CYNHN / 歌声について
まずはじめに。2/2に発売しました「Blue Cresc.」のCD購入いただきました皆様、まことにありがとうございます。もちろんサブスクだったり、配信ダウンロードで聴いていただいてる皆様にも感謝でございます。
アルバムの作品意図としてお伝えしたいことがたくさんありますが、まずはアーティスト、メンバーが考えて語る事が真実だと考えているタイプで、時間を置いて補足のように発信していけたらと思ってました。とはいえちょっと、、時間が経ってしまいました。
✨今回はCYNHNのメンバーの歌声に関して✨
最近は身近な人だけでなく、業界内でも「CYNHNさん良い曲ですねって」っていうコトバを頂くことがあって。
レーベル担当として、とても嬉しく感じています。が、
個人的にはメンバーの歌声が良いから「良い曲」なっているとずっと思ってます。
もちろんクリエイターさん、作家さんにいただいた楽曲は本当にステキで、良い曲なのは間違い無いと思って、世に出させて頂いてます。が、
「演者、アーティストが良い声なんです!」
あの名曲だって、あの方が歌っているから良い曲だし、やはり息づかいやその人の歌の周波数が、オケに対してうまく混ざる質感だったり、そういったものが前提で良い曲、良い音源、そこから売れる楽曲になるのだと思ってまして、
だからいつか、初見の人にも「CYNHNのメンバーさん、良い声ですよね」って言われる事をもっともっと増やしていきたいと常々思ってます。(もちろん現状でも歌声が良いよねって言ってくださる方もいらっしゃってますし、増えてきています)
それに対して、曲のメロディが複雑だったり、テンポアップしている曲が多いということで、歌声をしっかり表現するのがちょっと難しいのでは?
という意見も頂くことがあります。
そしてライブではメンバーさんはそれを踊って歌うので、歌唱に関してより難しくなりますし、もっと"普遍的な"というか、わかりやすいメロディーを歌うべきなのでは?なんていう声を頂くので、それは徐々に。徐々に考えていきたいと考えてます。
(CYNHNのダンスは結構難解だと思っていて、メロディーも難しいです。それを歌って踊るのは改めてメンバーさんすごいなって思っています,,,)
昔の事を思い出します。
3rdシングル「タキサイキア/ So Young」のリリースイベントの渋谷ヴィレッジヴァンガードで、「So Young」の歌唱のとき。
ソロの歌唱に「被せ」(=歌入り音源(の歌唱)に合わせて実際に歌っている)を入れたライブ音源で披露した時に、ファンの方から
「ヴォーカルユニットに音源被せはどうなんですか?」
と厳しく指摘頂いたことを今でもおぼえてます。
ヴォーカルユニットとして、歌声を売ろうという制作担当が、「被せ」というメンバーの歌声入りのライブ音源でファンの方にお届けするという、、
その当時の経験からも、演者、アーティストの歌声、息遣いを表現できるように、大切にしていこうと思っております。
声が大事ということになると、当然MCも大事で。
表情だけでなく、声色一つで、そのアーティストが自発的に楽しんでいるのか?その声が幸せできる声をしていたら、それが聴く人に伝わってファンを増やしていくだと思います。(台本通りのMCを聞くと、それは機械的になるというか、棒読みになってしまうので、個人的には大人の人が大きく介入しないMCの方が好きです。)
またポエムみたいな感じですいません。
伝えたい事は、「Blue Cresc.」はレコーディング時に、メンバーさん自ら、歌のニュアンス、声色だったりにこだわった作品です。昔は指示されるだけの歌レコーディングも今は自分たちでこだわっています。そう言ったところから青が強くなっている感覚を感じてもらえたらと思っております。
是非手に取ってアーティストの歌声を聴いてくださいませ🙇🏻
次は、新曲それぞれのことに関して、そして4人での再録をなぜ行ったのか?など話していけたらと思っております。
引き続き、CYNHNをご愛顧、よろしくお願い申し上げます。