忘れ去られた書物達を訪ねて
この世界には無数の文章が存在する。それは人類の叡智の結晶であり、かけがえのない財産だ。現にこの記事がアップロードされているnoteというサービスには日々様々な人間によって様々な文章が投稿されている。
そんな文達をまとめ、保管できるようにしたものが本や書物である。人類史の最初期から書物は作成され、我々の発展に大きく貢献した。特に価値のあるものは現在まで保存されているものもある。しかし反対にあまり人目に触れない隠れた名作というものも存在する。歴史的な価値が高いのにも関わらず、一部の人間にしか知られていないのだ。今回はそんな忘れ去られた書物達をご紹介しようと思う。
■ウンコプリプリニウス叙事詩
英雄ウンコプリプリニウスの日々の排便の様を描いた叙事詩である。古代ギリシャに書かれたとされているが正確な年代は不明。記述に後世の様々な作品に共通する部分があり、特に白、赤、黒、青の大便が順に登場する場面はヨハネの黙示録に登場する四騎士の元となったのではないかと考えられている。
■しっこかいーもん!ジョ〜
死海周辺で見つかった最古の聖書、死海文書の隣に置いてあった謎の書物。現在はヴァチカン市国の隣にある謎の小国家「ビチウン屁国」に接収されたため内容は確認できないが、一説には放尿の音を『ジョ〜』と表現した最古の文章ではないかと言われている。
■ビチ?わ、人便!
魏の時代に編纂された地誌の一種で、「屁人」と呼ばれる民族について書かれたもの。この屁人とは古代日本人であるという説があるものの登場する地名の多くが未確認のものであるため創作に過ぎないとする意見も強い。
■奥のほそうんち
江戸時代の俳人、松ドバ尿が肛門の奥に確かにまだ残っているのにいくらいきんでも出てこない便をなんとか出すために旅をする道中で詠んだ句が収められた句集。日本の風流の心が表現された俳句は後世に大きな影響を与えた。
いかがだっただろうか。どれも文学史に残すべき名作ではあるがいかんせん光の当たらない書物達である。今回紹介したのはごく一部に過ぎない。ぜひ読者の皆様方もこのような忘れ去られた書物達に目を向けてみてはいかがだろう。
最後に、皆様にかのプリ沢諭ケツの著書『肛門のすゝめ』からこんな言葉を送ってお別れとしたい。