開け。最近、時間の思い違いが増えてきている。
聴力検査では高度難聴とのこと。物理的な音ではなく言葉を聞き取る力は、50%くらい。が、現状。 で、今使っている補聴器は、リサウンドのハイグレードモデル(5年落ち)。 つまり、これ以上の機能を備えた機種は存在しないのではあるが、幸い機械の方が進化しているので、同じハイグレードモデルでも2024年製の方が性能は格段に優れているとのことだった。
お試しレンタルも可能だというので、ワイデックスのハイグレードモデルをお借りしてきた。(リサウンドのハイグレードモデルはレンタル用が無いらしい)。
実は、最初店内で試すだけですと店員氏がおっしゃるので、申し訳ないけれど〇〇万円もする物を買うか買わないか?をそんな短時間では決められないと突っぱねてみた。
すると、あろうことか、店員氏、今度はリサウンドの低ーいグレードのものを貸し出そうとしたのである。
おかしいでしょ?
おかしくない?
「2000ccの車が欲しいと言っている人間に500ccの軽自動車に乗ってみてくださいって言いますか?それと同じですよ?意味無いと思いますけど?」と頭より先に口が動いてしまった。
が、言ってみるものである。
そしたら、ワイデックスのハイグレードモデルが登場してきたのであった。
なんだ、あるじゃん!
この間、文字通り母はツンボ桟敷(これって差別用語?)。補聴器外しちゃうから。
補聴器買いに行っているのに、本人関われないってなんか変じゃない?とモヤモヤしつつも、ワイデックスのハイグレードモデルをレンタルしてきた。
で、2〜3日装着してみて使い心地を試すことになったのだが、紛失すると弁償なのでめっちゃ怖いものがある。もし買うとなると○○万近い買い物になるのよね・・・。 なので、今使っている補聴器をアプリで調整してみたりもして、それとワイデックスのハイグレードモデルの使用感を比較してみて決めたらいいかもね?と、母と話をする。
つまるところ、元々の聴力があまり無いので果たしてデバイスのパワーでどこまでカバーできるのか?問題が存在している訳。これが大前提。
その上で、進化した2024年製ハイグレードモデルに賭けるのか、現状品を調整しながら使うのか、考える感じっていうか?
と、ざっくりLINEで弟たちに報告する。
弟1号の返信
○○万かあ・・・。
母は聞こえているものは聞こえているので、他の聞こえていないものはわからないから、不自由度は母よりも周囲なんだよね。
その夜、母から電話あり「充電の仕方がわからへんから明日にでも来てほしい。」
ああ・・・。
11月15日
午前中、ショップさんから電話ありメーカーからリサウンドのハイグレードモデルをレンタルできるよう手配しましたとのこと。
店員氏やれば出来るじゃん!
〇〇万の物を売りたいんだからそのくらいはしましょうね?
ワイデックスの充電器をセットしに行って、ついでに今使っている補聴器の調整をアプリで試みる。
両方比べてみたところ、2024年製のワイデックスハイグレードモデルよりも5年落ちリサウンドの方がよく聴こえると言う。
ほほお?そう来たか。
メーカーによって音の質が違うから聴き慣れているというのもあるだろうが・・・。
というわけでワイデックスのハイグレードモデルはあえなく却下。
次に2024年製リサウンドのハイグレードモデルと聴き比べて検討することになった。
パソコンのLINE(しょっちゅうログアウトしちゃうのでチェックする必要があるのだよ)を繋いで返信を手伝っていたら、ブラインドタッチを忘れてしまって打てなくなったと言う。母、ブラインドタッチを覚えたのは高校生の時だと言っていたから、ヤバくね?と思う。居間の机を日本間に移動してから帰宅。今日は良いお婆さんだった。
11月20日
リサウンドのハイグレードモデルを借りに行くが最上位機種は借りられなかったとのことで、そのワンランク下の補聴器が用意されていた。と、PC画面で店員氏が出力90%にて調整しようとしているのを発見。90%なら今の補聴器より聴こえるのは当たり前じゃん?なんかズルくない?詐欺とまでは言わないが、人の弱みにつけ込む的な?
「今の機種75%に調整しておりますので75%でお願いします。」とキッパリ言う。
しかも、返却の日を決める際に「○日がいいです。」と申し上げたところ、「自分、その日は休みなので、違う日にしてもらえませんか?」とおっしゃる。なんらかのインセンティブが発生するのかもしれないが、店員氏の休みに合わせてほしいとフツー言うかな?そういうもの?いつからかこの国の常識変わった?
その日は、とにかくリサウンドの補聴器を借りてきて今使っている機種と比較してみることにしたのだが、母によれば「そう変わらへん。」との事だった。せっかくなので、教えていただいた店員氏お休みの日にわざわざ返却に行った。
私も人が悪い。
だって、店員氏、ゴラム@ホビットみたいなんだもん。
結局、今使っている機種の出力をもう少し上げて使えばいいねという結論に落ち着く。補聴器問題に振り回されて、気づいたらもう11月も終わろうとしていた。
補聴器も補聴器かもしれないが、最近の母、「かまってちゃん」みたいなところが出てきたのではないか?
ふと思う。
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